「コンラッド香港(Conrad Hong Kong)」エグゼクティブルームの宿泊記です。
コンラッドは、ヒルトン系列におけるラグジュアリーホテルブランド。ウォルドーフ・アストリア、LXRホテルズ&リゾーツに次ぐ、3番目の序列の最高級ホテルブランドです。
コンラッド香港は、一番安い客室でも5万円以上!
普段なら絶対に手を出さない値段ですが、今回はヒルトン・オナーズ・ポイントを使って、無料で宿泊してきました。
さらに、ヒルトン・オナーズのダイヤモンド特典で、最上階のエグゼクティブルームにアップグレード!
エグゼクティブルームの詳細や、ヒルトン・オナーズ「ダイヤモンド会員」として受けた特典・サービスをご紹介します。
ヒルトン・オナーズ・ポイント利用で無料宿泊
こちらは一番安いデラックスルームの宿泊料金(2泊3日)です。2泊3日で約5,418香港ドル 、日本円にすると約104,800円です。(1香港ドル = 19.35円 で換算)
私のような庶民には手を出しにくいお値段・・・
今回私は、ヒルトン・オナーズ・ポイントを利用して、無料でコンラッド香港に宿泊しました。
ヒルトン・オナーズ・ポイントは、主にヒルトン・アメックス・プレミアムカードで貯めています。
こちらは、コンラッド香港に無料宿泊するのに必要なポイント。
私が宿泊したタイミングでは、一番安いデラックスルームで1泊あたり80,000ポイント、2泊3日だと160,000ポイント必要でした。
コンラッド香港 基本情報
基本情報
ホテル名 | Conrad Hong Kong(コンラッド香港) |
---|---|
所在地 | Pacific Place, 88 Queensway, Hong Kong, China |
開業日 | 1990年(2007年改装) |
客室数 | 513室 |
施設 | エグゼクティブラウンジ レストラン フィットネスセンター プール スパ |
HP | https://conrad.hiltonhotels.jp/hotel/hong-kong/conrad-hong-kong |
場所・アクセス
- 香港国際空港から
- タクシーで約40分
- エアポート・エクスプレス(機場快線)に乗り、香港駅で下車。MTRの港島(アイランド)線に乗り換えて、金鐘(アドミラリティ)駅で下車。パシフィック・プレイスと直結。
コンラッド香港は、MTR 金鐘(Admiralty)駅から徒歩約5分のところです。ショッピングモールであるパシフィック・プレイスと直結しています。
中環(セントラル)から1駅であり、アクセスは良好。
香港国際空港からはエアポート・エクスプレスとMTRを乗り継いで、約40分です。屋外を歩くことなく、コンラッド香港までアクセスできます。
MTR 金鐘(Admiralty)駅のF出口またはC1出口からパシフィック・プレイスにアクセスできます。
パシフィック・プレイスに入り、コンラッド香港の案内に従って行きます。
DIOR横の通路に入っていくと、コンラッド香港にアクセスできます。
コンラッド香港のフロアガイド、レベルLがロビー。
奥へ進むと、コンラッド香港のエレベーターホールに突き当たります。
客室タイプ
「エグゼクティブラウンジ」アクセス無し
- デラックスルーム(ツイン/キング) ← 予約した客室
- デラックスルーム ピークビュー(ツイン/キング)
- デラックスルーム ハーバービュー(ツイン/キング)
「エグゼクティブラウンジ」アクセス付き
- エグゼクティブルーム ピークビュー(ツイン/キング) ← アップグレード後の客室
- エグゼクティブルーム ハーバービュー(ツイン/キング)
- エグゼクティブピークスイート(キングベッド)
- エグゼクティブハーバースイート(キングベッド)
ヒルトン・オナーズの「ダイヤモンド会員」特典で、一番安いデラックスルームから、エグゼクティブルームにアップグレードしていただけました。
コンラッド香港 宿泊記・レビュー
ロビー ・チェックイン
コンラッド香港のロビーは、このような感じ。
重厚な感じあり、高級感があります。モダンというよりはクラシックな印象です。
チェックインのためフロントへ。
