アリゾナ州ツーソンにあるピマ航空宇宙博物館(PIMA AIR & SPACE MUSEUM)で、日本を爆撃したB-29や、ANAの塗装が施されたB787の試験機を見学しました。
ピマ航空宇宙博物館の見学を終えたので、ここからは日本に戻ります。ツーソンから日本への直行便はもちろん無いので、ロサンゼルスを経由して日本に戻ります。
ツーソン→ロサンゼルスへのフライトは、アメリカン航空を利用しました。
今回はJL61 ロサンゼルス→成田線プレエコの搭乗記です。
フライト & FOP サマリー
No | 便名 | 区間 | クラス | 運賃種別 | FOP |
---|---|---|---|---|---|
1 | JL724 | クアラルンプール-成田 | プレエコ | E | 5,407 |
(東京ストップオーバー:約2週間) | |||||
2 | JL12 | 成田-ダラス・フォートワース | プレエコ | E | 6,836 |
3 | JL7426 | ダラス・フォートワース-ツーソン | エコノミー | H | 972 |
4 | JL7563 | ツーソン-ロサンゼルス | エコノミー | H | 716 |
5 | JL61 | ロサンゼルス-成田 | プレエコ | E | 5,858 |
(東京ストップオーバー:約4ヵ月) | |||||
6 | JL723 | 成田-クアラルンプール | プレエコ | E | 5,407 |
全フライト完了後のFOPとFOP単価は以下のようになります。
- 運賃合計:224,293円
- FOP合計:25,196FOP
- FOP単価:8.9円/FOP
今回の搭乗記は、5フライト目のJL61 ロサンゼルス→成田 プレエコです。
フライト情報
搭乗年月 | 2019年3月 |
航空会社 | JAL |
フライト | JL61 ロサンゼルス(LAX)→ 東京/成田(NRT) |
機材 | B777-300ER JA732J |
クラス | プレミアムエコノミークラス (JAL SKY PREMIUM) |
運賃種別 | E (積算率100%) |
マイル | 8,460マイル ※FLYONマイルアップボーナス + JALカードツアープレミアム 含む |
FOP | 5,858FOP |
座席 | 17K (非常口席) |
備考 | クアラルンプール発券 |
ロサンゼルス国際空港
個人的なLAXの記憶
ロサンゼルス国際空港を利用するのは約10年ぶり。2007年から2010年にかけて、トム・ブラッドレー国際線ターミナル(TBIT)は改装工事が行われていました。そのため、前回は確かボロいターミナルを利用した記憶があります。
当時はまだ学生で、自分がこんなに飛行機に乗り、仕事とプライベートを含めて、こんなに海外に行くようになるとは思ってもいませんでした。
ターミナル移動
さて、昔話はこの辺にして現実に戻ります。
ツーソンからのフライトで、LAXの国内線ターミナルに着きましたが、自分がどのターミナルにいるのか全く分かりません。周りを見渡しても、ターミナル番号の表示も無ければ、TBIT行きのバスの案内もありません、
ターミナルは小さく、ここを抜け出すにはバスに乗るしか無さそうです。TBIT行きとは書いてないけど、バゲージクレームの表記があるバスに乗り込んでターミナルを脱出しました。
バスを降りると、TBIT行きの表記があり、表記に従い歩きます。10分くらい歩いて、やっとTBITに到着しました。
LAXって、広くて、やたらと歩かされる空港だなぁ。
アメリカの出国ルールを知りませんが、特に出国審査やパスポートチェックなどすることなく、TBITの制限エリアに到着してしまいました。
ボーディング
搭乗口付近は、成田行きの乗客で溢れかえっており、座ることができませんでした。
他の搭乗口付近で座っていると、GHさんからのお呼出が。。。
実は、帰りのLAX→NRTのフライトは、ビジネスクラスのアップグレード空席待ちをしてました。しかし、空席が出ることはなく、フライト前日に空席待ちは強制キャンセルに。
そんな背景もあり、もしやと思い期待しながらGHのいるカウンターへ向かいました。
しかし、残念ながらアップグレードではありませんでした。非常口席を指定しており、非常口席の注意事項を渡され、搭乗券とパスポートのチェックをされただけでした。
残念すぎます。
フライト
JAL SKY PREMIUM
座席はプレエコ(JAL SKY PREMIUM)の17Kです。最前列の非常口席です。
B787-8やB787-9だとプレエコの最前列はバルク席となりますが、B777-300ERだと非常口席となります。
ここ最近は、JAL国際線はB787シリーズがほとんどで、B777-300ERの国際線に乗るのは2年ぶりです。
