2024年からJALの新ステイタスプログラムがスタートしました。
以前からJGCの入会基準の変更が示唆されていましたが、実際に大きな変更に。
では、2024年以降はJGC入会基準はどうなるのか?
「1,500 Life Status ポイント以上の獲得」がJGC入会基準になりました。
2024年以降のJGC修行は、従来とは全く違うものになりそうです。
これからJGCを目指す人にとっては、かなり厳しい条件になっています。
2024年以降のJGC入会基準
2024年からスタートした「JAL Life Status プログラム」におけるJGC入会基準はどうなるのか、見ていきましょう。
1,500 Life Status ポイント以上の獲得が必要
2024年以降のJGC入会基準は、「1,500 Life Status ポイント以上を獲得する」ことが必要になります。
Life Status ポイントの有効期限は無く、生涯にわたってポイントを貯めることができます。
Life Status ポイントは、JAL便のフライト以外にも、JAL関連のサービス利用でも貯めることができますが、ここでは基本となるJAL便のフライトで貯める場合を見ていきましょう。
JAL国内線なら搭乗回数、JAL国際線なら区間マイルに応じて、Life Status ポイントが積算されます。
マイル積算対象運賃でのフライトが、Life Status ポイントの積算条件になっています。よってマイルを利用した特典航空券のフライトは、Life Status ポイントの積算対象外となります。
1,500 Life Status ポイントのハードルはかなり高い
では、1,500 Life Status ポイントを貯めるには、どのくらいJAL便に搭乗する必要があり、どのくらいの費用がかかるか見ていきましょう。
1回の搭乗につき5ポイント
→ 1,500ポイントまで、300回の搭乗が必要
→ 1回の搭乗を1万円で発券すると仮定すると、単純計算で300万円必要
1,000区間マイルにつき5ポイント
→ 1,500ポイントまで、300,000区間マイル必要
→ 東京-ロンドン片道が6,214区間マイル、単純計算で東京 – ロンドンを約24往復が必要
→ 東京-ロンドンの往復航空券を20万円と仮定すると、単純計算で480万円必要
2023年までのJGC修行においては、1年間で50万円あれば達成できていたことを考えると、JAL Life Status プログラムでのJGC取得は、時間的にも費用的にもかなり厳しい条件になっています。
JGC修行は完全にオワコンと言えるでしょう。
私自身は、仕事やプライベート(JGC修行含む)で、平均よりはJALに搭乗していると思っています。
そんな私でも、過去のフライト実績からLife Status ポイントを計算すると、約700ポイントにしかなりません。
本格的にJALに乗り始めたのが2016年からなので、7年間で約700ポイントの計算です。
1,500ポイント貯めるには、15年かかりますね。そこまでしてJGCを欲しいとは、個人的には思いません。
まとめ
以上、2024 年以降のJGC修行についてご紹介しました。
簡単にまとめると、以下のようになります。
- JGC入会基準は、Life Status ポイントを1,500ポイント貯める必要がある。
- Life Status ポイントの有効期限は無く、生涯にわたって貯め続けることができる。
- JGC入会基準を達成するには、JAL国内線で300回、JAL国際線で30万マイル分の搭乗が必要
2024年以降にJGC修行ができないと言う訳ではありませんが、JGC入会基準の達成はかなり厳しいものになっています。
実質的に、JGC修行はオワコンと言えるでしょう。
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