コロナウイルスが本格化する前にシドニーに行ってきました。シドニー観光や飛行機撮影などをする予定でしたが、天候最悪で満喫できず。
あとは、シドニー・キングスフォード・スミス国際空港にあるカンタス航空ファーストクラスラウンジ!
JALダイヤモンドステータスを満喫するためには、ファーストクラスラウンジは必須です。
今回の搭乗記はJL711 成田→シドニーのエコノミークラスです。
JALエコノミークラスは広くてとっても快適。隣は空席だったので尚更です。
しかし、このフライトは外国人が多く機内はカオスな状態でした。
フライト情報
搭乗年月 | 2020年1月 |
航空会社 | JAL |
フライト | JL771 東京/成田(NRT) → シドニー(SYD) |
機材 | B787-9 JA863J |
クラス | エコノミークラス (JAL SKY WIDER) |
運賃種別 | B (積算率100%) |
マイル | 11,185マイル ※FLYONマイルアップボーナス + JALカードツアープレミアム 含む |
PP | 7,695FOP |
座席 | 59H |
備考 | - |
JL771は成田発が19:00、シドニー着が翌朝の6:00。初日からフルに時間を使えるため、深夜便でも寝れる人にとってはベストなフライトです。
ANAも深夜便を飛ばしてますが、羽田発が22:20、シドニー着が翌朝の9:55。羽田発であり出発時刻がJALより遅いので、仕事終わりならANAの方が良いかもしれません。
当方はJALに高額なお布施を支払ったJGCダイアモンドなので、選択の余地無くJALなんですが。
成田空港
チェックイン
2020年は念願のJALダイアモンド、ファーストクラスのチェックインカウンターでチェックインです。誰も並んでおらず、GHさんに速攻でカウンターに案内されました。
誰も並んでいないので記念撮影をしようと思いましが、GHさん、写真を撮る隙を与えてくれません(涙)
保安検査はJAL FAST SECURITY LANEを利用。私が訪れたのは14:00頃。この時間帯はフライトが少ないためか、通常の保安検査場もガラガラで、待ち時間はほぼ無しの様子。
JALファーストクラスラウンジ
2019年に苦労して手に入れたダイアモンドステータス。サービスを満喫するため、JALファーストクラスラウンジに行きます。
保安検査場を抜けると、ほぼ正面にサクララウンジとファーストクラスラウンジ共通のエントランスがあります。
ファーストクラスラウンジは4階にあるため、エスカレータを上がってファーストクラスラウンジ専用のエントランスに行くことも可能です。
フライトの4.5時間前にラウンジにイン。本日のフライトはエコノミークラスなので、機内食への期待はゼロ。ラウンジで満腹になってからフライトに挑みます。
さぁ、ラウンジ乞食するぞ!
14:30頃のラウンジはガラガラです。
時間が早すぎるので、「鮨 鶴亭」はオープンしていません。そのため「JAL’s Table」から攻めます。パスタプレートをオーダー。
ビジネスクラスラウンジ相当のサクララウンジだとスパークリングワインしかありませんが、ファーストクラスラウンジではシャンパンあり。サクララウンジとは違いを感じます。
パスタの味は美味しいですが、お上品な盛り付けのため量がたりません。周りの人を見ていると、複数のプレートをオーダーしている人も見かけました。
デザートプレートは抹茶アイスとコーヒー。
「鮨 鶴亭」のカウンターの脇にもアルコールコーナーあり。
こちらにはローランペリエもあり。特別に高いシャンパンではありませんが、飲みやすく何杯でもいけます。
17:00になると「鮨 鶴亭」がオープン。メニューは週替りで、この日はマグロ、イカ、玉子でした。
一回のオーダーは三貫まで。中には何回も並んで大量にテーブルに並べている人もいました。
一口サイズのお上品なローストビーフと、蛸とポテトのピンチョス。貧乏性の庶民としては、もっとボリューミーな方が良いのですが、ここはファーストクラスラウンジ。仕方ありません。
〆はチーズの盛り合わせ。
夕方以降のピーク時間になってくると、ファーストクラスラウンジも混雑してきます。特にダイニングエリアは間隔を開けて座ることができず、隣席は埋まってしまいました。
ダイニングエリアからラウンジエリアに移動すると、またしてもアルコールの誘惑が。誘惑に負けて、またしてもシャンパンをいただきます。
これだけ飲食しておけば、エコノミークラスの機内食を食べなくても十分なこと間違い無し。
フライト
機材はB787-9
本日の機材はB787-9。近距離から長距離まで、どこでも使えるオールラウンダー。
同じB787-9でも座席数やシートスペックは路線によって違いますが、シドニー線はビジネスクラスはJAL SKY SUITEの機材です。まぁ、エコノミークラスの私には関係ありませんが。
なお、帰りのフライトはビジネスクラスを利用しました。
キャビン・シート
ダイアモンドの特権を活かし、優先搭乗の1番目に機内へ突入。そして、真っ先にエコノミークラスの最後部座席へ。
