2024年最新 JALマイルの貯め方

本ブログ記事では、陸マイラーが年間10万マイルを超える大量のJALマイルをどのように貯めているのか、基礎から実践まで詳しくご紹介します。

この記事を読んで、ご紹介する方法を実践すれば、誰でも大量のJALマイルを獲得できるようになります。

陸マイラーは飛行機に乗らずにマイルを貯めている

陸マイラーとは、飛行機にはあまり乗らずに、陸上の活動でマイルを貯めている人達のことです。

陸（おか）マイラーや、陸（りく）マイラーと読む場合もあります。

個人の経験からは、陸（おか）マイラーと呼んでいる人が周りでは多いので、私自身は陸（おか）マイラーと読んでいます。

Wikipediaの「マイレージサービス」では、以下のように説明されています。

航空会社がクレジットカード、ホテル、レンタカー、通信販売など他業種と提携し、提携している店舗等を利用するとマイルが加算されるサービスをしている。これらのサービスを利用し、飛行機には搭乗せずにマイルを貯める人たちは、陸マイラー（りくマイラー、もしくは、おかマイラー）と呼ばれている。

Wikipedia

陸マイラーがJALマイルを貯める3つの方法

JALマイルを貯める方法は、大きく分けると3つあります。

マイルを貯める方法として多くの人が思いつくのは、①か②ではないでしょうか。

しかし、結論から言うと、フライトやクレジットカード決済では、大量のJALマイルを貯めるのは困難です。

日本からハワイ（ホノルルまたはコナ）にビジネスクラスで往復する場合を例にして、見ていきましょう。

JAL公式 JAL国際線特典航空券 必要マイル数

日本からハワイまでは最低でも片道40,000マイル、往復80,000マイル必要です。

ここで注意が必要なのは、最低でも往復80,000マイルであること。

JALはの特典交換に必要なマイル数は、日程や利用便の予約時点の空席状況に応じて変動します。

年末年始、ゴールデンウィーク、夏季休暇などの繁忙期は、必要となるマイルは増加します。

本記事では、シンプルに80,000マイルを目標として、フライトやクレジットカード決済でJALマイルを貯めるのがいかに難しいか見ていきます。

また、ポイントサイトを利用することで、簡単に目標となる80,000マイルを達成する方法をご紹介していきます。

フライトでは大量のJALマイルは貯まらない

JALもしくは提携航空会社のフライトに搭乗するとJALマイルが貯まります。

フライトでマイルを貯める方法は、一般的な方法の1つ。

貯まるマイルは、フライトの予約クラスや距離に応じて変わってきます。

しかし、一般的な人の場合、フライトでは大量のマイルは貯まりません。

例を見ていきましょう。

一般的な人であれば、できるだけ運賃が安いフライトを選ぶと思います。。従って、国内線はスーパーバリュー75、国際線は予約クラスVで計算しています。

JAL公式 マイル数（Pontaポイント）をしらべよう！

一般的な人が飛行機を利用する回数は、せいぜい年に1～2回程度でしょうか？

上記の例だと、東京から那覇とホノルルに年1回ずつ往復しても、合計3,774マイルしか貯まりません。

対して、JALマイルを使って日本-ホノルルをビジネスクラスで往復する場合、最低でも80,000マイル必要です。

フライトでマイルを貯めて、ホノルルにビジネスクラスで行くことが如何に難しいか、ご理解頂けたかと思います。

仕事や出張族などで頻繁に飛行機に乗る人であれば、ある程度のJALマイルが貯まるかもしれません。

しかし、年に1～2回程度の旅行では、大量のJALマイルを貯めることは不可能なのです。

JALカードの還元率は1.0%、大量のJALマイルを貯めるのは非効率

JALマイルを貯める方法として、クレジットカードの利用も一般的です。

JALマイルが貯まるクレジットカードの王道は、やはりJALカード。

ですが、結論から言うと、JALカードの利用で大量のマイルを貯めるのは、とても非効率です。

皆様は、JALカードのマイル還元率が何パーセントかご存知でしょうか？

