ANAビジネスクラスでバンコクに到着したのは、前日の23:00過ぎ。ANAに乗ったのは1年ぶりでしたが、JALよりも機内食が充実していてとっても満足のフライトでした。
空港周辺のトランジットホテルで一泊して、バンコクからプーケットへ向かうため、タイ国際航空のビジネスクラスを利用しました。機材はB747-400、今だに根強い人気があるジャンボです。キャビンは古い感じでしたが、ちゃんとした機内食が出たり、リージョナル仕様だけど広いシートでとっても快適。B747に乗りたい人にもオススメできる路線です。
フライト情報
搭乗年月 | 2019年5月 |
航空会社 | タイ国際航空 |
フライト | TG203 バンコク(BKK) → プーケット(HKT) |
機材 | B747-400 HS-TGG |
クラス | ビジネスクラス |
運賃種別 | I (特典航空券) |
マイル | 積算対象外 |
FOP | 積算対象外 |
座席 | 24A |
備考 | ANAマイルで発券 |
スワンナプーム国際空港
チェックイン
バンコク・スワンナプーム国際空港は、国内線も国際線も同じフロアにチェックインカウンターがあります。タイ国際航空の国内線ビジネスクラスのチェックインカウンターは左端にあります。
カウンターの4列しか空いてませんでしたが、ビジネスクラスのチェックインカウンターは空いていました。
ビジネスクラスの正面にはエコノミークラス用のチェックインカウンターがあります。こちらはマズマズの混み具合ですね。
ボーディング
バンコク・スワンナプーム国際空港の窓は汚いことで有名です。今回のフライトの搭乗口も、見事に汚れていました。
そのため、B747-400の勇姿をまともに撮影することができずとっても残念です。
ちなみに、当方はB747の世代ではないので、何の思い入れもありません。なお、最後にB747に乗ったのは2011年のキャセイです。
とは言うものの、普段乗らない機材なのと4発ジェット機と言うこともあり、楽しみなフライトですね。搭乗前にはB747の写真を撮影している人もちらほらいました。
ビジネスクラス用のボーディングブリッジから機内に入ります。ドアのところでは、CAさんが3人もお出迎え。
フライト
キャビン・シート
さすがB747-400のビジネスクラス、機内が広いです。
メインデッキのビジネスクラスは2-2列のレイアウトです。時代を感じされるスペックのシートですね。
国際線でこのスペックだと残念な感じですが、B747であることと1時間の国内線フライトであることを考えれば、とっても豪華と言えるでしょう。
シートピッチは広く、前のシートには足が届きません。
リクライニングのコントローラー。ボタンは多いですが、フルフラットにはなりません。
B747-400は古い機材ですが、USBポートは2個付いていました。その代わり、PC用電源は見つかりませんでした。
頭上を見上げると、世代を感じさせる仕様の天井ですね。
安全しおりからも、B747-400であることが確認できました。省略形は74Nになるみたいです。
B747は2019年時点ではもう古い機材になると思いますが、機内は比較的綺麗にメンテナンスされている感じでした。汚らしい印象は全くありませんでした。
離陸前のサービス
席に着くと、すかさず男性CAさんから、おしぼりを渡されました。
その後はウェルカムドリンク。オレンジジュースとアップルジュースの2種類。アップルジュースを頂きました。
CAさんの視線が気になって、写真が撮れません。CAさんの年齢は高め。国内線だからなのかビジネスクラスだからなのかは不明です。
離陸
窓から外を眺めると、TGの機材がいっぱいです。TGの本拠地であることを実感します。
TGは国内線でもB747、B777、A330などの大型機を運用しています。それ程の需要があるのか、情弱なので謎なところです。一昔前の日本のような感じです。
国内線のため機体は軽め、そして4発のCF6のパワーもあり、あっという間に離陸してしまいました。
離陸して少しすると、陸地から海上にでました。2個のエンジンがぶら下がっている光景は、見慣れないものがあります。
機内食
1.5時間のフライトの国内線なのに、バッチリ機内食がでます。
ゲッ、嫌いなキノコが入ってる。
味は・・・まぁ、東南アジアの味ですね。不味くて食べれないレベルではないですが、個人的には好きでありません。
揚げパンは美味しいです。コンデンスミルクみたいな甘いシロップをつけると、ゲロ甘いになります。
ラウンジで食事をしたこともあり、お粥は半分残しました。
着陸
この日はRWY27運用で、陸地側から空港へアプローチしていきました。
RWY09運用の場合は、ビーチの頭上を飛行機が通過することで有名なプーケット国際空港。アジアのセントマーチンなどと呼ばれています。
私もビーチから着陸する飛行機を撮影するためにプーケットにやってきましたが、RWY27運用では、お目当の写真が撮影できそうもありません。
プーケット国際空港も窓が汚れています。タイ当局には強く改善を要望したいところです。
B747に乗りたい人にオススメ
わずか1.5時間のタイ国内線のフライトですが、ビジネスクラスということもあり、ちゃんとしたワンプレートの機内食が出てきました。個人的には味は微妙でしたが、タイ国際航空のサービスレベルの高さを感じました。
B747は日本の航空会社からは完全に退役していますが、海外航空会社であれば、まだまだB747に搭乗できそうです。タイ国際航空の国内線は、エコノミーは1万円以下で搭乗できることもあるので、B747にどうしても乗りたい人にとっては、オススメできると思いました。
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