私は2016年にJGC修行をして、既にJGC取得を済み。そして、ダイヤモンド、JGCプレミア、サファイヤ、JGCの比較をした結果、個人的にはJGCがあれば十分との結論に至りました。
しかし、どうしても未だ見ぬダイヤモンドやプレミアの世界に未練があり、2019年はJGC修行(プレミア)をすることにしました。
JGC修行をすると決めたので、計画を立ててみようと思います。
【追記】ダイアモンド達成までの実績はこちら。
JGCプレミア修行の基本方針
闇雲に修行しても、コスト増になったり、楽しみの無い修行になってしまいます。JGCプレミア修行を有意義なものにするためにも、最低限の基本方針を立てます。
目的の無い羽田=那覇の単純往復はしない
もう羽田=那覇の単純往復を何回したことでしょうか(汗)
羽田=那覇の往復でFOP単価の良い最安値を狙うと、時期にもよりますが、
- 羽田発:早朝便 or 14時台の便
- 那覇発:20:50の最終便
で最安値が設定されていることが多いです。もちろん普通席です。
羽田を14時台に出発すると那覇到着は18時前、那覇発の最終便は20:50。
これでは全然観光ができません。普通席なので、フライトそのものを楽しむこともできません。
こんなフライトを何回もしても、不毛以外のナニモノでも無い。過去の経験からも、目的の無い羽田=那覇の単純往復は今回はしないつもりです。
沖縄観光とか、OKA-SIN、国内線ファーストクラス体験など、目的があれば単純往復もアリだと考えています。
なお、羽田発の早朝便は6時台。個人的には無理ではないですが、まだチャレンジしたことがありません。このフライトを利用すれば、沖縄観光が可能になるので、気が向いたら取り入れます。
FOP単価で7円台を目指す、でも必須にはしない
コストがかかるJGCプレミア修行においては、FOP単価は超重要!
私も無限にマイルやお金を持っている訳では無いので、修行を満喫しつつもFOP単価は落としたい。
2016年のJGC修行は、FOP単価7.2円でフィニッシュしました。
2019年のJGCプレミア修行では、FOP単価7円台を目標にします。
FOP単価7.2円以下じゃないのかよ
とのツッコミがあるかもしれませんが、燃料サーチャージの高騰もあるため、少し弱気な目標としました。
また、コストを意識しすぎるあまり、JGCプレミア修行がつまらなくなるのは避けたい。必須ではなく、ゆるーい感じでFOP単価7円台を目指そうと思います。
国内線FOP2倍キャンペーンは最後の切り札
2018年に獲得したFOPはギリギリで30,000FOPを超え、2019年はJGCクリスタルとなりました。そのため、国内線FOP2倍キャンペーンを利用できます。
ですが、個人的にはこのキャンペーンを2019年のフライトで利用するつもりはありません。2020年のために温存しておこうと考えています。
おいおい、2020年も修行するのか。
とは言え、不慮のトラブルなので計画がくるったり、想定よりも出張が入らなかったときには、最終手段として、国内線2倍FOPキャンペーンを利用しようと思います。
上記の方針に沿うように、JGCプレミア修行の計画を立てていきます!
JALカード会員限定 初回搭乗 FLY ON ポイントボーナスキャンペーン
毎年継続されているお決まりのキャンペーンです。JALカードを持っていると、初回搭乗時に5,000FOPのボーナスをもらえます。
JGC修行をするなら、まずはJALカードを作成して5,000FOPをゲットしましょう。
5,000FOPの威力は強烈で、ざっくり5万円くらいは修行費用を抑えることができます。
2017年度と2018年度にダイヤモンドやJGCプレミアだった場合はプラスして3,000FOPが加算され、合計8,000FOPも加算されます。
私は2018年はクリスタル止まりだったので関係ないですが、威力は絶大です。
JAL Global WALLETステイタスカードで2,000FOP
JAL Global WALLET(JGW)ステイタスカードを保有し、キャンペーン期間中、JAL国際線にJMBマイル対象運賃でご搭乗いただき、海外でJGWをご利用いただいた方に、もれなくボーナスポイントとして2,000FLY ON ポイントを積算します。
JALホームページより
JAL Global WALLET ステイタスカードを利用すると、もれなく2,000FOPもらえるキャンペーンです。
JAL Global WALLETの利用条件はこちら。
- 利用条件:海外でのショッピング、または海外ATM出金(利用金額の条件無し)
- 利用期間:2019年1月28日〜2019年6月30日
修行僧として沖縄経由のタッチは必須
過去にJGC修行とSFC修行をしたましたが、沖縄経由のシンガポールタッチやクアラルンプールタッチを経験したがありませんでした。
修行僧として、OKA-SINやOKA-KULはいつかやってみたいと考えていたので、2019年のJGC修行に組み込むことにしました。
冒頭の基本方針で、羽田=那覇の単純往復をしないと書きましたが、沖縄経由そのものが目的なので良しとしてます。
OKA-SINやOKA-KULなどのルートも封じられる可能性はゼロではないので、できるうちに経験しておこうと思います。
