クアラルンプール発券のプレエコを利用して、3月〜7月にかけてアメリカ往復をしてきました。今回は最終フライトとなるJL724 成田→クアラルンプール線の搭乗記です。プレエコで発券しましたが、最近はプレエコもマンネリ化してきたので、ビジネスクラスにアップグレードしました。
機内食は和食をオーダーしたのですが、これが大正解。日本発のフライトなら美味しい和食をいただけそうです。
フライト & FOP サマリー
No | 便名 | 区間 | クラス | 運賃種別 | FOP |
---|---|---|---|---|---|
1 | JL724 | クアラルンプール-成田 | プレエコ | E | 5,407 |
(東京ストップオーバー:約2週間) | |||||
2 | JL12 | 成田-ダラス・フォートワース | プレエコ | E | 6,836 |
3 | JL7426 | ダラス・フォートワース-ツーソン | エコノミー | H | 972 |
4 | JL7563 | ツーソン-ロサンゼルス | エコノミー | H | 716 |
5 | JL61 | ロサンゼルス-成田 | プレエコ | E | 5,858 |
(東京ストップオーバー:約4ヵ月) | |||||
6 | JL723 | 成田-クアラルンプール | プレエコ | E | 5,407 |
全フライト完了後のFOPとFOP単価は以下のようになります。
- 運賃合計:224,293円
- FOP合計:25,196FOP
- FOP単価:8.9円/FOP
今回の搭乗記は最終フライトとなる6レグ目のJL723 成田→クアラルンプールです。プレエコで予約しましたが、マイルを利用してアップグレードしたので、ビジネスクラスでのフライトです。
フライト情報
搭乗年月 | 2019年7月 |
航空会社 | JAL |
フライト | JL723 東京/成田(NRT) → クアラルンプール(KUL) |
機材 | B787-9 JA872J |
クラス | ビジネスクラス (JAL SKY SUITE III) |
運賃種別 | E (積算率100%) |
マイル | 6,843マイル ※FLYONマイルアップボーナス + JALカードツアープレミアム 含む |
FOP | 5,407 FOP |
座席 | 4A |
備考 | クアラルンプール発券、ビジネスクラスへアップグレード |
マイルを利用してアップグレード
クアラルンプール発券プレエコのメリットとしてまず思いつくのは、運賃が安くFOP単価が良い点や、ゆったりとしたプレエコのシートではないでしょうか。
でも、メリットはそれだけではりません。
プレエコであれば、多くの場合でビジネスクラスへアップグレードができます。
エコノミークラス/プレミアムエコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレード対象航空券はこちら。最安値のエコノミークラスだとアップグレードは対象外ですが、プレエコならアップグレードが可能です。
券面上のクラス:W / E / Y / B / H / K
ここ最近、JALプレエコの乗る機会が続き、乗り飽きた感じがしたので、今回はビジネスクラスにアップグレードしました。
クアラルンプール線の場合、ビジネスクラスへのアップグレードで必要なマイルは20,000マイルです。(ディスカウントキャンペーン利用なら18,000マイル)
成田空港 第2ターミナル
JAL FAST SECURITY LANE
夏休みシーズンということもあり、成田空港は普段よりも混雑していました。上の写真の奥の方に保安検査場の列が写っていますが、列が折り返す程度に行列ができていました。
そんなときは、JGCの威力は絶大です。成田空港であれば、JAL FAST SECURITY LANEを利用できます。待ち時間ゼロで保安検査を受けることができます。
写真の背景に写っているのが、保安検査場の列です。感覚的に10分〜15分程度は通過に時間がかかるのではないでしょうか。
ちなみに、JAL FAST SECURITY LANEの利用条件はこちら。
- ファーストクラス
- JMBダイヤモンド/JGCプレミア/JMBサファイア/JALグローバルクラブ会員
- ワンワールドエメラルド
- 同行者(1名まで)
ワンワールドサファイヤや、JALのステータスを持っていないビジネスクラスの搭乗者は対象外なので、注意が必要です。
フライト
JAL SKY SUITE III