ヒルトン・オナーズのダイヤモンド会員としての宿泊、アップグレードの期待が高まります。
今回は1番安いデラックスルームから、エグゼクティブルームへアップグレードしていただけました。
しかも61階!コンラッド香港の最上階です。
61階建てのビルの40階から61階までが、客室やラウンジになっています。
LL階〜8階にロビー、レストラン、スパ、プールなどがあります。
エレベーターホール
エグゼクティブフロアの6125室がアサインされました。
エグゼクティブルーム
基本情報・客室全体
客室タイプ | エグゼクティブルーム(ツインベッド) |
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広さ | 42m2 |
客室の広さは、1番安くて1番狭いデラックスルームと同じ42m2となっています。
さすがコンラッド、1番狭くても42m2!一般的なホテルは26m2前後なので、かなり広い。
入口側から客室を全体を見るとこのような感じ。
何だか古臭いなぁ・・・
それもそのはず、コンラッド香港は1990年開業で、建物も客室もクラシックな感じ。2007年に改装しているようですが、それでも2020年代のモダンな内装と比べると、見劣りします。
モダンな客室・内装が好きな方には、コンラッド香港はオススメできませんね。
客室全体で42m2あるので、もっと広々しているかと思いましたが、ベッドルームはそれ程広く感じませんでした。
あとで紹介しますが、バスルームや洗面所にスペースを使っているためだと思います。
ベッドの配置が特徴的で、窓側を向くように配置されています。
ベッド・ベッド周り
今回の客室タイプは、エグゼクティブルーム ツインベッド。
ベッド周りのスペースは広くて、窮屈な感じは全くありません。
ツインベッドの間には、照明スイッチ、電源、電話、スピーカー付きの時計。ベッド脇のスイッチで、カーテンの開閉ができます。
コンセントはユニバーサルタイプ、変換しなくても日本のコンセントを利用できます。USB-Aの電源もあるので、寝ながらスマホの充電も可能。
ツインベッドの間にはスリッパ。
バスルーム・洗面台・トイレ
客室に入ってすぐのドアを開けると、バスタブ、シャワーブース、洗面台、トイレのスペースがあります。縦長の造りになっていて、広さは十分。
シャワールームとバスタブが完全に分かれているタイプ。シャワールームを出てから、バスタブに移動する必要があり、ちょっと面倒です。
シャワールーム
シャワーの水圧は若干弱め。
レインシャワーも完備。
シャンプーやボディーソープは、シャワールームにあります。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープは、バイレードのモハーヴェゴースト。
こちらはバスタブ。広さは十分!
カーテンが無いので、お湯が飛び散らないように注意が必要。
洗面台には流しが2つあり、広々しています。
ハンドソープやボディーローションも、モハーヴェゴースト。
突き当たりがトイレになっています。トイレも清潔に保たれていました。海外らしく、ウォシュレットは無しです。
ミニバー・ドリンク
冷蔵庫にはソフトドリンクやビールなどか入っていますが、全て有料です。
スナック類も有料。
コーヒー、紅茶は無料です。
紅茶は高級ブランドのTWG。
デスク
デスクは広々しており、作業をするには十分な広さです。
デスクの横には電源コンセント類。USB-Aの電源もあります。
デスクの上にはウェルカムギフトのおつまみが置いてありました。
チェア・テレビ
一人用のチェア。横に置いてあるのは、テーブルなのか置物なのかわかりませんでした。穴が空いているので、テーブルとしては使えないですね。
大型の液晶テレビ。テレビ台の扉を開けると、収納スペースになっています。
クローゼット・収納スペース
客室の入口を入ってすぐの所に、クローゼットがあります。
クロゼットには、以下のものが収納されています。
- ハンガー
- セキュリティーボックス
- 靴べら・靴磨きブラシ
- アイロン・アイロン台
- 収納スペース
- ヘアドライヤー
客室からの眺望
コンラッド香港の最上階にある61階からの眺望はこんな感じ。
