クアラルンプール国際空港の「ゴールデンラウンジリージョナル（Golden Lounge Regional ）」はマレーシア航空のラウンジの1つで、主に短距離国際線向けのラウンジ。
ANAやJALの利用者だとゴールデンラウンジサテライトを利用することがほとんどだと思いますが、メインターミナルからのフライト（主に東南アジア周辺へのフライト）であれば、ゴールデンラウンジリージョナルの方がゲートに近くて便利です。
今回は「ゴールデンラウンジリージョナル」を利用したのでご紹介します。
- ゴールデンラウンジリージョナルの基本情報とサービス
- ゴールデンラウンジリージョナルのレビュー、良かった点、残念な点
Tekito短距離国際線向けのラウンジとしては、中々充実していたと思います。一方で、ANAやJALのフライトであれば、ゴールデンラウンジサテライトの方がオススメです。
ゴールデンラウンジリージョナル 基本情報
ラウンジの基本情報
| 場所 | クアラルンプール国際空港 第1ターミナル（KLIA 1） 出国審査通過後の制限エリア（エアサイド） メインターミナル ゲートH 手前 |
| 営業時間 | 5:00 〜 23:59 |
| ダイニング | ビュッフェ ヌードルバー バーカウンター カフェカウンター |
| サービス・設備 | ラウンジサービス シャワールーム トイレ ファミリーエリア 仮眠室 Wifi 電源 |
| 公式サイト | ゴールデンラウンジ |
ラウンジの利用資格
- ワンワールドのファースクラスまたはビジネスクラス搭乗者 + 同伴者1名
- ワンワールドのエメラルドまたはサファイアの搭乗者 + 同行者1名
JALはワンワールドに加盟しているので、JAL便のビジネスクラスや、JALのダイヤモンド、JGCプレミア、サファイア、JGC会員もゴールデンラウンジリージョナルを利用できます。
一方で、JALの指定ラウンジはゴールデンラウンジサテライト。こちらはプレエコやエコノミー（Flex Y運賃）でも利用できますが、ゴールデンラウンジリージョナルを利用できるかは未確認です。
ANAの指定ラウンジもゴールデンラウンジサテライトですが、ANA便でゴールデンラウンジリージョナルを利用できるかは未確認です。
TekitoJALやANAを利用するなら、ゴールデンラウンジサテライトが断然オススメ。
ゲートと同じサテライトターミナルであり、食事のバリエーション、ラウンジの広さも、ゴールデンラウンジサテライトの方が上。
あえて、ゴールデンラウンジリージョナルを利用する理由は無いと思います。
ラウンジの場所・アクセス
ゴールデンラウンジリージョナルは、出国審査通過後の制限エリア内にあります。
クアラルンプール国際空港のターミナルは、メインターミナルとサテライトターミナルに分かれており、ゴールデンラウンジ リージョナルは、メインターミナル側にあります。
イミグレーションを通過し、手荷物検査を通過すると、そこはメインターミナルの中央付近。
ゴールデンラウンジ リージョナルは左側のHゲートの方向です。
エスカレーター前には、ゴールデンラウンジの看板あり。
ゴールデンラウンジリージョナル レビュー
ゴールデンラウンジリージョナルに入った第一印象は開放感。
天井が高く、滑走路側に面した窓からは光を多く取り込んでいて、開放感があります。
ターミナル側の天井付近にも窓があり、ラウンジ内は明るいです。
ダイニングエリア
ゴールデンラウンジリージョナルにはダイニングエリアがあり、簡単な食事やアルコールなどが提供されています。
- ビュッフェカウンター
- ヌードルバー
- バーカウンター
- カフェカウンター
ビュッフェカウンターでは、ホットミール、パン、サラダ、フルーツなどが提供されています。
ヌードルバーでは、マレーシアやシンガポールでメジャーな麺料理であるラクサをオーダー可能。
その場でスタックの方が調理してくれます。
エッグステーション
ソフトドリンク
カフェカウンターでは、コーヒーや紅茶をオーダーできます。こちらもスタックの方が煎れてくれます。
コーヒーは、コーヒーマシンで煎れているだけなので、自分で煎れても違いはないのですが、そこはホスピタリティーということなんでしょう。
「マレーシア航空に乗ると、機内アナウンスの最後に「マレーシア ホスピタリティー」という提携文があるので、これもホスピタリティーなんだと勝手に思っています。」
バーカウンターは、照明を暗くしており、周りとは違う雰囲気。雰囲気だけで、バーカウンターだとわかります。
ビールやワインなどをオーダーできます。さすがにシャンパンは無く、スパークリングワインがありました。
ダイニングエリアの近くには、テーブル席やカウンター席といった、食事をするのに適した席が多数あります。
ラウンジエリア
ラウンジエリアはソファー席が多く配置してあります。
テーブルがあるソファーだと、食事を食べることもできますね。
座席数は少ないですが、カウンター席もあります。
ファミリーエリア
ファミリーエリアでは、子供向けのおもちゃが置いてあります。
パーティションの奥がファミリーエリアなんですが、利用者がいたので写真を撮れませんでした。
トイレ
トイレは、ダイニングエリアの奥にあります。
トイレはとても清潔。
個室は広々しており、個室内には小さいながらも洗面台があります。
シャワールーム
シャワールームは、トイレ内に併設されています。
利用する場合は、トイレ手前にあるカウンターで申し込み、タオルやアメニティーを受け取ります。
仮眠室
仮眠室もあり、簡易ながらもベットで横になることができます。
ゴールデンラウンジリージョナルは、24時間営業ではないので、ラウンジで一晩過ごすことはNG。仮眠室のセキュリティーは無いに等しいため、利用にはリスクがありそうです。
ゴールデンラウンジリージョナル まとめ
- ラウンジは広くて開放感がある
- ホットミールやアルコールが提供されている
- シャワールームや仮眠室など豊富な設備
- ラウンジの豪華さは無い
- 料理の種類は控えめ（東南アジア料理が多い印象）
ゴールデンラウンジリージョナルは、その名の通りリージョナルな多距離〜中距離国際線が発着するメインターミナルのラウンジ。
多距離〜中距離国際線だと、ラウンジが残念な感じになるのかと思っていましたが、良い意味で期待を裏切られました。
ホットミールやアルコールの提供や、シャワールームなど、短距離フライトにしては、充実のラウンジだったと思います。
一方で、長距離国際線向けのゴールデンラウンジサテライトの方が更に広く、料理のバリエーションも豊富。サテライトターミナルからのフライトであれば、敢えてゴールデンラウンジリージョナルを使う理由は無いと思います。
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