まさに貧乏ダイアモンド。
座席は59H、エコノミークラスの最後部座席です。
最近はJALばっかりで、ANAなど他航空会社のシートピッチの感覚は忘れてしまいましたが、JALのエコノミーは広く感じます。
身長170cmの私は、膝周りに余裕があります。
JAL以外の航空会社のB787エコノミークラスは3-3-3アブレスト仕様。JALのB787は2-4-2アブレスト仕様。ここに更に1列詰め込むなんて、正気の沙汰とは思えません。
ちなみに、B787の標準仕様は2-4-2アブレストです。ANAもB787をローンチしたときは2-4-2でしたが、しれっと詰め込み仕様に改装されてました。
B777だと個人用のコントローラーがありますが、B787はコントローラーは無し。全てタッチパネルでの操作です。シートにはコントローラーを埋め込みところの形跡があります。
アメニティー
エコノミークラスなのでアメニティー類は無し。当然か。シートの上に小さいクッションとブランケットが置いてあるだけでした。
シートポケットには安っぽいヘッドフォン。当然、ノイズキャンセリングではありません。
離陸後のドリンクとおつまみ
ラウンジで散々のシャンパンを飲んだにも関わらず、さらにワインをいただきます。
離陸後の機内食
最後部座席なので、機内食の順番は最後。
早く食べたて寝たい場合は、スペシャルミールを事前にオーダーしておくのもあり。スペシャルミールは一番最初に配られるので、最後部座席でも早く機内食を食べられます。
機内食は「牛肉と野菜の旨煮ごはん添え」と「イエローチキンカレー」から選択できます。カレーな気分ではなかったため、牛肉をチョイス。
- 牛肉と野菜の旨煮ごはん添え
- ツナとチーズのおからサラダ
- 蒸し鶏のミモザ風
- たたき牛蒡のすりおろし林檎和え
- フレッシュサラダ ドレッシング添え
20:00過ぎからの機内食なので、ちゃんと夕食の機内食が出てきます。
JALのエコノミーの機内食は日本人的には美味しい!
でも、ラウンジでしっかり食べているので、食べ切れません。
食後のアイスは完食。JAL機内限定のハーゲンダッツですが、どこが機内限定なのかわかりません。普通のハーゲンダッツです。
乗客のほとんどは外国人
エコノミークラスの多くは外国人、感覚的には80%くらいだと思います。特に後方座席はほとんどが外国人でした。ちゃんと数えた訳ではなく、パッと見た感じですが。
JALのエコノミーは広いとは言え、大柄な外国人に囲まれると、さすがにキツイかなと思いました。
外国人の家族やカップルは、同行者に倒れこむように横になって寝ていたり、小さい子供は両親の脚の上でエコフラしてたり、テーブルの上に足を置いたりと、まあまあカオス状態でした。
でも、欧米系航空会社のエコノミークラスでよく見られる光景です。
エコノミークラスはほぼ満席でしたが、私の隣は空いていました。そのおかげで、カオスに巻き込まれることはありませんでした。
ダイアモンドパワーで、隣席はブロックされていたのかもしれません。
最後部座席は熟睡できない
B787-9のエコノミークラスの最後部座席はすぐ後ろが非常口です。
機内が完全消灯しても非常口付近は明かりが付いており、寝るには眩しかったです。
「アイマスクすればいいじゃん」というごもっともな指摘もありますが、私はアイマスク嫌いなんで。
完全消灯したのが日本時間22:30、明るくなったのが日本時間2:00であり、睡眠時間は3.5時間だけ。寝不足必至のフライトです。
シートはあまり倒れません。座面が少しだけスライドして傾斜をつけるシートです。
こうして見るとシートは全然倒れていませんね。
着陸前の機内食
日本時間2:00、シドニー時間4:00に機内は明るくなり、 朝食の機内食がスタート。消灯時間が短いですがこの時点で着陸2時間前。機内食の片付けなどを考えると仕方ありません。
- スパニッシュオムレツ トマトソース
- フルーツ
- ヨーグルト
- クロワッサン
軽食では無く、しっかりとした朝食が出てきます。夕食の機内食と比較すると簡素な印象であり、The・エコノミーの機内食と言った感じです。
着陸に向けて
着陸前にCAさんからホッとアイマスクを頂きました。JALマークがプリントされている非売品ですね。ビジネスクラスやプレエコの余り物のような気もしますが、ありがたく使わさせていただきました。
寝不足状態なので、ホットアイマスクは気持ちいいです。
まとめ
やっぱりJALエコノミークラスは良いというのが一番の印象でした。エコノミークラスなので当然狭いのですが、そんなに窮屈に感じることはありませんでした。もちろん隣が空席ということもあるのですが。
この日だけなのどうかは分かりませんが、JL771は外国人がとっても多かったです。隣に大柄な外国人が来たら窮屈に感じるかもしれません。
特に後方座席は外国人ばっかりなので、ステータスを持っている人であれば、前方座席を指定した方が無難ですね。
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