JAL国内線ファーストクラス体験記 ANAプレミアムクラスと乗り比べて思うこと

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JAL国内線ファーストクラス機内食

JGCサファイヤを達成してから約3カ月が経ちましたが、どうしても心残りな点が・・・

それはJAL国内線ファーストクラスを体験していないこと。

悶々とした日々に終止符を打つため、JAL国内線ファーストクラスに乗ってきました。JGC修行はすでに終わっているので、完全に趣味のフライトです。

また、スケジュールの関係で、戻りの便はANAプレミアムクラスを利用することに。JALとANAの国内線最上位クラスを体験して思ったこともまとめてみます。

目次

修行は上位クラスで楽しむべき

過去の記事で何回か触れていますが、JGC修行はコスト重視としたため、羽田=那覇の普通席かクラスJの利用がほとんどでした。

単純往復かつサービスも特筆すべき点は無く、修行としては退屈だったんですよね。特に2015年のSFC修行ではプレミアムクラスを連発して満足感に満ち溢れていたため、余計に退屈に感じてしまいました。

そんな訳で、「多少コストがかかっても、上位クラスを利用して、修行を楽しむべき」という点が、JGC修行をしてみての教訓でした。

もっとも、今後修行をするかはわかりませんが。

そうしないと、結局今回みたいに、無駄に国内線JALファーストクラスに乗ることになり、結果としてコスト増につながってしまいます。

これから修行をされる方は、気を付けましょう!

サービスを満喫するには長距離路線がおススメ

教訓はさておき、国内線JALファーストクラスに乗ることにしましたので、まずは計画を立てることに。そもそも国内線JALファースクラスは、路線がかなり限られています。

JAL国内線ファーストクラス路線(JALホームページより)
  • 東京(羽田)-福岡
  • 東京(羽田)-札幌(新千歳)
  • 東京(羽田)-大阪(伊丹)
  • 東京(羽田)-沖縄(那覇)

コストで選べば羽田=伊丹なのですが、フライトが1時間未満なので、サービスを満喫するには短すぎます。

羽田=福岡、羽田=新千歳は、多くの便でファーストクラスが設定されているので、フライトを選びやすいメリットがあります。デメリットとしては、羽田=那覇と比較するとフライト時間が若干短いこと。

フライト時間で選ぶと、やはり羽田=那覇が長いので一番いいですね。デメリットは、ファーストクラスが設定されてる便数が少ないこと。

今回はファーストクラスを満喫することが目的なので、問答無用で羽田=那覇を選択しました。

早朝や午前の便だと、羽田のダイヤモンド・プレミアラウンジに滞在できる時間が短くなってしまい、満喫することができません。

そのため、お昼頃の便を選択。

そうすると、帰りはファーストクラス設定の便が無くなってしまいます。仕方ないですが、帰りはANAプレミアムクラスを選択しました。

というわけで、JALファーストクラスとANAプレミアムクラスの乗り比べをすることにしました。

JAL国内線ファーストクラスで羽田から那覇へ

羽田空港 JALダイヤモンド・プレミアカウンターに突入

JALダイヤモンド・プレミアカウンター地図(JALホームページより)

沖縄方面なので、南ウイングからチェックインすることに。

入口の写真を撮ろうとしてタイミングを伺うも、中々人通りが減らなくて、結局撮影出来ない始末。入口の中も、薄暗く高級感が漂う雰囲気で、カメラを構える度胸は自分にありませんでした。まだまだメンタル修行が足りていません。

