「メズム東京、オートグラスコレクション」に宿泊しました。SPGアメックス(現在のマリオット・アメックス)の無料宿泊特典を利用した宿泊。といわけで、50,000円以上する高級ホテルに無料で宿泊できちゃいました。
私のマリオットボンヴォイのステータスはゴールド・エリート。客室のアップグレードに期待していましたが、残念ながらアップグレードは無し。
ですが、一番グレードが低いchapter 1の客室ですが、高級感がある広々とした部屋でした。さすが高級ホテルと言った感じ。
一方、朝食「メズム・ブレックファスト」は、個人的には5,100円の価値を感じることができませんでした。
メズム東京 宿泊概要
- 宿泊日:2022年6月
- 宿泊日数:宿泊日数:1泊2日
- 客室タイプ:chapter 1
- アップグレード:無し
- 備考:SPGアメックスの無料宿泊特典を利用
SPGアメックスの無料宿泊特典を利用
SPGアメックスの無料宿泊特典を利用した無料宿泊です。どのホテルに宿泊すれば無料宿泊特典を有活活用できるか考えた結果、「メズム東京、オートグラフコレクション」にしました。
こちらは、無料宿泊特典を利用した予約画面です。
私が滞在したときの必要ポイントは65,000ポイント。
無料宿泊特典の50,000ポイントと、手持ちの15,000ポイントを利用しました。
ちなみに、この日の宿泊費は53,510円。SPGアメックスの年会費が34,100円なので、SPGアメックスの年会費の元は取れました。
ゴールドエリート会員でもアップグレード無し
この日はほぼ満室とのことで、客室のアップグレードはありませんでした。
アップグレードされたという宿泊記を見かけますが、混雑しているタイミングでのアップグレードは期待できないですね。
朝食は有料 5,100円
SPGアメックスの無料宿泊特典で予約できるのは、朝食無しのプランだけ。ホテルで朝食を食べたい場合は、追加料金が発生します。
メズム東京の朝食レストランは「Chef’s Theatre」です。料金は一般だと5,500円、会員だと5,100円です。
朝食としてはお値段高めの設定。
後述しますが、朝食に5,100円〜5,500円の価値があったかというと、個人的には微妙でした。
メズム東京 アクセス
メズム東京のアクセスは、まずまずと言った感じ。公共交通機関などを利用する場合は、下記の方法があります。
公共交通機関
- JR山手線・京浜東北線、モノレール「浜松町」駅 北口より徒歩6分
- 新交通ゆりかもめ「竹芝」駅より徒歩3分
- 都営大江戸線・浅草線「大門」駅 B1/B2出口より徒歩7分
私は浜松町駅から歩きましたが、大通りの信号待ちがあったり、30℃超えの中を歩いたので、体感的に10分くらいに感じました。
JR竹芝 水素シャトルバス
東京駅からは、無料の水素シャトルバスでアクセスできます。
時刻表 https://www.mesm.jp/news/adj32o00000018lp-att/businformation03_09_2022.pdf
メズム東京 アクセスからチェックイン
JR浜松町駅からGoogleマップを頼りに歩くこと5分、メズム東京が見えてきます。
このビルは、複合施設であるウォーターズ竹芝のタワー棟で、1〜4階が商業施設(アトレ竹芝)、5〜14階がオフィス、そして16〜26階がメズム東京になっています。
外観がオフィスビルなので、本当にメズム東京が入っているのか不安になりましたが、ちゃんとメズム東京の看板があり、一安心。
駐車場の方向へ歩いて行けば、メズム東京のエントランスが見えてきます。
煌びやかに装飾されたエントランスを抜けて、エレベーターへ向かいます。
エレベーターはメズム東京専用で、16階のロビーまで直通で行けます。
エレベーターを降りて、ロビーへ向かいます。
ロビーに到着すると、すぐにタレントの方に声をかけて頂きました。チェックインの順番が来るまで、ソファーでお待ちくださいとのこと。
