今回は「コンラッド バンコク(Conrad Bangkok)」エグゼクティブルームの宿泊記です。
コンラッドは、ヒルトン系列におけるラグジュアリーホテルブランド。ウォルドーフ・アストリア、LXRホテルズ&リゾーツに次ぐ、3番目の序列の最高級ホテルブランドです。
東京と大阪にもコンラッドはありますが、1泊の宿泊料金は最低でも4万円!
日によっては、10万円を超える場合も。
そんな最高級ホテルブランドのコンラッドですが、コンラッドバンコクは1泊で1.7万円程度から宿泊可能で、とってもお得。
エグゼクティブルームの詳細や、ヒルトン・オナーズ「ダイヤモンド会員」として受けた特典・サービスをご紹介します。
コンラッド バンコク 基本情報
基本情報
ホテル名 | Conrad Bangkok(コンラッド バンコク) |
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所在地 | 87 Wireless Road, Phatumwan, Bangkok, 10330, Thailand |
開業日 | 2003年3月(2018年改装) |
客室数 | 391室 |
施設 | エグゼクティブラウンジ レストラン フィットネスセンター シーズンズ・スパ プール テニスコート |
HP | https://conrad.hiltonhotels.jp/hotel/bangkok/conrad-bangkok/ |
場所・アクセス
- スワンナプーム空港:タクシーで約40分
- BTS プルンチット(Ploenchit)駅
- 徒歩 約10分
- 無料のシャトルバス 約5分
コンラッドバンコクは、BTS プルンチット(Phloen chit)駅から徒歩約10分のところです。
シャトルバスでも徒歩でも、BTSプルンチット駅から10分程度かかるので、駅直結のホテルと比較すると、アクセスはあまり良くありません。
プルンチット駅とホテルの間は、無料シャトルバスあり。時間帯によりますが、5〜15分間隔で運行されています。
プルンチット駅のシャトルバス乗り場はこちら。
シャトルバスの時刻表はありませんが、長くても15分待てば、シャトルバスは到着します。
シャトルバスにはCONRADと書かれているので、わかりやすいですね。
徒歩で行く場合は、「ノボテル バンコク プルンチット スクンビット」がある交差点を右折して、直進すればOK。迷うことはないと思います。
10分程度歩くと、右手のコンラッドバンコクが見えてきます。
しかし、プルンチット駅からは徒歩圏内ですが、徒歩はおすすめしません。
ホテルまでの道は歩道が狭く段差が多いので、スーツケースを持っての移動は大変。
スーツケースが無くても、暑くて汗かきますし、スコールの後は道が水没するため、徒歩でのアクセスはおすすめはできません。
客室タイプ
「エグゼクティブラウンジ」アクセス無し
- デラックスルーム ← 予約した客室
- デラックスファミリールーム
- プレミアムルーム
- グランドプレミアムルーム
- アクセシブルルーム
「エグゼクティブラウンジ」アクセス付き
- エグゼクティブルーム ← アップグレード後の客室
- エグゼクティブスイート
- テラススイート
- コンラッドスイート
- コンラッドプレミアムスイート
- プレジデンシャルスイート
ヒルトン・オナーズの「ダイヤモンド会員」特典で、一番安いデラックスルームから、エグゼクティブルームにアップグレードしていただけました。
コンラッドバンコク 宿泊記・レビュー
ロビー ・チェックイン
コンラッドバンコクのロビーは、このような感じ。
コンラッドのイメージカラーのゴールドっぽさがあって、高級感があります。
さすが、ヒルトン系列の上位ブランド。
ソファーもあるので、タクシーやシャトルバスの待ち時間もくつろげます。
1階〜3階まで吹き抜けになっていて、開放感も抜群。
チェックインのためフロントへ。
今回はヒルトン・オナーズのダイヤモンド会員としての宿泊、アップグレードの期待が高まります。
スタッフの方が端末をカタカタして、ダイヤモンド会員であることがわかると、明らかに態度が一変。
ウェルカムドリンクが提供されて、エグゼクティブラウンジでのチェックインを案内されました。
私はスーツケースを運びながら徒歩でアクセスしたので、到着時は汗だく。ウェルカムドリンクでリフレッシュできました!