写真撮影は断念したので、あとはミスをしないように気を付けて、慣れてる感を出しつつ、足早に保安検査場を抜けました。

羽田空港 JALダイヤモンド・プレミアラウンジに潜入

保安検査場を抜けて、エスカレータを上がると、ラウンジ受付に到着します。

ここも高級感が漂っていたため、写真撮影は断念。JGC修行でラウンジ受付には何回も来ていますが、いまだに写真撮影をすることができません。

ラウンジ受付で搭乗券をかざすと、ラウンジを案内されます。今回はファーストクラスなので、当然ですが、ダイヤモンド・プレミアラウンジを案内されました。

お待ちかね、ダイヤモンド・プレミアラウンジに突入です。

JALダイヤモンド・プレミアラウンジ
JALホームページより

入り口前には、松の木的なオブジェがおいてあり、高級感を演出しています。

ダイヤモンド・プレミアラウンジの第一印象は、思っていたより狭く感じました。感覚的には、サクララウンジの1/3程度の広さかな。

なお、後日でJALのホームページで調べたところ、羽田空港のサクララウンジとダイヤモンド・プレミアラウンジの座席数は以下の通り。座先数で見ると、ほぼ1/3ですね。

  • サクララウンジ(南ウイング):約350席
  • ダイヤモンド・プレミアラウンジ(南ウイング):約115席

ラウンジに居る客層も、サクララウンジとは違う感じがしました。平日だからビジネスの客層が殆どでしたが、何というか、エグゼクティブな雰囲気の人が多い印象。

アラサーの自分が一番年下な感じ。

ラウンジ乞食の如く、出発までの約2時間、ドリンクと軽食を片っ端から堪能しようと意気込んでいました。しかーし、ラウンジが狭いから、長居してるとスタッフの人に、「あのひと、さっきから食べたり写真撮ったりばかり。所詮は修行僧でしょ。」と思われてしまうリスクが。

という訳で、常識の範囲内で食事をとり、写真もコソコソ隠れるように撮影しました。

JAL国内線ファーストクラスに潜入

台風が接近しているため、東京の天気は荒れ模様です。

搭乗すると、まずはチーフパーサーさんからのご挨拶。

チ:「tekito様、いつもご利用いただきありがとうございます。」

ファーストクラスなので、名前を呼んで頂けることに驚きはありませんでしたが、やっぱり嬉しですね。

何というか、1対多ではなくて、1対1のやり取りというか。そう思うと、自分も気遣いのある態度を取らないといけないですね。

今日は台風の影響で、なかなかシートベルト着用サインが消えません。

JAL国内線ファーストクラスのおつまみ

そのため、食事の前にお茶とスナックのサービスがありました。ドライなっとう、美味しいです。

JAL国内線ファーストクラス機内食メニュー

メニューも配布され、やっと機内食の時間。

JAL国内線ファーストクラス機内食

左側のおむすびみたいなものは白米。温めてあるので、ホクホクしてます。

JAL国内線ファーストクラスでのグラス写真

曇り空で失敗してますが、お馴染みのショット。

JAL国内線ファーストクラスコーヒー

コーヒーもファースクラス仕様。

沖縄上空は、晴れ模様。

念願のJAL国内線ファーストクラスに搭乗することができ、メンタル的にも解脱をしました。やはり、上位クラスですとフライトの満足度が高いので、JGC修行するなら絶対に利用すべきだと思いました。

この後、瀬長島で飛行機撮影をして、ANAの最終便で羽田に戻ります。

ANAプレミアムクラスで那覇から羽田へ

慣れ親しんだ那覇空港ANAラウンジ

この日は台風の影響で、機材の到着が遅れたり、管制塔からの待機指示があったりと、那覇を出発する便に遅れが発生していました。私が搭乗する羽田への最終便も30分の遅延でした。

可哀想なのは、私よりも一便前のプレミアムクラスの乗客。ラウンジ内のアナウンスで呼び出されて、何やらスタッフから封筒をもらっている様子。会話をそれとなく聞いてみると、遅延により機内食の消費期限が過ぎてしまうらしく、提供できないとのこと。代わりのミールクーポンを渡されている様子でした。

那覇のANAラウンジは激混みのイメージしかないですが、この日は最終便ということもあり、ラウンジ内はガラガラでした。

慣れ親しんだANAプレミアムクラス

ANAプレミアムクラスで那覇から羽田に向かいます。

安定のPremium GOZEN

ANAプレミアムクラスの羽田-沖縄線だと、食後にアイスのサービスがあります。この点は、JALよりもGOOD。

プレミアム感が無い紙カップでのコーヒー。

乗り比べて思ったこと:JALとANAで優劣は付けられない

個人的な見解ですが、JALファーストクラスとANAプレミアムクラスをサービスで比較して優劣を付けるのは、間違っているような気がしました。

機内食の質やシートの仕様なら、JALファーストクラスの圧勝。空港でも、最上位のダイヤモンド・プレミアラウンジを利用できます。でもこれは、4路線にしか設定していないからこそできるサービスではないかと。

一方、ANAプレミアムクラスは、多くの路線で設定されており、比較的簡単にプレミアムクラスに搭乗することができます。そのため、サービス面でJALファーストクラスに及ばなくても、より多くの客層にサービスを提供しているように思えます。

最上位のANA SUITEラウンジを利用できないのは残念ですが、ラウンジのキャパを考えると、プレミアムクラスの乗客全員に開放するのは、厳しいのかもしれないですね。

ちなみに、今回の航空券の値段は、JALもANAもほぼ同じでした。

JALは選択と集中をしており、ANAは幅広くサービスを提供する方針のように思えます。自分は航空業界の人間ではないので、あくまでも、一人の乗客として思ったことですが。

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