B787に乗り慣れていると、B777-300ERは機内が薄暗く、時代を感じさせられます。
JALのB777-300ERは、ファーストクラス付きのフラッグシップ機材ですが、普通にビジネスクラス以下のクラスに乗るなら、私はB787の明るい機内の方が好みですね。
写真はありませんが、シートの上にはプリセットとして、いつもの6点が置いてありました。
- ノイズキャンセリングヘッドフォン
- スリッパ
- アメニティーポーチ
- ブランケット
- 枕
- 機内食のメニュー
アメニティーセットの中身はこちらの4点です。
- マスク
- アイマスク
- 耳栓
- 歯ブラシセット
機内食
離陸後のドリンク
安定飛行に入ると、ドリンクのサービスが始まりました。
プレエコでは、プレエコ限定のドリンクとしてシャンパン、焼酎、ペリエを注文できます。ここは限定ドリンクを飲まない訳にはいきません。
と言う訳で、シャンパンをオーダーしました。
これから機内食も始まるのに、なぜか照明が少し暗くなっていますね。
離陸後の機内食
現地時間15:30、機内食がスタートします。
洋食と和食を選ぶことができます。アメリカ発の和食は期待できないと思い、洋食を選びました。
- ハニーマスタードチキン
- ビーフパストラミと玉子サラダ
- 茶そば
- フレッシュサラダ
- フレッシュフルーツ
ハニーマスタードチキンは少し脂っこいですね。マッシュポテトが胃にずっしりきます。
ラウンジで軽く食べていたこともあり、メインディッシュのハニーマスタードチキン以外は手をつけることができませんでした。
メインディッシュの感想は、個人的には脂っこく味しくはありませんでした。ただし、クアラルンプール搭載の機内食よりは圧倒的にマシましなレベルでした。
現地時間16:20、食後のデザートを頂きました。
- オーガニックアイスクリーム
アメリカサイズでボリュームがあり、いい感じです。でも確実に太ります。
到着前の軽食
日本時間15:15、到着前の軽食がスタートしました。
- スパゲッティナポリタン
- チーズとクラッカー
- フレッシュフルーツ
- ヨーグルト
甘めな味付けのナポリタンです。ソースがコッテリしていて、食っちゃ寝している今の状況では、完食することができませんでした。全般的に機内食が重たいです。
お腹が空いていれば、完食できる味だったと思います。
ラバトリーはビジネスクラス用を利用
後方のトイレに行こうとすると、外国人男性CAさんとカートが邪魔でトイレにいけません。この男性CAさんに、前方のトイレを使うように言われました。
でも、前方はビジネスクラスであり、カーテンで仕切られていて、「化粧室は後方にあります。」の札が付いてます。
この日本語を意訳すると、「ここから先はビジネスクラス専用だから、プレエコとかエコの貧乏人は入って来るなよ。」と読めます。
そのためトイレには行かず、諦めて席に戻りました。そうしたら、男性CAがやってきて、カーテン開けて案内してくれた。
それを見たためか、何人かのプレエコかエコの乗客が後に続いて、ビジネスクラスのトイレを使い始める始末。最終的には着陸までずっと。
プレエコ客の自分としては使えるトイレが多い方が良いですが、ビジネスクラスの乗客からしたら、意図せぬトイレ渋滞が発生して邪魔だったのではないでしょうか。
プレエコのシートがフィットせず
行きのフライトの搭乗記でも書きましたが、リクライニングすると、JALプレエコのシートが身体に全くフィットしません。お尻と腰が痛い。なので、寝てるときもちょいちょい目が覚めて、体制を変える必要がりました。
マジでこのシート、苦行だわ。
シートモニターは小さめ
北海道に差し掛かったタイミングで、やっとシートモニターを取り出しました。非常口席なので、シートモニターは肘掛から取り出す必要があります。
B787-9のプレエコと比較すると、一回り小さく古い感じのシートモニターでした。
JAL国際線のフラッグシップであるB777-300ERとはいえ、B787シリーズと比較すると時代を感じてしまいます。
まとめ
搭乗記として個人的な感想やメモをツラツラと書きましたが、一言で言うと「辛いフライト」と言うのが率直な感想です。
フライトを楽しめる要素も無く、寝ようと思ってもリクライニング時のシートが身体にフィットしなかったりと、とにかく11.5時間のフライトが辛かった。
また、1月から3月のフライトで、JALプレエコは4回目。さすがにJALプレエコに飽きてきたのも要因だとは思います。
しばらく、JALプレエコは自粛しようかなと。で、今回のクアラルンプール発券の最終フライトとなる成田→クアラルンプール線は、プレエコからビジネスクラスへアップグレードしてしまいました。
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