念願だったボーイングのエバレット工場見学に参加するた、シアトルに行ってきました。(エバレット工場見学の記事はまた別途)
ANA、ユナイテッド航空、デルタ航空ならシアトルまで直行便がありますが、JALは直行便がありません。(2018年9月時点)
ですが、今年のフライトはJALに寄せているため、敢えてJALを利用して成田→バンクーバ→シアトルの乗り継ぎでシアトルを目指しました。
今回は、1フライト目のJAL JL18 成田→バンクーバー エコノミークラスの搭乗記です。JAL SKY WIDERではない名も無き旧式シートですが、非常口席に座ったため快適なフライトでした。
フライト情報
搭乗年月 | 2018年9月 |
航空会社 | JAL |
フライト | JL18 東京/成田(NRT) → バンクーバー(YVR) |
機材 | B787-8 JA834J |
クラス | エコノミークラス |
運賃種別 | S (積算率50%) |
マイル | 5,500マイル ※FLYONマイルアップボーナス + JALカードツアープレミアム 含む |
FOP | 2,741FOP |
座席 | 45K (非常口席) |
成田空港 Admirals Club
今回はサクララウンジではなく、アメリカン航空のAdmirals Clubに行きました。北米路線なので、何となくアメリカンな感じで行こうかなと。
カリフォルニアロール的な巻きものとデザートを一緒の皿に盛り付ける、和を完全無視したラウンジ食から、今回の旅はスタートします。
全くもって、どうでもよい話ですが。。。
優先搭乗
搭乗口は75番。第2ターミナルの一番端に位置しています。階段を降りたところに搭乗口がありますが、階段を降りる前にパスポートと搭乗券のチェックをされました。カナダ政府の要請とのことです。
待合スペースに行くと、外国人が多い感じ。むしろ日本人の方が少なかったです。早くも外国のアウェイ感ですね。
平JGCの私は、ダイヤモンド様とJGCプレミア様をお見送りした後での搭乗です。JGCやビジネスクラスの優先搭乗でも、割と早い段階から並んでおかないと、まともな優先搭乗は難しいです。
今回のフライトは外国人が多いからか、ダイヤモンド様、JGCプレミア様の優先搭乗は数名だけ。その次のビジネスクラスやサファイアの優先搭乗も少なめでした。
アジア路線や国内線だと長蛇の列を日本人が作っていますが、今回はそれもありませんでした。
無資格の外国人がぐちゃっと集まっていましたが、優先搭乗できずに排除されてました。
平JGCの私は、特に並ぶことなく15番目位で優先搭乗できちゃいました。今回は割と早く乗れたので、優先搭乗を実感できました。
エコノミークラスの旧式シート
エコノミークラスのシートはJAL SKY WIDERではありません。名も無き旧式シートです。
個人的な印象としては、このシートには古臭さを感じました。JAL SKY WIDERの洗練されたシートと比較すると、2000年代を思い出させるシートです。JALのサイトでは、その他シートとしてちょこっと掲載されているだけ。JAL SKY WIDERと比較すると力の入れようが全然違います。
ちなみに、ビジネスクラスはライフラットのSHELL FLAT NEOですが、デザイン的には2018年時点でも古臭さを感じませんでした。
全体を写せてないですが、本日の座席は私の大好きな非常口席です。
古めのシートですが、RECAROのシートです。座り心地は、全然気になりませんでした。
JALエコノミークラスの非常口席(B787-8)の良いところは、ギリギリ窓があること。シートの真横ではありませんが、少し体を後ろに向ければ、窓から外の景色を見ることができます。
非常口席のため、この名も無き旧式シートピッチの感覚を体験することはできませんでした。非常口席は足元広々です。
モニターは肘掛けしたら引き出すタイプです。外観からして、古臭さ感があります。
写真はありませんが、PC用電源もありました。ただし、JALのサイトによると、
- AC/HKは各座席に設置
- DEGは各座席の間に共用電源を設置
と記載されているので、機体中央の列は共用電源となるみたいです。長時間フライトとなると、スマホやPCを充電したいケースもあると思いますが、一人一電源とはいきません。