なお、メズム東京ではホテルのスタッフのことを、タレントと呼ぶそうです。
この日は非常に混んでいるとのことで、客室のアップグレードはありませんでした。アップグレードされたという宿泊記を見かけますが、混雑しているタイミングでのアップグレードは期待できないですね。
客室は、chapter 1 ゲストルーム ダブル2台で、部屋番号は「1911」です。
メズム東京 chapter 1 ゲストルーム ダブル2台
客室のドアを開けると、このような感じです。
右側がバスルーム、左側がトイレとクローゼットのスペース、そして正面がベッドルームになっています。
この時点で、広々とした客室だと感じます。
ベッドルーム
chapter 1はメズム東京の一番低価格な客室ですが、広さは40m2もあり、とっても広々しています。
窓側から見た客室の様子はこんな感じ。通路も広くてアクセシビリティも高いです。バスルームがガラス張りになっているので、圧迫感が無く、広く感じます。
ベッド周りには、内線電話、時計、電源、照明、照明スイッチがあります。
黒電話は一周回ってインテリアとなっていますね。ただし、ダイヤル式ではなくてプッシュ式です。
電源コンセント以外にも、USB電源もあり。寝ながらスマホを充電するのに便利です。
バスルームはガラス張りになっているので、ベッドルームからは丸見えです。もちろん、バスルーム側からブラインドで隠せます。
棚にはトランクが置いてあります。中身は何も入っていないので、収納ボックスとして利用できます。
部屋にはタブレットがあり、館内の情報確認、照明のコントロール、カーテンの開閉などが可能です。抹茶やコーヒーの入れ方、ピアノのレッスンの動画なんかも見れます。
電子ピアノが設置されており、自由に弾くことができます。電子ピアノがあるホテルは初めて見ました。全客室のあるようなので、すごいですね。
タブレットには、弾き方をレクチャーしてくれる動画があるので、ピアノが初めての方も楽しめるようになっています。
シャープのプラズマクラスターの加湿機能付きの空気清浄機。
除菌スプレーも付いていますし、もちろん、室内も除菌済みです。
客室の入口横には、BEARBRICKが待っています。何だか忍者風なBEARBRICKですが、特殊なインクを使っていて、フラッシュを使ってカメラ撮影すると柄が浮き上がるようです。(私は撮影しませんでしたが。。。)
クローゼット
収納スペースは、スーツケースなどの荷物を置くのに十分なスペースがあります。
ハンガーラックは横に広く、フルオープンになっているので、とっても使いやすいです。
狭いホテルだと、ハンガーラックが縦になっていたり、扉が狭くて使いにくいことがありますが、メズム東京のクローゼットはそんなことはありません。
ゴム製(PVC製かな)の雪駄もあります。
ミニバー・ドリンク
引き出しには、不二家のペコちゃんコラボのミルキーもあります。
コーヒーは猿田彦珈琲とコラボしたものです。コーヒーの美味しい淹れ方もタブレットで確認できます。
抹茶のセットもあります。こちらもタブレットで抹茶の点て方を確認できます。
冷蔵庫の中には、ビール、オレンジジュース、ボトルウォーターがそれぞれ2本ずつ入っています。ゴールド会員特典で、全て無料でいただけました。
冷蔵庫の水以外にも、常温の水もあります。
バスルーム
洗面所は開放感があるデザイン。
ハンドソープは、BULK HOMME。
BULK HOMMEのローションと化粧水のセットもあります。
化粧台には本?のようなものが置いてあります。
本の正体はアメニティボックス。アメニティがパズルのように収められています。
シャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュもBULK HOMMEです。
こちらはバスソルト。青色のバスソルトで、お風呂の照明を当てるとキラキラする仕掛けになっています。
こちらはブラインドの開閉ボタンです。