OKA-KULのフライト全体
私はOKA-KULで修行することにしました。単純にOKA-KULを強行すると日程的にも体力的きつい。1回の修行で、TYO→OKA→TYO→KUL→TYO→OKA→TYOの6レグ強行とか無理っす。
という訳で、OKA-KULとクアラルンプール発券プレエコを組み合わせた修行プランにしました。
OKA-SINではなくOKA-KULにした理由は、プレエコと組み合わせる場合、SIN発券よりKUL発券の方が安かったからです。
フライトの全体はこちら。
No | 便名 | 区間 | クラス | 運賃種別 | FOP |
---|---|---|---|---|---|
1 | JL919 | 羽田-那覇 | 普通席 | 先得割引 | 1,476 |
2 | JL920 | 那覇-羽田 | 普通席 | 国際線航空券に含まれる日本国内区間 | 2,368 |
3 | JL723 | 成田-クアラルンプール | エコノミー | S | 2,904 |
4 | JL724 | クアラルンプール-成田 | プレエコ | E | 5,407 |
(東京ストップオーバー:1ヵ月) | |||||
5 | JL723 | 成田-クアラルンプール | プレエコ | E | 5,407 |
6 | JL724 | クアラルンプール-成田 | エコノミー | S | 2,904 |
7 | JL917 | 羽田-那覇 | 普通席 | 国際線航空券に含まれる日本国内区間 | 2,368 |
8 | JL920 | 那覇-羽田 | 普通席 | ウルトラ先得 | 1,476 |
- 運賃合計:191,077円
- FOP合計:24,310FOP
- FOP単価:7.9円
FOP単価で7.9円なら、ギリギリ許容範囲内です。
日程詳細は伏せておきますが、1月に1レグ〜4レグ、2月に5レグ〜8レグを実施します。1回の修行で全8レグを実施するのは、体力的に無理なので。
1月の修行では、文字通りのOKA-KULタッチを強行します。マレーシアには入国しないで、行きと同じ機材でそのまま成田に戻ります。
2月の修行では、クアラルンプールで1泊して観光をする予定です。
ここからは、OKA-KULの予約ごとにフライトや運賃を載せておきます。
前後の羽田=那覇の往復
羽田=那覇の運賃は意外と安く、片道1万円以下の運賃が出ています。ウルトラ先得やスーパー先得なので、75日前とか55日前の予約が必要になるのと、時間帯も限られますが。
那覇発が20:50のフライトが最安だったのですが、万が一大幅遅延が発生すると、羽田からの終電に間に合わないリスクがあるので、1便早いフライトを選びました。
那覇に17:40に到着して、20:05に那覇を出発するフライトがほぼ最安の運賃。
まさに修行僧向けのスケジュール
OKA-KULの往復
定番のシンガポールではありませんが、那覇発でクアラルンプールに行きます。
那覇=羽田の往復は、国際線航空券に含まれる日本国内区間として扱われ積算率がなんと100%。
なお、ANAもかつては国際線に含まれる国内線区間は積算率100%でした。しかし2018年10月1日に改悪してしまい、現在では予約クラスによって積算率が変わってきます。安い運賃で購入すると、国内線区間は30%〜50%しか積算されません。実質、OKA-SINやOKA-KULは封じられているようなものです。
JALには改悪して欲しくない限りです。
クアラルンプール発券プレエコで成田往復
もはや周知のことだと思いますが、クアラルンプール発券のプレエコはとってもお得。KUL=NRT往復を86,207円(RM 3,152)で発券しました。
なお、燃油サーチャージの高騰が原因で、運賃が高くなってます。これが2018年前半なら7万円台だったんですがねぇ。
羽田=宮古島 往復でFOP単価5.7円
オフシーズンの羽田=宮古島で、ウルトラ先得の9千円台の運賃が残っていたため、ポチってしまいました。
- 運賃合計:19,980円
- FOP合計:3,476FOP
- FOP単価:5.7円/FOP
FOP単価で5.7円は、とってもお得です。
一方、80,000FOPも必要となるJGCプレミア修行においては、3,476FOPは少なすぎます。全体のFOP単価には、それほど効いてこない点が残念です。
なお、羽田=石垣島のウルトラ先得でも9千円台の運賃が出ていましたが、私がチェックしたときは、都合の良い日程が売り切れていました。
宮古島は行ったことが無いため、観光か飛行機撮影を楽しむことができるでしょう。鬼門は羽田発が6:40なので、寝坊しないように頑張ります。
クアラルンプール発券プレエコで行くピマ航空宇宙博物館
クアラルンプール発券プレエコの北米行きは、FOP単価7円台からととってもお得。
こちらの記事ではニューヨーク行きで調べていますが、個人的にはニューヨークにそんなに興味が無いので、別の場所で考えました。
私は軽度の航空ファンですが、シアトルの航空博物館でかなり楽しめました。
それ以来、世界の航空博物館に行ってみたいという欲望が湧いてきたため、メジャーな航空博物館がある場所へ行ってみようと思います。
