アラスカ航空のマイルを利用して、JALビジネスクラスに3日間で4回搭乗して来ました。
成田から関西に行くのに、成田→ジャカルタ→成田→桃園→関西という変態的なルートを飛んでいます。
アラスカ航空的には、これらのフライトは片道扱い。25,000マイルで搭乗できてしまいます。必要な25,000マイルは、バイマイルで購入しました。かかったコストはたったの57,500円で、1フライト当たり約15,000円です。
ただし制約もあり、日本発着の場合は経由地での乗り継ぎは24時間以内とする必要があります。従って観光はゼロ、JALビジネスクラスに乗ることが目的の乗りヒコです。
今回は1フライト目の成田→ジャカルタのフライトについてです。ビジネスクラスはJAL SKY SUITE III、完全個室とまではいきませんが、素晴らしビジネスクラスでした。
フライト情報
搭乗年月 | 2018年8月 |
航空会社 | JAL |
フライト | JL725 東京/成田(NRT)→ジャカルタ(CGK) |
機材 | B787-9 JA870J |
クラス | ビジネスクラス (JAL SKY SUITE III) |
運賃種別 | - |
マイル | 積算対象外 |
FOP | 積算対象外 |
座席 | 12K |
備考 | アラスカ航空マイル利用 |
搭乗記
ガラガラなJAL SKY SUITE III
機内の温度が上がらないようにするため、窓のシェードが降りた状態でした。そのため機内は薄暗いし、外の写真を撮影すると青くなるし、撮影コンデションは良くありません。
座席は12Kです。エンジンの真横です。
ビジネスクラス後方のBコンパートメントはガラガラなので、シートベルト着用サインが消えてから中央列の座席を撮影してみました。
本日のビジネスクラスは、リバースヘリンボーンを採用しているJAL SKY SUITE IIIです。
半個室タイプとなっています。中央の列は、隣との席の間にパーティションがあります。これによりプライバシーも確保されますね。
自席(窓側の席)からの眺めです。完全個室とまではいきませんが、通路を挟んでお隣の乗客の顔は見えません。
私の身長は170cmですが、足を伸ばしても足置きまで届きませんでした。また、足置きのスペースは広々してます。
私が直近で乗ったリバースヘリンボーンのシートはエバー航空ですが、エバー航空と比較すると一回りコンパクトな印象です。今回のJALはB787、前回のエバー航空はB777だったので、そもそも機内の広さが違う訳ですが。
事前座席指定の段階で分かっていましたが、ビジネスクラス後方のコンパートメントはガラガラで、乗客は自分を含めて5人だけでした。
この光景だけ見ると、空気輸送状態ですね。なお、ビジネスクラス前方のコンパートメントは80%位は埋まっていました。
機内食
搭乗直後のウェルカムドリンクはペットボトルの水だったので、離陸してようやく本当のウェルカムドリンクを頂けます。機内に入ってから既に1時間が経過しています。
オードブル
- 槍烏賊グリルとクスクスの冷製
- メゾンカイザー特製ブレッド(ハーブのプチパン、コンプレのプチパン)
すみません。オードブルの槍烏賊は私の舌には合いませんでした。最終的に口に残るのが酸味だけで、食材の印象が無いんですよね。私は普段から安い食事しかしていないので、わたしの舌がおかしいだけかもしれません。
メインディッシュ
- 和牛サーロインステーキとキャビアオーベルジーヌシャンピニオンのソース
メインディッシュは2種類(魚と肉)から選べます。私は和牛サーロインステーキを選択しました。個人的にサーロインステーキは脂っこい印象がありますが、このサーロインステーキは割とさっぱりしていた印象です。美味しかったです。
デザート
- ほうじ茶ティラミス
食後のデザートは、ほうじ茶ティラミスです。定番のハーゲンダッツかと思いきや、ハーゲンダッツは到着前のサービスだそうです。
約2.5時間の消灯タイム
一通りの機内食のサービスが完了すると、機内は消灯となってしまいました。このとき日本時間の14:40です。
「いやいや、日本とインドネシアは時差が2時間しか無いんだから、強制睡眠モードにする必要無いじゃん。」とツッコミたくなります。
消灯してしまうと、読書したりPC作業が疲れるんですよね。
トイレには歯ブラシとマウスウォッシュがあります。歯ブラシはJALのエコノミークラスでも見かけたことがありますが、マウスウォッシュはビジネスクラスならではかなと思います。所々、差別化が図られているのでしょう。
途中に何回か、CAさんから飲み物を頂きました。CAさんとのやり取りの中で、今回のフライトについて軽く聞かれました。
CA:「飛行機によく乗っていらっしゃるんですよね?」
自分:「い、いや、そんなに乗っている方では無いですよ(汗)」
恥ずかしかったので会話を掘り下げがなったですが、やっぱり変態的な乗り方してることは、バレてるんだと思いました。
約2.5時間の消灯タイムの経て、日本時間17:00に明るくなりました。残りの飛行時間は1時間20分です。明るくなっても窓のシェードは降りたままで、窓の青色がシートに写り込んでしまっています。
到着前の軽食
到着1時間前に軽食タイムがありました。CAさんがオーダーを伺いに来ました。選択肢は以下の3つとのこと。
- アイスクリーム
- 中華ちまき
- JALオリジナル麺(ちゃんぽんですかい、うどんですかい、そばですかい)
特に理由はありませんが、うどんですかいをオーダーしました。
うどんですかいは、赤いきつねの油揚げが無いバージョンと思っていただければ、間違いありません。コンビニで売っている場合もあるので、わざわざ機内で食べるほどの物では無いのですが、ビジネスクラス効果で食べてしまうんですよね。
ジャカルタに向けて降下
軽食を食べてからは、一気に時間が加速したかのように降下していきます。
インドネシアの田舎な感じの風景が飛行機から見えます。ここからは、あっという間に着陸してしまいました。
まとめ
JAL SKY SUITE IIIは完全個室とまではいきませんが、高いレベルでプライバシーが確保されている仕様だったと思いました。リバースヘリンボーンのシートだと、足置きのスペースが狭くなることがありますが、JAL SKY SUITE IIIは 広々としていた印象です。
個人的に微妙だと感じたのは消灯時間が長いこと。読書したりPC作業をするにはちょっと辛い。時差もほとんど無いので、長時間の消灯はやめてほしいなぁと、と言う点が一乗客としての感想です。
この後は、ジャカルタ スカルノ・ハッタ国際空港内にあるホテルで一泊し、成田に戻ります。
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