成田からバンコクに向かうため、ANAビジネスクラスを利用しました。ここ最近はJALに寄せており、ANAを利用するのは約1年ぶり。久々にANAビジネスクラスに乗ってみると、機内食をはじめとした機内サービスがJALよりもGOODで、とっても満足のフライトでした。
フライト情報
搭乗年月 | 2019年5月 |
航空会社 | ANA |
フライト | NH805 東京/成田(NRT) → バンコク(BKK) |
機材 | B787-8 JA834A |
クラス | ビジネスクラス (ANA BUSINESS CRADLE) |
運賃種別 | I (特典航空券) |
マイル | 積算対象外 |
FOP | 積算対象外 |
座席 | 4A |
備考 | - |
エアージャパン運行のB787-8
本日の機材はB787-8(240席仕様)です。予約時点ではB787-9でしたが、機材変更によりエアージャパン運行のB787-8になりました。
240席はB787-8で一番座席数が多い機材です。ビジネスクラスには、ANA BUSINESS CRADLEが導入されています。一昔前の2-2-2列のビジネスクラスですね。ANA BUSINESS STAGGEREDに期待してこのフライトを選んだだけに、残念な機材変更でした。
搭乗前
優先搭乗の人数を数えてみました。
- 事前改札:1組の3人
- ダイヤモンド:5人
私がよく利用するJALクアラルンプール線では、エメラルドはいつも30人前後います。JALと比較すると圧倒的にANAダイヤモンドは少ないです。
成田発が夕方なので、そもそもダイヤモンドになるような上級会員が少なかっただけかもしれませんが。その辺は、情弱などでわかりませんでした。
ANA BUSINESS CRADLE
本日のビジネスクラスはANA BUSINESS CRADLEです。
プリセット(シート上、シートポケット)は以下の4点です。
- 枕
- ブランケット
- スリッパ
- ヘッドホン
ヘッドホンはノイズキャンセリング風なタイプで、ノイズキャンセリングではありません。
B787-8のANA BUSINESS CRADLEは2-2-2列のレイアウトです。リージョナルなフライトでは満足な仕様です。
バンコク程度の距離であればANA BUSINESS CRADLEでも十分です。ですが、他のANA便や他の航空会社では、フルフラットになるスタッガード仕様やヘリンボーン仕様のビジネスクラスを投入しているため、残念な機材だと感じてしまします。
モニターはタッチスクリーンですが、シートベルトを締めると手が届かないため、私はこちらのコントローラーをメインで使用してました。
もはや当たり前ですが、電源やUSBポートも付いています。その下には、小物入れもあります。
離陸前のサービス
ウェルカムドリンクは、スパークリングワインとオレンジジュースから選べます。スパークリングワインを選択しました。
JALの東南アジア線ビジネスクラスでは、ウェルカムドリンクありません。ウェルカムドリンクが提供されるANAはポイント高いです。
2年前は使い捨てタイプのペラペラなプラカップでしたが、ステム付きのプラカップに変わっていました。
個人的には飲めればいいのでどちらでも良いのですが、ちょっとだけ印象が良くなりましたね。
離陸前にはペットボトルの水も提供されました。
機内食
日本時間19:10、シートベルトサインが消え、照明がダウンしました。ここから夕食の機内食のスタートです。
最初におしぼりが配られました。JALエコノミーとJALビジネスの間くらいの厚さのおしぼりです。
日本発のフライトなので、和食を選択。と言うよりは、この後の機内乞食に備えて、胃が重たくならそうな和食を選びました。
アミューズ
- シナモンナッツスティック
- 小海老と胡瓜のマリネ バジルソース
- メルゲーズのパイ包み
日本時間19:50にアミューズが提供されました。一品一品サーブしてくれます。もはや保安要員ではなく、ウエイトレスな感じです。
シャンパンは、シャンパングラスではなく、通常のダルマ型グラス。ANAは随分前からこのタイプのグラス。JALは2018年8月以降に変わった。実用性を考えれば、このダルマ型グラスの方がいいですね、
