ロジクールの「M750 Signatureワイヤレスマウス」を購入したので、実際に2ヶ月間使ってみてよかった点・残点な点についてレビューします。

M750はマルチデバイスマウスとして、ほとんど欠点がない完成度の高いマウスです。しかも5,000円台で購入可能。とてもコストパフォーマンスの高いマウスでした。

M750はマルチデバイスマウスを探している方に、オススメできるマウスです。

ロジクール M750の基本情報

M750の製品仕様

製品名	M750 SIGNATUREワイヤレスマウス
カラー	オフホワイト ローズ グラファイト レッド ブルー
ボタン数	6個
接続タイプ	Logi Bolt USB レシーバー Bluetooth
接続台数	最大3台
重量	Mサイズ：101.2g Lサイズ：111.2g
電池の種類	単三電池×1本
電池の寿命	USBレシーバー（Logi Bolt）使用時：最長24ヵ月 Bluetooth使用時：最長20ヵ月
定価(税込)	5,280円

USBレシーバーはLogi Boltに対応しています。

Logi Boltは、以前からあるUnifyingとの互換性は無し。Unifying対応デバイスをLogi Boltに接続したり、逆にLogi Bolt対応デバイスをUnifyingで接続することはできません。

M750の同梱物

ロジクールM750の同梱物は以下の4点です。

ロジクールM750の外観をチェック

ここからは、M750の外観をチェックしていきます。

オフホワイト、ローズ、グラファイト、レッド、ブルーの5種類のカラーバリエーションのうち、今回はグラファイトのレビューです。サイズはMです。

トップから見たM750です。メインカラーであるグラファイトが基調。ボタンの色は薄いグレーになっていて、アクセントになっています。

形状は左右対称で、誰にでも使いやすいマウスに仕上がっています。

光沢感はなくマットな質感。指紋や汚れが目立ちにくいです。

スクロールホイールの手前にあるボタンには、デフォルトでは「ポインタ速度変更」が割り当てられています。後述する「Logi Options+」でカスタマイズして、よく使う操作を割り当てることができます。

左サイドから見ても、メインカラーであるグラファイトが基調。

左サイドはラバー仕様で、マウスを握ったときに滑りにくくなっています。また、流れるようなラインが入っています。

「戻る/進む」ボタンはプラスチックです。

右サイドにはボタンはありませんが、ボタン以外は左サイドと同じです。

裏側には、電源スイッチとEasy-Switchがあります。

Easy-Switchとは、初回接続時のペアリングや、接続デバイスの切り替えをするボタンです。

M750は3台のデバイスと接続できるので、番号も1～3まで振られています。

裏側のカバーを外すと、単三電池と Logi Bolt USB レシーバーのホルダーがあります。

Logi Boltを使わない場合は、マウスの中のUSBレシーバーを格納できるので、USBレシーバーが迷子ならなくてすみますね。

もしLogi Bolt USB レシーバーを失くした場合は、単体でも購入可能です。

カスタマイズは「Logi Options+」で可能

「Logi Options+」を使うことで、M750のボタンをカスタマイズできます。カスタマイズ可能なボタンは、「進む」、「戻る」、「ミドルボタン」、「スクロールホイール下のボタン」の4つです。

この4つのボタンに、よく利用する機能やキーボードショートカットを割りてることが可能。

ロジクールM750 使用レビュー よかった点・残念な点

ここでは、私が実際にM750を2ヶ月間使用したレビューをご紹介します。前提条件となる私の作業環境は以下の通りです。

よかった点１：マルチデバイス対応で定価5,280円はコスパ最高

完成度が高く高機能のM750ですが、価格は極めて良心的。

ロジクールの公式サイトでは、定価5,280円で販売されています。

• 公式 M750 SIGNATUREワイヤレスマウス

Amazonや楽天などでは値引きされているため、さらに安く購入できます。

マウス3個分で5,280円で購入できると考えると、コスパは高いと思います。単純計算で1個あたり1,760円ですからね。

しかも、怪しいブランドではなく、世界的ブランドのロジクールなので、安心感もあります。

よかった点２：デスクがスッキリ！マウスが1個になる

PC作業環境に記載した通り、私は3台のPCを使っています。それぞれ別のマウスを使用しており、デスクの上には常時3個のマウスがありました。

これが想像より邪魔なんですよ。

手元で1個のマウスを使っていると、残りの2個のマウスは、いつもデスク上のどこかに散らばっていきます。

かと言って、収納スペースで保管すると出すのが面倒なので、デスクの上には置いておきたい。

M750なら3台までのデバイス接続が可能なので、3個のマウスを1個にまとめることができました。

これにより、デスク周りがスッキリ！

よかった点３：クリック音がとにかく静か

M750のクリック音はとにかく静か！

ロジクール独自のSilentTouchテクノロジーにより、ロジクールM170と比較して、クリック音を90%軽減しているそうです。

自宅やオフィスなどの一般的な騒音レベルの中では、周囲の人にはクリック音はほとんど聞こえません。

使っている自分でさえも、意識しないとクリック音は気になりません。

リモート会議をしていると、マイクでクリック音を拾ってしまうこともありますが、M750ではその心配ありません。

よかった点４：安定したBluetooth接続とLogi Bolt接続

マウスはPCの作業効率を向上させる重要なデバイス。作業中に接続が切れたり、反応が悪くなったらイライラしますよね。

M750のBluetooth接続とLogi Bolt接続は非常に安定しています。3ヶ月使っていますが、接続が切れたり、反応が悪くなることは一度もありませんでした。

接続デバイスの切り替えもスムーズ！接続でもたつくことがなく、すぐに切り替えできます。

残念な点１：デバイスの切り替えボタンが背面

接続デバイスの切り替えは、マウス裏側にあるボタン（Easy-Switch）で行います。

頻繁に接続デバイスを切り替える場合、毎回マウスを持ち上げて、裏側のボタンを押す必要があるため面倒です。

私が以前使っていたロジクール M590は、上面のボタンでデバイス切り替えができるので、とても便利でした。

M750はスクロールホイールの手前にもボタンがあり、デフォルトでは「ポインタ速度変更」が割り当てられています。「Logi Options+」でカスタマイズして、接続デバイス切り替えを割り当てられるとよかったのですが、できませんでした。

ロジクールM750 使用レビュー まとめ

実際に使用して、よかった点・残念な点をまとめると、以下のようになります。

ロジクールM750は完成度が高く、残念に感じる点はほとんどありませんでした。

マルチデバイスマウスの決定版

と言える製品です。マルチデバイスマウスを検討中の方は、有力な候補になると思います。