エコノミークラスの機内食
機内サービスの最初はおしぼりです。エコノミークラスのおしぼりは、薄っぺらい感じです。しかも冷えかけています。ここ最近はビジネスクラスが続いていたため、差を感じてしまいました。
次はドリンクとおつまみ。あられミックスの袋のデザインが変わっていました。以前の紺色から、オレンジ色になっていました。何故にオレンジ色なのかは、情弱なのでわかりません。
続いてメインの機内食です。料理人コンペティション「RED U-35」歴代ファイナリストのシェフ達による監修メニューです。ハヤシライスまたは車麩と鶏肉の玉子とじ丼から選択できます。私はハヤシライスを選びました。
ちょっと冷えていましたが、ハヤシライスは美味しかったです。チョコレートムース(左上)は、かなり甘めです。甘いもの好きの私としては最高でした。
チョコレートムースが提供されたので、ハーゲンダッツは無しかと思ってましたが、ちゃんとハーゲンダッツも提供されました。(テーブルを片付いてなく、ゴチャゴチャしていたため、写真はありません。)
締めのコーヒー。ここまでで、メインの機内食のサービスは終了です。この時点で日本時間の22:00でした。
この後は照明がダウンして就寝モードに入ります。
非常口席のデメリット
さて、一通りの機内食のサービスが終了すると、トイレ周辺に人が集まってきます。非常口席はトイレの近くなので、人が集まってくる様子を観察できます。
このフライトでは最大6人が列を作っており、非常口付近、すなわち私の座席の前のスペースにも人が並んでいました。自分は気にしませんが、気になる方にとっては、非常口席のデメリットですね。
到着前の吉野家の牛丼
バンクーバー時間の9:15(日本時間の1:15)に明るくなりました。ここから到着前の軽食タイムです。
到着前には吉野家の牛丼です。日本時間的に考えると、寝る前の夜食タイムに牛丼を食べてる感じです。不健康の極みですね。カナダ時間的に考えても、朝食から牛丼を食べていることになるので、健康的とは言い難いかなと思いました。
AIR吉野家と言うみたいです。蓋を開けると牛皿とご飯が入っていて、牛をご飯の上にのせます。そして、だし醤油たまご、紅しょうが、唐辛子をお好みでかけると牛丼が完成します。
こちらが完成した牛丼です。写真はグチャっとなっていて不味そうですが、美味しかったです。普段は牛丼を食べないので、吉野家の味を再現しているかはわかりませんでしたが。
AIR吉野家の感想としては、普段は吉野家を食べたいとは思いませんが、機内で食べる吉野家だったら食べたいと思いました。機内効果ですね。また、自分で具材を混ぜたりするので、いい気分転換になりました。
北米なのに近く感じるバンクーバー
成田→バンクーバー(JL18)のフライト時間は8時間55分です。成田→シンガポール(JL711)のフライト時間が7時間25分です。
北米なので遠いイメージがありましたが、シンガポールにプラス1.5時間だけなので、北米と言う割には近い印象でした。
日本を18時過ぎに出発してバンクーバー到着は11時。機内で寝ておかないと、到着した日の体力が持ちません。そのため、機内サービス以外はほぼ爆睡していました。ほぼ爆睡していたことも近く感じた一因だと思います。
まとめ
機内サービス以外はほぼ爆睡していたため、割と近く感じたバーンクーバー線でした。
エコノミークラスは、JALが力を入れているJAL SKY WIDERではなく旧式シートで、古臭さを感じてしまいました。しかし、非常口席に座っていたこともあり、脚を伸ばせる快適な爆睡フライトとなりました。ただし、非常口席以外のエコノミークラスのシートでも快適かどうかは、体験していないのでわかりません。
吉野家とコラボレーションは、苦痛になりがちなエコノミークラスのフライトにおいて、楽しみを与えてくれたました。正直な話、個人的には日常で吉野家を食べたいとは思いません。ですが、機内で食べる吉野家だったら食べたいと思いますね。
この次は、アラスカ航空に乗り継いで、シアトルを目指します。
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