スタッフのアテンドで、エグゼクティブラウンジへ。
ティータイムの時間だったため、ビュッフェカウンターからドリンクとスイーツを適当につまみつつチェックイン!
客室も1番安いデラックスルームから、エグゼクティブルームへアップグレードしていただけました。
32階建てのビルの16階から32階までが、客室やラウンジになっています。
1階〜3階にレストランなど、7階にフィットネスジム、スパ、プールなどがあります。
エグゼクティブルーム
基本情報・客室全体
客室タイプ | エグゼクティブルーム(キングベッド) |
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広さ | 41m2 |
客室の広さは、1番安くて1番狭いデラックスルームと同じ41m2となっています。
さすがコンラッド、1番狭くても41m2!一般的なホテルは26m2前後なので、かなり広い。
窓側から客室を見ると、このような感じ。
2003年開業ですが、2018年に改装しているので、古い感じはありません。
バスルームがガラス張りなので、より広く感じますね。
全体的に間接照明になっていて、オシャレで落ち着いた印象です。
床から天井付近までガラス張りになっていて、明るくて開放感があります。
ベッド・ベッド周り
今回の客室タイプは、エグゼクティブルーム キングベッド。
ベッド周りのスペースは広くて、窮屈な感じは全くありません。
キングベッドが1台、「どーん」と置いてある感じ。
ベッド周りには、照明スイッチ、電源、電話。
コンセントはユニバーサルタイプ、変換しなくても日本のコンセントを利用できます。
USB-Aの電源もあるので、寝ながらスマホの充電も可能。
バスルーム・洗面台・トイレ
バスタブ、シャワーブース、洗面台、トイレは、1箇所のスペースにあります。
広さは十分。
バスルームは、シャワーブースとバスタブが、完全に分かれているタイプ。
シャワーを浴びたら、一度洗面所に出て、バスタブに移動する必要があるので、少し面倒です。
シャンプーやボディーソープは、シャワーブースの方にあります。
レインシャワーも完備。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープは、バイレードのモハーヴェゴースト。
バスタブにもシャワーはありますが、壁はありません。下手すると洗面台の方が水浸しになるので、注意が必要。
トイレはウォシュレット付きです。
洗面台はこのような感じ。
ハンドソープもバイレードのモハーヴェゴースト。
ミニバー・ドリンク
冷蔵庫にはソフトドリンクやビールなどか入っていますが、全て有料です。
引き出しの中には、スナック、ブランデーなど。こちらも有料です。
紅茶やコーヒーは無料。
2本のボトルウォーターは無料。毎日補充してくれます。
パックの牛乳も。
コーヒーカップやグラスは、自由に使えます。
デスク
円形の作業デスクとアーロンチェア。作業スペースは十分広くて、使いやすかったです。
テーブル・ソファー・テレビ
窓際には、ソファー、チェア、テーブルがあります。
くつろいだり、客室内で食事をするのに適しています。
テーブルの上には、ウェルカムギフトのリンゴ。ラッピングされているので、衛生面でも安心です。
ベッドの正面には大型液晶テレビ。
クローゼット・収納スペース
客室に入ってすぐの左手が収納スペース。小型のスーツケースをギリギリ開ける程度の広さです。
引き出しの中は空っぽ。
クロゼットには、以下のものが収納されています。
- ハンガー
- セキュリティーボックス
- 靴べら・靴磨きブラシ
- スリッパ
- アイロン・アイロン台
テレビの下も、荷物を置けるスペースあり。
荷物を広げるなら、こちらのスペースの方が便利。
客室からの眺望
27階からの眺望はこちら。
ホテルはバンコクの都心部にあるので、眺望はシティービューになってます。
周辺のビルよりも高層なので、遠くまで見渡せました。
エグゼクティブラウンジ
