飛行機撮影で大活躍のレンズ、Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD Model A005。世間的に評判の良いレンズですが、個人的には納得ができない写真を量産してしまっています。そのため、カメラ超初心者&飛行機撮影用途の視点でレビューしてみます。
Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD Model A005のレビュー
一眼レフと望遠レンズを買って以来、飛行機撮影が楽しくて、何回か羽田空港に撮影に行っていました。まだ飛行機撮影に慣れていないせいか、とにかくシャッターを押すことに夢中になっていて、純粋に撮影を楽しんでいました。
ですが、家に帰ってPCのモニターで見てみると、何だかモヤっとした感じの写真を連発していました。「眠たい」とか「解像感が無い」いうものですかね。
解像感については、レンズに依存する部分が大きいと思うので、今回は飛行機撮影の視点で、Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD Model A005のレビューをしてみたいと思います。
静止している機体は問題無さそう
拡大してみると、下の写真の様になります。
静止している機体はエプロン付近にいることが多いので、広角側で撮影することが多くなります。また、Tamron A005の特性として、シャッターを半押しにすると、ファインダー内の像がカッチリ止まります。それはもう、本当にカッチリ止まりますね。
撮影条件も影響していると思いますが、静止している機体は、「まあ納得のいく解像感かな」といった感じです。
離着陸中の機体の解像感はイマイチ
離陸中のB777-200で見てみましょう。
拡大してみると、下の写真の様になります。
何だかモヤっとした写真ですね。文字を見ると、鮮明さに欠けています。窓の枠もぼやけた感じになっています。
まとめ
Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD Model A005は、
- 動きモノを撮影しない。
- 予算上の制約がある。とにかく安い望遠レンズがほしい。
- 軽い望遠レンズがほしい。
という人にとっては、コストパフォーマンスに優れたレンズになると思います。一方、飛行機撮影をする視点からだと、AF速度がそれ程早くないせいか、解像感の無い写真となるケースが多いため、被写体を選ぶレンズだと思いました。
なお、ネットでA005の飛行機写真を見ていると、もっと鮮明な写真を撮影している方もいます。そのため、撮影者の腕が悪かったり、レンズの個体差の可能性もあるため、一概にA005の性能が悪いということにはならないので、ご留意いただければと思います。
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