成田=クアラルンプール線には、B787-9(203席仕様)が投入されています。ビジネスクラスは、リバースヘリンボーン仕様のJAL SKY SUITE IIIです。AコンパートメントとBコンパートメントがビジネスクラスで、ちょうど期待中央までがJAL SKY SUITE IIIで埋め尽くされています。
シートには機内食メニュー、アメニティーポーチ、ノイズキャンセリングヘッドフォン、スリッパ、枕、ブランケットが置いてありました。
斜め上からシート全体を見てみると、窮屈に詰め込まれている印象がありますね。ゆとりあるスペースには感じませんが、座ってしまえば、全く気にはなりません。
オットマンは三角形のスペースになっています。私は身長170cmですが、窮屈な感じはありません。
ウェルカムドリンクは無し
JAL東南アジアのビジネスクラスではウェルカムドリンクが提供されないため、ペットボトルの水がサイドテーブルに置かれていました。
ANAなら東南アジア線でもウェルカムドリンクは出ますし、海外航空会社なら、2時間未満のショートフライトでもウェルカムドリンクが出る場合があります。
JALにはもう少し頑張ってもらいたいところです。
アメニティー
アメニティーポーチの中身は、いつもの4点セットです。
- マスク
- アイマスク
- イヤープラグ
- 歯ブラシ
プレエコのアメニティーと中身は変わりません。
機内食(離陸後)
着陸してシートベルト着用サインが消えると、早速機内食のサービスが始まります。メニューの和牛焼きしゃぶが美味しそうだったので、和食を選びました。
薫風
まずは前菜から。薫風(くんぷう)と名付けられた前菜です。お弁当箱スタイルの入れ物に入れられています。中は小鉢になっています。
そば真砂和え | 厚焼き玉子 丸十蜜煮 あんず蜜煮 | 夏野菜の胡麻クリーム |
うざく 辛子酢味噌 | 本鮪のお造り | 蛸 菊蕪 甘酢漬け |
小鉢一つ一つの量は少な目で、上品にまとまっていると思います。そして、どれも美味しいです。
薫風を食べ終わると、お弁当箱は回収され、次のメニューが運ばれてきます。
台の物/ご飯/味噌汁/香の物
- 台の物(和牛焼きしゃぶ/銀鱈西京焼き)
- 炊きたてのご飯
- 味噌汁
- 香の物
大根おろしにかかっているポン酢がすこし多い気がしましたが、美味しい牛肉でした。ご飯がススみます。
肉と魚を一緒に出すのはどうなのかと思いましたが、一回のフライトで肉も魚も味わえるということで、前向きに捉えましょう。
ご飯は「雪蔵今摺り米」新潟奥阿賀産コシヒカリを使用しており、機内で炊いています。手が込んでますね。
甘味
- 抹茶の浮島
軽食(お好きな時に)
ビジネスクラスでは、JALオリジナル麺を3種類の中から選択できます。
- うどんですかい
- ちゃんぽんですかい
- そばですか
プレエコだとうどんですかいの一択なので、ビジネスクラスの方がバリエーションが豊富です。
今回はそばですかいをオーダーしました。マルちゃん「緑のたぬき」のかき揚げ無いバージョンですね。
軽食(到着前に)
着陸の1.5時間前になると、到着前の軽食のサービスが始まります。メニューでは、中華ちまきかアイスクリームのどちらか一方を選ぶ感じになっています。
ただ、フライトによっては両方くれたり、うどんですかいも勧めてくれたりと、バラツキがあります。このあたりはCAさんの裁量によるのかも知れません。
感覚的には、白ジャケットのCAさんの方が、裁量を利かせてくれる気がします。
そして今回は、アイスクリームと中華ちまきの両方を勧められて、両方とも頂いちゃいました。
中華ちまきを食べたのは初めてですが、醤油味が効いてて美味しかったですね。
プレミア・レーンの案内
ビジネスクラスの乗客は、マレーシア入国時にプレミア・レーンを利用できます。機内でインビテーションをもらえます。
私はトランジットなので、インビテーションは利用せずにストックしておきました。次回、プレエコやエコノミーでクアラルンプールに来たときに、利用しようと思います。
日本発のフライトなら和食をオススメできる
数ヶ月前にはANAビジネスクラスに乗り、日本発のフライトでは和食を選びました。ANAとっても美味しかったです。
もちろん洋食も美味しいのですが、日本人のおっさんとしては、和食の方が美味しさ2割増くらいに感じますね。海外発のフライトの和食だと失敗するケースもありますが、国内航空会社の日本発のフライトであれば、和食をオススメできます。
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