ヒルトン・オナーズのダイヤモンド会員特典で、エグゼクティブルームにアップグレードして頂いたため、エグゼクティブラウンジを利用可能。
エグゼクティブラウンジが大好きな我が家は、ティータイム、カクテルタイムで利用。
ティータイムではスイーツ、カクテルタイムではアルコールを楽しみました。
コンラッドバンコクのエグゼクティブラウンジは29階にあります。
エグゼクティブラウンジは6:00〜22:00まで利用可能で、時間帯により提供サービスが変わります。
- 朝食:6:00〜10:30(土日祝は11:00まで)
- アフタヌーンティー:14:00〜16:00
- イブニングカクテル:17:30〜19:30(12歳未満は利用不可)
ラウンジは落ち着いた雰囲気。
縦長の造りのラウンジは窓に面しているので、日中は明るさがあります。
アフタヌーンティー、イブニングカクテルで提供されたメニューなどを紹介します。
アフタヌーンティー
イブニングカクテル
コンラッドバンコクのエグゼクティブラウンジについては、こちらの記事で詳しくレビューしています。
「Cafe@2」の朝食ビュッフェは激混み
ヒルトン・オナーズのゴールド会員以上の特典で、朝食無料が付いています。さぁ、朝食会場へレッツゴー!
コンラッドバンコクの朝食会場は、2階のCafe@2というレストランです。
朝食は洋食とタイ料理中心のビュッフェスタイル。
メニューは少ないですが、寿司、刺身、茶碗蒸し、味噌汁といった日本食もありました。
7時台の朝食会場は激混み。
ヒルトン・オナーズのダイヤモンド会員としての利用ですが、専用スペースの案内は無し。一般のテーブルに案内されました。
客室数に対してテーブル数が少ないように思いました。
常にザワザワしているので、落ち着いて食事をする雰囲気ではないのが残念。
混んでいたので写真は少な目です。
落ち着いて朝食を食べるなら、ピーク時間帯を避けるか、エグゼクティブラウンジの方がオススメです。
南国感のあるプールは最高
コンラッドバンコクのプールはこちら。
7階のビルの狭間のプールですが、広さは十分。ヤシの木があって、南国感があるプールになっています。
プールサイドにはチェアがあるので、ここでゆっくりするのもアリ。
機材豊富なフィットネスルーム
フィトネスルームは7階にあるBODYWORXという施設。
ホテルのフィットネスルームは狭い場合も多いですが、コンラッドバンコクは充実しています。
ランニングマシンやエアロバイクといった定番マシンはもちろんあり。
ベンチプレス、パワーラック、スミスマシンなど、本格的なトレーニング機材も揃っています。
タオルや水はフィットネスルーム内にあるので、手ぶらで来ても問題ありません。
ダイヤモンド会員として受けた特典・サービス
- エグゼクティブルームへのアップグレード
- デラックスルームで予約(16,478.29バーツ →約68,900円)
- デラックスエグゼクティブルームへアップグレード(20,822.31バーツ → 約87,000円相当)
- 18,100円相当のアップグレード
- エグゼクティブラウンジの利用
- 2名分の朝食無料
- 朝食料金は大人1名で約380バーツ → 約1,590円
- 2名で3回の朝食を食べたので、合計9,540円分が無料
合計で約27,640円分の特典・サービス(1バーツ = 4.18円 で計算)
合計で約27,640円分の特典・サービスを無料で受けることができました!
コンラッドバンコク まとめ
BTSプルンチット駅から10分程度かかるため、アクセスが良いとは言えません。
一方で、コンラッドバンコクは「さすが5つ星」といったホテル。
このレベルのホテルが1泊17,000円程度からというのは、ちょっと信じられないです。
ホテルステイも楽しめますし、BTSプルンチット駅に行ってしまえば、スクンビットやサイアムも近いので、バンコク観光の拠点としても便利。
コンラッドバンコクは、ワンランク上のホテルに宿泊したい万人にオススメできます。
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