JALが「FLY ON ポイント2倍キャンペーン」を開始しました。

4月にANAがプレミアムポイント（PP）キャンペーンを開始したので、JALでもFLY ON ポイント（FOP）キャンペーンを開始するのではと、待っていた方も多いのではないでしょうか。

今回のキャンペーンは、国内線と国際線でFOPが2倍！倍速でステータス獲得に必要なFOPが溜まっていきます。

国際線のキャンペーン期間は6/8〜/9/30なので、期間には余裕あり。しかし、新型コロナウイルスや燃料代高騰の影響のため、JGC修行には使いにくい状況ではあります。

国内線のキャンペーン期間は6/8〜7/31なので、短期間でのフライトが必要ですが、ステータス獲得の絶好のチャンスです。

JALが「FLY ON ポイント2倍キャンペーン」の延長を発表。国内線・国際線ともに、2022年12月31日まで延長が決定しました。

国内線FOP2倍 2022年6月8日～12月31日

JALの公式サイトはこちら。

公式 JALグループ国内線 FLY ON ポイント2倍キャンペーン

キャンペーン内容

国内の全路線（JAL便名のみ）でFOPが2倍になります。

2倍になるFOPは、通常のFOPのみです。搭乗ボーナスなどはFOP2倍の対象外です。

さらに以下の路線では、1搭乗につき500FOPが追加加算されます。

東京（羽田）	⇔	三沢／山形／南紀白浜
大阪（伊丹）	⇔	女満別／函館／青森／三沢／秋田／いわて花巻／山形／仙台／新潟／松本／出雲／隠岐／松山／大分／福岡／長崎／熊本／宮崎／鹿児島／種子島
福岡	⇔	いわて花巻／仙台／徳島／高知／松山／宮崎／奄美大島
札幌（新千歳）	⇔	女満別／青森／秋田／いわて花巻／仙台／新潟
鹿児島	⇔	奄美大島／徳之島

FOP積算例 1

例えば、羽田 – 福岡を普通運賃の普通席で搭乗した場合、FOPは以下のように積算されます。

搭乗ボーナスとして400FOPが加算されますが、この400FOPは2倍の対象外です。

FOP積算例 2

区間が限定されていますが、一部の区間については、FOP2倍に追加して、さらに500FOPが加算されます。

例えば、伊丹 – 仙台を普通運賃の普通席で搭乗した場合、FOPは以下のように積算されます。

500FOPが追加加算される路線は、以下の通りです。

東京（羽田）	⇔	三沢／山形／南紀白浜
大阪（伊丹）	⇔	女満別／函館／青森／三沢／秋田／いわて花巻／山形／仙台／新潟／松本／出雲／隠岐／松山／大分／福岡／長崎／熊本／宮崎／鹿児島／種子島
福岡	⇔	いわて花巻／仙台／徳島／高知／松山／宮崎／奄美大島
札幌（新千歳）	⇔	女満別／青森／秋田／いわて花巻／仙台／新潟
鹿児島	⇔	奄美大島／徳之島

羽田発着だと、JGC修行としては使いにくい印象です。

大阪発着・福岡発着だと、対象路線お多いので、JGC修行にも活用できそうです。

国際線FOP2倍 2022年6月8日～12月31日

JALのFOP2倍キャンペーンは、国際線も対象です。JALの公式サイトはこちら。

公式 JAL 国際線 FLY ON ポイント2倍キャンペーン

キャンペーン内容

国内線のFOP2倍と同様に、2倍になるFOPは、通常のFOPのみです。搭乗ボーナスなどはFOP2倍の対象外です。

FOP積算例

東京 – ニューヨークをエコノミークラス、予約クラスHで搭乗した場合、以下のように積算されます。

国内線FOPのサンプル

全ての区間をチェックするの無理なので、先得割引系（先得割引、スーパー先得、ウルトラ先得）の普通席で、FOPをまとめます。

赤字は500FOPの積算対象の路線で、500FOPを加味したFOPになっています。

羽田発着の先得割引系のFOP

羽田発着路線	先得割引系の片道FOP (運賃3)	キャンペーン適用時の片道FOP
羽田 – 新千歳	766	1,532
羽田 – 女満別	914	1,828
羽田 – 旭川	864	1,728
羽田 – 釧路	832	1,664
羽田 – 帯広	790	1,580
羽田 – 函館	636	1,272
羽田 – 青森	538	1,076
羽田 – 三沢	532	1,564
羽田 – 秋田	418	836
羽田 – 山形	286	1,072
羽田 – 中部	290	580
羽田 – 小松	316	632
羽田 – 伊丹	420	840
羽田 – 関西	420	840
羽田 – 南紀白浜	454	1,408
羽田 – 岡山	534	1,068
羽田 – 出雲	608	1,216
羽田 – 広島	622	1,244
羽田 – 山口宇部	766	1,532
羽田 – 徳島	494	988
羽田 – 高松	532	1,064
羽田 – 高知	590	1,180
羽田 – 松山	658	1,316
羽田 – 福岡	850	1,700
羽田 – 北九州	802	1,604
羽田 – 大分	748	1,496
羽田 – 長崎	916	1,832
羽田 – 熊本	852	1,704
羽田 – 宮崎	842	1,684
羽田 – 鹿児島	902	1,804
羽田 – 奄美大島	1,180	2,360
羽田 – 那覇	1,476	2,952
羽田 – 宮古	1,738	3,476
羽田 – 石垣	1,836	3,672