前菜・お造り・小鉢
- 前菜
- 湯葉・雲丹の餡掛け 小蛸桜煮
- 鶏松風 海老芝煮・鱒南蛮串刺し
- お造り
- かつお藁焼きたたき
- 小鉢
- 牛時雨煮
日本時間20:00に、前菜・お造り・小鉢が提供されました。
大人なので嫌いでも食べます。タコの味と食感をごまかすため、エビなどの他の食材と一緒に食べました。その結果、前菜を100%楽しむことができなかったです。でも、全体的に美味しかったですよ。
主菜・御飯
- 主菜
- キンキ味噌幽庵焼き
- 牛タンデミグラス煮込みのふんわり玉子のせ
- 御飯
- 御飯、味噌汁、香の物
日本発のフライトは安心して和食がたべれますね。
デザート
- エモーション モガドール(パッションフルーツのジュレ、ローストパイナップル、パッションフルーツ風味のシャンティーショコラオレ、パッションフルーツ入りのサブレショコラ、マカロン)
美味しいけど、カッコ内の補足が長いよ。
コーヒーとチョコレート
食後には、コーヒーとチョコレートをいただけました。
このときは日本時間20:40、九州と沖縄の間くらい、奄美大島の北側あたりで機内食が終了しました。
食後のチョコレートもJALは提供されない。ANAのサービスの良さを感じます。
一通りの機内食が終了すると、CAさんがアメニティーを配布し始めました。
JALだと歯ブラシなどのアメニティーは、アメニティーセットとして袋に入れてシートに置かれていますが、ANAは必要な分だけ配布する形式です。
私はいつも歯ブラシしか利用しません。マスク、アイマスク、耳栓は利用せず、大量に家に放置されています。そう考えると、ANA形式の方が無駄を省いているとも言えますね。
ラバトリー
食後の歯ブラシのためラバトリーに行くと、歯ブラシセット、フェイス&ボディーシート、マウスウォッシュが置いてありました。
消灯
日本時間21:00に、機内は完全消灯しました。消灯した機内は真っ暗です。ここで寝てしまうと、バンコクに着いてから寝れなくなってしまうため、本当は寝たくありません。
しかし、ここまで真っ暗になってしまうと、やっぱり眠くなってしまいます。
お茶をいただき、私も少し寝ることにしました。
軽食
日本時間23:34/タイ時間21:34、機内が明るくなり、CAさんが軽食のオーダーを取り始めました。
周りの様子を見つつ、いつ軽食を頼もうかタイミングを見計らってたところだったから、ちょうどよかった。
軽食
- 一風堂ラーメン 空の上のトンコツ「そらとん」
軽食は一風堂のとんこつラーメンです。
元はインスタントラーメンなんだと思いますが、どんぶりに入っているところが良いですね。
麺は細め。感覚的にはそー麺の1.5倍位の太さ。コシは弱めでした。(ダラダラ写真を撮っていたからノビたのかもしれません。)
普通の太さの麺だと、食べごたえはあると思いますが、その反面お腹にたまる。身動きが少ない機内では、細麺の方がお腹に優しい感じかしました。
ANAラウンジで調子に乗ってヌードル食べちゃった系のラウンジ乞食の方は、他の軽食の方が良いかもしれません。
深夜にとんこつラーメンとか、確実に太るわ。(ブヒ〜)
軽食後には、CAさんがチョコレートと飴を配りに来ました。チョコをいただき、お口の中をとんこつからチョコにチェンジ。
着陸に向けて
ここまでで、全ての機内サービスが終了です。あとはバンコク着陸に向けて降下していきました。
アジア線ビジネスクラスはJALよりもANAの方がGOOD
このところJALに鞍替えしたこともあり、アジア線ビジネスクラスはJALが続いていました。そのため、ANAビジネスクラスは約1年ぶりです。
JALビジネスクラスの機内食は、印象としては効率重視でパッパッと運んでくる印象があります。一方のANAビジネスクラスは時間をかけて、ゆったりしてる印象を持ちました。
JALの軽食バリエーションは、うどんですかい、そばですかい、ちゃんぽんですかい、チーズ盛り合わせだったと思います。その点、軽食はANAの方が充実していると思いました。
東南アジア線のビジネスクラスなら、JALよりもANAの方がサービス面でいい感じですね。
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