答えは「0.5％」です。（普通カード、CLUB-Aカードの場合）

世の中にはポイント還元率が1.0%以上のカードが多く存在するのに、JALカードのマイル還元率はたったの0.5%しかありません。

JAL公式 JALカードショッピングマイル・プレミアム

「JALカード・ショッピングマイル・プレミアム」という年間4,950円のオプションに加入することで、マイル還元率は2倍の「1.0％」となります。

では、「JALカード ショッピングマイル・プレミアム」に加入した仮定して、JALカードの利用でどのくらいマイルが貯まるのでしょうか？

普段の支払いをJALカードに集約すれば、年間100万円程度であれば達成できる人は多いと思います。

よって、1年間で10,000マイル程度であれば、無理なく貯めることが可能でしょう。

しかし、前述の通り、日本-ホノルルをビジネスクラスで往復する場合、最低でも80,000マイル必要です。

クレジットカード決済のポイントだけで達成するなら、単純計算で800万円もの決済が必要です。

ビジネスなどで高額決済している場合を除き、800万円の決済はハードルが高いのでないでしょうか。少なくとも、数年単位でコツコツと貯める必要があります。

このように、クレジットカード決済でマイルを貯めるのは、非常に効率が悪いのです。

JALマイルを貯めるにはポイントサイトの利用が必須

では、一般的な人にとって、JALマイルを貯めてビジネスクラスで海外旅行に行くのは不可能なのでしょうか？

実はそんなことはありません！

JALマイルを貯めることは、誰にでも可能です。

ポイントサイトでポイントを貯めて、マイルに交換する。

この簡単な方法を利用するだけで、大量のJALマイルを獲得ことが可能なんです！

詳しくは後述しますが、ポイントサイトを利用して毎月20,000円相当のポイントを獲得できれば、月10,000〜16,000JALマイル、年間で120,000〜192,000JALマイルもの大量JALマイルを獲得できます。

よって、年間10万マイルを超えるJALマイルを獲得することができるわけです。

JALマイルの貯め方は3ステップ

ポイントサイトを使ったJALマイルの貯め方はとてもシンプル。要約すると、以下の3ステップを実施するだけです。

定番のドットマネールート

最初にご紹介するのは「ドットマネールート」です。

JALマイルへの交換ルートとしては定番であり、JALマイルへの交換レートは「50％」です。

「ドットマネールート」の概要は以下の図の通りです。

各ポイントサイトで貯めたポイントを「ドットマネー」を経由してから、「JALマイル」に交換するルートです。

各ポイントサイトから「ドットマネー」へ交換は等価交換であり、ポイントの価値は変化しましせん。

「ドットマネー」から「JALマイル」の交換レートが50％であるた、ドットマネールート全体の交換レートは50％となります。

ポイントサイトは色々ありますが、まずは「モッピー」か「ハピタス」を利用すればOK（オススメの理由は後述します）

最大の交換レートを実現するモッピールート（ただし条件アリ）

次にご紹介するのは「モッピールート」です。

モッピーからJALマイルへの交換レートは通常は「50%」ですが、「ドリームキャンペーン」を利用すると脅威の「80％」を実現しています。

交換レート「80%」は、多数あるJALマイルへの交換レートの内、最高のレートを実現しています。

「ドリームキャンペーン」は2017年6月に期間限定のキャンペーンとしてスタート。その後、継続され続け、2018年9月からは期間限定が撤廃されて、常設キャンペーンとなりました。

「モッピー ルート」の概要としては以下の図のようになります。

ドリームキャンペーン利用時の交換レートは「実質」80％です。

モッピーの12,000ポイントをJALマイルに交換する際の交換レートは50％ですが、後から4,500ポイントがポイントバックされるため、7,500ポイントを消費して6,000マイルを獲得していることになります。