今回はピークビューの客室のため、眺望はイマイチ。
最上階のエグゼクティブルームにアップグレードしていただいているので、眺望がイマイチでも不満はありません。
エグゼクティブラウンジ
ヒルトン・オナーズのダイヤモンド会員特典で、エグゼクティブルームにアップグレードして頂いたため、エグゼクティブラウンジを利用可能。
エグゼクティブラウンジが大好きな我が家は、ティータイム、カクテルタイムで利用。
ティータイムではスイーツ、カクテルタイムではアルコールを楽しみました。
コンラッド香港のエグゼクティブラウンジは59階にあります。
エグゼクティブラウンジは6:30〜23:00まで利用可能で、時間帯により提供サービスが変わります。
- 朝食:6:30〜10:30(土日祝は11:00まで)
- アフタヌーンリフレッシュメント:15:00〜17:00
- イブニングカクテル:17:00〜19:00(12歳未満は利用不可)
エグゼクティブラウンジはハーバービューになっていて、ベイエリアを一望できます。
アフタヌーンリフレッシュメント、イブニングカクテル、朝食で提供されたメニューなどを紹介します。
アフタヌーンリフレッシュメント
イブニングカクテル
朝食
「garden cafe」の朝食ビュッフェは混雑、メニューは少なめ
ヒルトン・オナーズのゴールド会員以上の特典で、朝食無料が付いています。さぁ、朝食会場へレッツゴー!
コンラッド香港の朝食会場は、garden cafeというレストランです。
朝8時台に行ったら、3組程並んでいました。
ヒルトン・オナーズのステータスを持っていても、優先的に案内されることはありませんでした。
ヒルトン・オナーズのダイヤモンド会員としての利用ですが、専用スペースの案内は無し。一般のテーブルに案内されました。
朝食会場はこのような感じ。513室の客室に対してこのスペースでは、はっきり言って狭いです。
テーブルとテーブルの間隔や、通路も窮屈。
ぱっと見た感じだと4人用のテーブルに見えますが、これ2人用ですからね。
私は2名で食事をしていましたが、すぐ隣で別の2名組が食べていて、落ち着きませんでした。
ビュッフェカウンターはこちら。
広くはないので、メニュー少なめ。一般的なホテルのビュッフェといった印象です。
香港なので必然的に中国人が多いのですが、にぎやかですね。
コンラッド香港の朝食会場は、はっきり言ってブランドや値段に見合っていないです。
落ち着いて朝食を食べるなら、ピーク時間帯を避けるか、エグゼクティブラウンジの方がオススメです。
プール
コンラッド香港のプールはこちら。温水プールで、ジャグジーもあります。
プールサイドにはチェアがあるので、ここでゆっくりするのもアリ。
ダイヤモンド会員として受けた特典・サービス
- エグゼクティブルームへのアップグレード
- デラックスルームで予約(5,418香港ドル →約104,800円)
- デラックスエグゼクティブルームへアップグレード(6,840香港ドル → 約132,400円相当)
- 27,600円相当のアップグレード
- エグゼクティブラウンジの利用
- 2名分の朝食無料
- 朝食料金は大人1名で約180香港ドル → 約3,480円
- 2名で2回の朝食を食べたので、合計13,920円分が無料
合計で約40,520円分の特典・サービス(1香港ドル = 19.35円 で計算)
合計で約40,520円相当の特典・サービスを無料で受けることができました!
コンラッド香港 まとめ
コンラッド香港エグゼクティブルームの宿泊記をお届けしました。
最後に私が感じたよかった点・いまいちな点をまとめますので、参考にしてください、
- MTR金鐘(アドミラリティ)駅に直結で、香港空港からのアクセスも良い。
- 客室は広く、日本人にはうれしいバスタブ付き。
- エグゼクティブラウンジでは落ち着いて料理、アルコール、景色を楽しめる。
- 客室や設備は古い印象。モダンな客室・内装が好きな方には、コンラッド香港はオススメできない。
- 朝食会場が窮屈で、メニューも少なめ。コンラッドというブランドに見合っていない印象。
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