伊丹発着の先得割引系のFOP

伊丹発着路線	先得割引系の片道FOP (運賃3)	キャンペーン適用時の片道FOP
伊丹 – 新千歳	1,000	2,000
伊丹 – 女満別	1,196	2,892
伊丹 – 函館	868	2,236
伊丹 – 青森	784	2,068
伊丹 – 三沢	804	2,108
伊丹 – 秋田	658	1,816
伊丹 – 花巻	712	1,924
伊丹 – 仙台	594	1,688
伊丹 – 山形	578	1,656
伊丹 – 羽田	420	840
伊丹 – 成田	420	840
伊丹 – 新潟	472	1,444
伊丹 – 松本	274	1,048
伊丹 – 但馬	102	204
伊丹 – 隠岐	248	996
伊丹 – 出雲	222	944
伊丹 – 松山	238	976
伊丹 – 福岡	430	1,360
伊丹 – 大分	328	1,156
伊丹 – 長崎	496	1,492
伊丹 – 熊本	436	1,372
伊丹 – 宮崎	438	1,376
伊丹 – 鹿児島	494	1,488
伊丹 – 種子島	568	1,636
伊丹 – 屋久島	604	1,208
伊丹 – 奄美大島	812	1,624
伊丹 – 徳之島	904	1,808
伊丹 – 那覇	1,108	2,216
伊丹 – 宮古	1,360	2,720
伊丹 – 石垣	1,454	2,908

福岡発着の先得割引系のFOP

福岡発着路線	先得割引系の片道FOP (運賃3)	キャンペーン適用時の片道FOP
福岡 – 新千歳	1,324	2,648
福岡 – 花巻	1,086	2,672
福岡 – 仙台	998	2,496
福岡 – 成田	850	1,700
福岡 – 羽田	850	1,700
福岡 – 伊丹	430	860
福岡 – 出雲	282	564
福岡 – 徳島	364	1,228
福岡 – 高知	280	1,060
福岡 – 松山	196	892
福岡 – 宮崎	196	892
福岡 – 鹿児島	188	376
福岡 – 屋久島	338	676
福岡 – 奄美大島	540	1,580
福岡 – 那覇	806	1,612

新千歳発着の先得割引系のFOP

新千歳発着路線	先得割引系の片道FOP (運賃3)	キャンペーン適用時の片道FOP
新千歳 – 女満別	222	944
新千歳 – 青森	230	960
新千歳 – 秋田	358	1,216
新千歳 – 花巻	340	1,180
新千歳 – 仙台	502	1,504
新千歳 – 成田	766	1,532
新千歳 – 羽田	766	1,532
新千歳 – 新潟	554	1,608
新千歳 – 中部	922	1,844
新千歳 – 関西	1,000	2,000
新千歳 – 伊丹	1,000	2,000
新千歳 – 広島	1,124	2,248
新千歳 – 福岡	1,324	2,648

JGC修行への利用計画

羽田 – 那覇の先得割引でFOP単価3.3円

羽田-那覇で獲得できるFOPは以下の通りです。

	羽田 – 那覇 片道
クラス	普通席
運賃種別	先得割引
通常時のFOP	1,476FOP
本キャンペーン適用時のFOP	2,952FOP
(参考)運賃	9,810円
(参考)FOP単価	3.3円/FOP

運賃は予約時期や日程により変動するため、参考値としています。また、往復ともに最安値を狙うのは困難なので、日帰りでフライトするとなると、割高な運賃になります。

羽田-那覇を1往復すると5,904FOP獲得できます。

8往復で47,232FOP。JALカード初回搭乗5,000FOPと合わせると52,232FOPとなり、JGC修行完了です。必要なコストはわずか156,960円。

とは言っても、往復ともに最安値を狙うのは困難。羽田発着だと下記のようなフライトから選択することになると思います。FOP単価を追求するなら。

羽田→那覇 普通席	那覇→羽田 普通席

平日夕方から夜にかけての修行になるので、人によっては厳しいですね。

8往復で47,232FOP。JALカード初回搭乗5,000FOPと合わせると52,232FOPとなり、JGC修行完了です。

必要なコストは202,560円となり、十分に安いと言えます。

デメリットとして、那覇滞在時間が2時間程度なので、基本的に空港で過ごすことになります。最初の4フライトは良いですが、後半の4フライトは苦行でしかないと思います。

那覇路線のファーストクラスがおすすめ

下記のプランは、キャンペーン延長が決定する前のプランです。12月31まで延長が決定したため、短期決戦の必要は無くなりました。

国内線FOP2倍キャンペーンは、期間が2022年6月8日〜2022年7月31日まで、1ヶ月弱しかありません。JGC修行するなら短期決戦になります。

この短期決戦をどう乗り切るか。

羽田-那覇をファーストクラスで往復するのがおすすめ。

羽田-那覇のファーストクラスは非常に人気が高く、運賃が安い特便割引や株主優待割引は、常に争奪戦が繰り広げられてます。予約するのは至難の業です。

空席がある運賃種別は、大人普通運賃、往復割引、JALビジネスきっぷ。これらの運賃は非常に高額であり、FOP単価が良くありません。一般的にJGC修行には向いていないと言えます。

しかし、今回のFOP2倍キャンペーンを利用すると、大人普通運賃、往復割引、JALビジネスきっぷでも、比較的FOP単価を抑えることが可能。JGC修行の対象になってきます。

大人普通運賃、往復割引、JALビジネスきっぷは、まだ空席が残っていますね。発券難易度は低めです。

しかも、100%積算！

FOP単価は9.2円/FOPとなり、決して良い単価とは言えないですが、片道で6,304FOPも獲得できるので、かなり魅力的。

羽田-那覇をファーストクラスで往復すると、12,608FOPも獲得できます。

ファーストクラスなので、国内線最高峰のサービスを満喫できるのも、嬉しいポイントですね。