ブラインドを下ろせば、ベッドルームからバスルームは見れなくなりますのでご安心を。
個人的には、ブラインドを開けている方が開放感があって好み。
トイレ
入口の近くにはトイレがあります。トイレは独立した個室タイプです。
個室の中に洗面台もあります。わざわざ洗面台まで行って手を洗う必要が無いので、便利ですね。ただ、備え付けのタオルが二つしかありません。
朝食「Chef’s Theatre」
朝食会場は、ロビーフロアと同じ16階にある「Chef’s Theatre」です。
窓側の席に案内されました。右端に少しだけ浜離宮恩賜庭園が見えますが、正面はビルなので、あまり良い景色とは言えませんね。
メニューは、メズム・ブレックファストとアメリカン・ブレックファストから選択できます。
今回はメズム・ブレックファストを選択しました。メズム・ブレックファストはセミビュッフェスタイルです。
こちらは五感ドリンク。ミモザ、ビネガードリンク、リラックスウォーター、ヤクルト、日替りスムージーの5種類です。
オムレツは、5種類のソースから選べました。メニューには「ビスク、シャンピニオン、ラタトゥイユ、ラクレット」の4種類が紹介されてますが、チーズのソースも選べるとのこと。私はチーズを選択。
シニフィアンサンドイッチは、ハム、レタス、チーズ、パンのシンプルなサンドイッチです。
コンソメスープは濃厚なテイストです。
サラダ、フルーツ、パン、ドリンクはセルフサービスで、ビュッフェコーナーから各自取ってきます。おかわり自由です。
率直な感想は、「この朝食で5,100円もするのかぁ。。。」かなと。
各メニューのクオリティーは高いのかもしれませんが、意外性や感動が無いというか、全体的にフツーなんですよね。
あとは、「メズム東京、オートグラフコレクション」に宿泊する数日前に、「三井ガーデンホテル 豊洲ベイサイドクロス」に宿泊したのですが、こちらの朝食の満足度が高かったというのもあります。クオリティーならメズム東京の方が高いと思いますが、庶民には庶民の朝食ビュッフェの方が合うのかもしれません。
ロビーフロア
ロビーは広くありませんが、何というか、洗練されたモダンな雰囲気になっています。
バスルームに置いてあったアメニティボックスは、こちらで購入可能。10,000円と、なかなか強気な価格。マグカップも購入できます。3,300円です。
ピアノもあります。宿泊客が自由に弾けるピアノではないようです。定期的に生演奏があるようです。
五感は刺激されたのか
SPGアメックスの無料宿泊特典を利用して、「メズム東京、オートグラフコレクション」に宿泊しました。
ゴールド特典のアップグレードはなく、予約した通りchapter 1の客室へ宿泊でした。SPGアメックスの高額な34,100円の年会費を払ってアップグレード無しというのは、少し残念な気持ちになりましたね。
ただ、一番グレードが低いchapter 1の客室ですが、高級感がある広々とした部屋は、さすが高級ホテルと言った感じです。
宿泊後に、「五感は刺激されましたか?」というメールが届きました。というわけで、五感に基づいて感想をまとめます。
- 視覚:ロビーフロアからの景色は良いですね。客室からの景色は部屋の向きにより、今回アサインされたchapter 1の客室は残念な景色でした。ホテル全体的にオシャレで、高級感があります。
- 聴覚:客室に電子ピアノあり。ロビーにはピアノもあって生演奏もあります。聴覚を刺激する仕掛けにはなっていたと思います。
- 味覚:朝食に5,100円の価値を感じられませんでした。朝食の質は高いのかもしれませんが、サラリーマンの庶民の私には、3,000円くらいの価値にしか感じませんでした。
- 触覚:感じられず。
- 嗅覚:感じられず。
事前に下調べをしておけば、五感を刺激する仕掛けに気付けたのかもしれません。私みたいに何も下調べせずフツーに宿泊すると、単なる高級ホテルといった印象です。
もちろん、アサインされる客室によって、感想は変わってくると思いますが。
コメント