ANAのライフタイムマイル(LTマイル)は、ミリオンマイラープログラムによるサービスの1つで、特典航空券を使ったフライトでも貯めることができます。
ライフタイムマイルは有償のフライトだと自動で加算されますが、特典航空券を使ったフライトでは自動で加算されません。
フライト後に事後登録する必要があります。
今回は、ライフタイムマイルの事後登録の方法と加算タイミングを紹介します。
私自身、過去に何回か事後登録を失念していたので、自戒の意味も込めて記事にしてます。ミリオンマイラーのハードルは高いですが、特典航空券を利用したら忘れずに事後登録しましょう。
特典航空券を利用したらLTマイルの事後登録
ANAにはミリオンマイラープログラムというプログラムがあります。(JALの場合、JGC Life Mileageという同様のプログラムがあります。)
ミリオンマイラープログラムでは、搭乗で獲得した「ライフタイムマイル(LTマイル)」により、様々な特典を受けられます。
ライフタイムマイルは、有償フライトではもちろん貯まりますが、特典航空券の利用でも貯めるができます。(JALのJGC Life Mileageは特典航空券は対象外)
ただし、特典航空券の場合、ライフタイムマイルは自動で加算されません。フライト後に事後登録する必要があります。
ここでは、ANA国内線の特典航空券の利用後に、ライフタイムマイルを事後登録する手順を紹介します。
LTマイルの事後登録に必要な情報
ライフタイムマイルの事後登録には、フライトに関する以下の情報が必要です。
- 搭乗年月日
- 便名
- 出発空港名
- 到着空港名
- 座席番号
どれも予約情報や搭乗券があれば確認可能な情報ですね。
LTマイルの事後登録は6ヶ月以内に
ライフタイムマイルの事後登録には期限があります。期限を過ぎないように、特典航空券を利用したら、速攻で事後登録しましょう。
- 事後登録の期限:搭乗後翌日午後以降、6カ月以内
- 事後登録の方法:ANAウェブサイト、電話、メール、郵送のいずれか
ライフタイムマイルの事後申請方法
ライフタイムマイルの事後登録は、Web(PC、スマートフォン等)、電話、メールで実施できます。
本記事ではPCとスマートフォンでの手順をご紹介します。なお、ANAマイレージクラブの会員であることが前提条件です。
パソコンでの事後登録手順
Step0. ライフタイムマイルの事前確認
ライフタイムマイルは、マイルなどの利用実績照会ページから確認できます。
ライフタイムマイルは合計値しか表示されません。どのフライトでどれだけライフタイムマイルが積算されたか、わからないんですよね。
そのため、正しく事後登録できたか確認したい場合は、事前に現在のライフタイムマイルを確認して、増加分を確認できるようにしておくことをお勧めします。
Step1. ANAマイレージクラブから国内線事後登録
ANAマイレージクラブにログインし、画面上部にある「マイメニュー」をクリック。
「マイレージ情報・事後登録」→「国内線事後登録」の順番に選択していきます。
Step2. 事前確認
画面が切り替わると、ライフタイムマイルを事後登録する人のお客様番号(ANAマイレージクラブ番号)と名前が表示されます。問題無ければ、「ご搭乗便の入力へ」をクリックして次へ。
Step3. 事後登録
Step4. 事後登録完了
事後登録するフライトの情報を入力します。入力した項目に間違いが無ければ、「登録する」をクリックして次へ進みます。
フライトマイルの確認画面へ。特典航空券を利用したフライトなので、「加算マイル数 = 0」で表示されます。なお、この画面ではライフタイムマイルの確認はできません。
Step5. ライフタイムマイルの加算を確認
ライフタイムマイルの事後登録は、問題が無ければすぐに反映されます。正しく事後登録が完了すれば、区間基本マイレージの100%が加算されます。
マイルの利用詳細画面だと、以下のように表示されます。ちゃんと特典航空券のフライトが追加されていますね。特典航空券なのでマイルの加算はありません。
事後登録前後のライフタイムマイルはこちら。
羽田-鹿児島の区間マイルは601マイルなので、正しくライフタイムマイルが積算されていることがわかります。
スマートフォンでの事後登録手順
スマートフォンからの事後登録ですが、ANAアプリは事後登録に対応していません。
そのため、WebブラウザからANAのサイトにアクセスして、事後登録する必要があります。
基本的な流れは、パソコンの手順と変わりません。
Step1. ANAマイレージクラブから国内線事後登録
Step2. 事前確認
Step3. 事後登録
Step4. 事後登録完了
まとめ
ANA国内線の特典航空券を利用した場合、ライフタイムメイルは自動的に加算されないため、事後登録する必要があります。忘れずに実施しましょう!
とは言え、ミリオンマイラープログラムの特典は最低でも50万LTマイルからであり、ハードルは相当高いです。
羽田-那覇の場合、区間基本マイレージは片道で984マイル、往復で1,968マイルです。50万LTを貯めるには、254往復必要となります。国内線だけでの達成は現実的ではありませんね。
国際線フライトを多用しないと達成は困難であり、国内線でライフタイムマイルを加算したところで微々たるもの。
自分も含め、多くの人にとっては、ANAに搭乗した証としてライフタイムマイルを登録する感じかなと思います。
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