ワシントンDCにあるスミソニアン博物館や、デイトンにあるアメリカ空軍博物館に行ってみたいのですが、こちらはANAマイルを利用して行こうと画策中。
という訳で、アリゾナ州ツーソンにあるピマ航空宇宙博物館に行くことにしました。こちらにはANA塗装がされた、B787-8の試験2号機が保管、というか野ざらしにされています。
ツーソンまでのフライト全体
ツーソンという普通は聞かないようなマイナー都市のため、アメリカ国内で乗り継ぎます。行きはダラス(DFW)、帰りはロサンゼルス(LAX)を経由します。
DFWを選んだ理由は、あえて遠回りをすることでFOPを稼げるから。本当は往復ともにDFW経由にしたかったのですが、帰りはLAX以外だと運賃が高かったので、仕方なくLAXにしました。
LAXでの乗り継ぎの間に、飛行機撮影やラウンジホッピングをするとしましょう。
フライト全体の運賃とFOP単価はこちら。
No | 便名 | 区間 | クラス | 運賃種別 | FOP |
---|---|---|---|---|---|
1 | JL724 | クアラルンプール-成田 | プレエコ | E | 5,407 |
(東京ストップオーバー:約2週間) | |||||
2 | JL12 | 成田-ダラス・フォートワース | プレエコ | E | 6,836 |
3 | JL7426 | ダラス・フォートワース-ツーソン | エコノミー | H | 972 |
4 | JL7563 | ツーソン-ロサンゼルス | エコノミー | H | 716 |
5 | JL61 | ロサンゼルス-成田 | プレエコ | E | 5,858 |
(東京ストップオーバー:約4ヵ月) | |||||
6 | JL723 | 成田-クアラルンプール | プレエコ | E | 5,407 |
- 運賃合計:224,293円
- FOP合計:25,196FOP
- FOP単価:8.9円/FOP
東京ストップオーバーのため、2万円程度は割高になっています。
どうやってクアラルンプールまで行くか
海外発券の厄介な点は、当たり前ですが、出発地となる国まで行く必要があること。下手なフライトを選ぶと、FOP単価の悪化につながってしまいます。
今回、私がどのようにクアラルンプールまで行くかというと・・・
LCCとアラスカ航空のマイルを利用します。
まぁ、アラスカ航空のマイルはバイマイルで購入しているので、それなりにコストがかかってますが。。。
アラスカ航空のマイルを利用すると、JAL便を発券することが可能です。アジア→東京ストップオーバー→アジアを片道として発券でき、必要なマイルはビジネスクラス利用で25,000マイル。とってもお得にJALビジネスクラスに乗れてしまうのです。
プランとしては、まずLCCでマニラまで行きます。LCCは残念ながら有償フライトです。
マニラからの戻りでアラスカ航空のマイルを利用します。マニラ→東京(ストップオーバー)→クアラルンプールを片道として発券します。もちろん、JALビジネスクラスを利用します。
マニラを選んだ理由は以下の通り。
- マニラに行ったことが無いため観光を目的にできる。
- LCCで片道1万円代で行ける。(私が利用する日程だと、他の候補地は2万円以上でした。)
- LCCでギリギリ耐えられそうなフライト時間。(約5時間)
- 帰りのマニラ→成田のJAL便には、JAL SKY SUITE IIIが導入されている。
なお、最終的にクアラルンプールからどうやって東京に戻るかは、まだ決めてません(汗)
無限ループ突入の可能性アリ
ここまででサファイヤ達成、残りは出張フライトで
ここまででご紹介したプランを実行すると合計59,982FOP、余裕でサファイア達成です。FOP単価は7.3円/FOPです。(ホテル代や交通費等を除く)
JGCプレミアまでは、残り22,018FOPですね。ここから先、どのような計画かと言うと・・・
出張フライトでFOP稼ぎます!
「おいおい、全然参考にならないじゃないか」との指摘を受けるかもしれませんが、修行コストを抑えるには、会社の経費でフライトするのが一番!もちろん、正当な仕事の理由があって出張する訳ですし。
出張先を書くと素性がバレるので書きませんが、可能な限りJALに寄せれば、最低でも20,000FOPくらいは溜まると思います。
あとは、気になったセールやフライトがあれば手を出すかもしれませんが、それはそのとき考えます。
コメント
コメント一覧 (2件)
フライトの購入に関して質問なのですが、1番上のクアラルンプールのものは、同時期に8レグをまとめて購入した感じですか?
また、購入した順序など、参考にしたいのでご教授願います
航空券は3つに分けています。
①1+8レグ:羽田=那覇の往復として、国内線を購入。
②2+3+6+7レグ:那覇発のクアラルンプール往復で購入。
③4+5レグ:クアラルンプール発券で東京往復で購入。
空席状況などによる微妙なタイミングで、運賃が高くなってしまうのが嫌だったので、それぞれの運賃を確認してほぼ同時期に購入しました。
③のクアラルンプール発券は予約仮押さえができず、即購入する必要があります。ですので、①と②を予約して確実に抑えてから、③の購入しました。
③を購入してから、①や②が無くなっていることに気づくという悲しい事態は避けたかったので。