そのため「実質」80％という計算になります。

期間限定のPontaルート

最後にご紹介するのは「Pontaルート」です。

JALマイルへの交換ルートは、通常時は「50％」を実現しています。

交換レート「50％」は「ドットマネールート」と同じです。

ステップは「ドットマネー」の後に「Ponta」を経由してJALマイルに交換するため、「ドットマネールート」よりも若干面倒です。

そのため、通常時は利用する必要はありません。

しかし、Pontaは年数回の頻度で交換レートが「60％」になるキャンペーンを実施しています。

キャンペーンのタイミングを狙えば、若干面倒になっても、Pontaルートを利用する価値が出てきます。

オススメのルートは？

オススメのルートは、やはり交換レートとが最高のモッピールート（ドリームキャンペーン利用）です。

ドットマネールート（交換レート50%）やPontaルート（交換レート60%）よりも高い80%を実現しているため、使わない理由はありません。

一方で、ドリームキャンペーンが利用できない場合や、モッピー以外で貯めたポイントを利用する場合は、「Pontaルート」がオススメ。

期間限定なのがデメリットですが、少しでも多くのマイル獲得を目指すなら、キャンペーンのタイミングでJALマイルに交換するのが良いでしょう。

JALマイルを貯めるためのポイントサイト

ポイントサイトは、大量JALマイル獲得のためには欠かせないサービスです。

下記の一例のように、多くのポイントサイトが存在していますが、どのポイントサイトを利用すれば良いのでしょうか？

結論から言うと、モッピーとハピタスに登録すれば問題ありません。

では、ポイントサイトは多数存在しますが、なぜモッピーとハピタスをオススメするのでしょうか？

モッピーは1,000万人以上が利用する大手ポイントサイト

サイト名	モッピー
会員数	約1,000万人
運営会社	株式会社セレス（東証プライム市場上場）
サービス開始	2005年5月
ポイント有効期限	有効期限無し（ポイント獲得が180日間確認できない場合は、会員資格の停止・取消、またはポイントは没収）

モッピーは会員数が1,000万人以上の大手であり、1番勢いのあるポイントサイトです。

また、モッピーは早くから陸マイラーの呼び込みをしており、陸マイラーにとっては必須のポイントサイトです。

前述の「JALドリームキャンペーン」はモッピー限定のキャンペーンです。

従って、JALマイルを貯めるなら、モッピーの利用は基本中の基本です。

ハピタスは安心して使えるポイントサイト

サイト名	ハピタス
会員数	約480万人
運営会社	株式会社オズビジョン（非上場）
サービス開始	2007年3月　ドル箱（現：ハピタス）としてスタート
ポイント有効期限	有効期限無し（ただし、最後のハピタスご利用（ログインした状態）から12ヶ月間ログインをしなかった場合、ハピタスポイントは失効）

初心者にとって優しいポイントサイトがハピタスです。

「お買い物あんしん保証」があり、ネットのお買い物で商品を受け取って、ポイントが反映を待っているのになかなか判定中のまま反映されないとか、通帳に記載されないなど、万が一のトラブルがあってもポイントを保証してくれる安心の制度があります。

ポイントサイトを実際に活用した例

ポイントサイトには様々な案件がありますが、多くのポイントをもらえる案件を利用することが重要。

ここからは、ポイントサイトの活用例をご紹介していきます。

クレジットカード発行

陸マイラーがよく利用する案件の1つが、クレジットカード発行案件です。

クレジットカード発行案件は、1件あたりの獲得ポイント数が高額なのが特徴。比較的簡単に、多くのポイントを獲得することができます。

過去には、ANAダイナースカードの発行で、50,000円相当のポイントを獲得できたタイミングもありました。

タイミングにもよりますが、目安としては、獲得ポイントが10,000円相当以上の場合にクレジットカード発行案件に申し込むのが良いと思います。

クレジットカード案件の場合、審査落ちのリスクもあるので、ひと月あたり1件を目安にしてペースを守って実施していくことが重要です。

証券口座・銀行口座の開設案件

続いては口座開設案件です。主に証券会社や銀行の口座開設をすることでポイントを獲得できます。

単純に口座開設するだけでポイントを獲得できる場合もありますが、中には、少額の入金や取引などがポイント獲得の条件になっている場合もあります。

SNSやブログを鵜呑みにしてはいけない

私自身は2015年からポイントサイトを使ってマイルを貯めてきていますが、当時と比べると、

大量のマイルを貯める、年間210,000マイル貯める

といった記事を多く見かけるようになったと感じます。

SNSやブログを鵜呑みにしてはいけません。

SNSで発信している方の多くは、ポイントサイトを紹介して、自身がポイントを得ているため、普通にポイントサイトを利用する場合よりも、圧倒的の多くのポイントを得ているはずです。

そのような方々の発信を鵜呑みにしても、普通の方の参考にならないので、注意が必要です。

確かに、手間をかけて、本気で取り組めば大量のマイルを貯めることができるのは事実です。自分に合ったポイントサイトとの付き合い方を見つけていくことが大事だと思います。