2019年はJGCプレミアを目指し、FOPを意識してフライトを選んでいます。修行半分、旅行半分といった感じですね。北米への旅行を計画しており、北米へのFOP単価が良いクアラルンプール発券を利用することにしました。
クアラルンプール発券をするためには、スタート地点となるクアラルンプールに何とかしていく必要があります。
JALやANAの片道発券は値段がバカ高く現実的ではありません。また、往復発券しても、安い運賃だと滞在期間が2ヶ月しかなく柔軟性に欠けます。
マイルやLCCを利用する方法が一般的だと思いますが、私はアラスカ航空マイルを利用して、JAL便でクアラルンプールへ行くことにしました。
今回のJL723 成田→クアラルンプールのビジネスクラス搭乗記です。
フライト情報
搭乗年月 | 2019年3月 |
航空会社 | JAL |
フライト | JL723 東京/成田(NRT) → クアラルンプール(KUL) |
機材 | B787-9 JA871J |
クラス | ビジネスクラス (JAL SKY SUITE III) |
運賃種別 | - |
マイル | 積算対象外 |
FOP | 積算対象外 |
座席 | 7A |
備考 | アラスカ航空マイル利用 |
相変わらず多いエメラルド
JGC会員のため、ビジネスクラスの列に並びました。2列になっており、私は前から2番目に並びました。
いくら早く並んでも、エメラルド保有者(ダイヤモンド、JGCプレミア)よりは先に搭乗することはできません。
ただ待っていても暇なので、エメラルドの人数をカウントしました。
前回2月のNRT→KULのフライトでも、エメラルドは29人でしたので、30人前後がエメラルド保有者なんだと推測します。
ビジネスクラスはJAL SKY SUITE III
成田=クアラルンプール線には、B787-9(203席仕様)が導入されています。AコンパートメントとBコンパートメントがビジネスクラスになっています。
ビジネスクラスはJAL SKY SUITE IIIです。中型機のB787に大型機のB777と同じレイアウトでSKY SUITE IIIが詰め込まれています。機内を見渡すと窮屈な感じはしますが、座ってしまえば全く気になりません。
私は7Aを指定しました。Aコンパートメントの最後部座席です。
座る前のシートの状態です。シートの上には、プリセットとして以下の6点が置いてありました。
- ノイズキャンセリングヘッドフォン
- スリッパ
- アメニティーポーチ
- ブランケット
- 枕
- 機内食のメニュー
JAL SKY SUITE IIIには足置きがあるため、靴を脱いで足置きを利用してしまえば、スリッパは不要です。
フライト中に靴を脱いで足を伸ばせると快適です。
離陸前のサービス
機内に入ると、ビジネスクラスのAコンパートメントは、1/3位はすでに優先搭乗済みでした。
荷物をオーバーヘッドビンにしまい、席に着くと白ジャケットのCAさんがやってきました。
コート、お預かり致しましょうか?
おなしゃす。
コートなどの上着はハンガーにかけて預かってもらえます。折角なので、預かっていただきました。ビジネスクラスだとならではのサービスですね。
フライト前の最初のサービスはおしぼりです。エコノミーやプレエコと違い、しっかりとした生地のおしぼりですね。
次はペットボトルの水です。アジア路線の中ではロングフライトのクアラルンプール線ですが、ウェルカムドリンクはありません。実質、水がウェルカムドリンクですね。
機内食
白ジャケットのCAさんがグレーのジャケットに着替えて、ドリンクと機内食のオーダーを取りに来ました。
機内に入ってから1.5時間経過して、やっとシャンパンを飲めます。
JAL様、遅いっす。
以前はワインとシャンパン兼用のステム付きのグラスでしたが、いつの間にか、普通のグラスにダウングレードされていました。
1月のマニラ→成田線では、短距離のため普通のグラスになっているのかと思いました。
路線に依らず普通のグラスに変更されているみたいです。
とりあえず、グラスショットで遊びます。グラスの底にはJALの刻印があります。
機内食は洋食を選べました。洋食のメインディッシュは肉料理と魚料理の2種類から選ぶことができます。
私は魚料理を選びました。
クアラルンプール線ではコース形式で機内食が提供されます。
オードブル
- アジのエスカベッシュ
- アスパラマスタード
- 穴子とラタトゥイユ
- 桜海老のポテトサラダ
- 鴨ごぼう
メゾンカイザー特製ブレッド
- プチナチュール
- 抹茶のエックメック
パンは暖かく、冷める前であれば、バターを付けなくても十分に美味しく頂けました。
メインディッシュ
- 春の海の幸 バジルのアンショワイヤードソース
炊きたてのごはんもありますが、召し上がりますか?
おなしゃーす!
本来は和食に提供されるごはんをいただけることになりました。特に自分から振ったり食べたいオーラを出した訳では無いんですが。
と言う訳で、洋食に加え、ごはんも頂けました。
ごはんは炊きたてで美味しかったです。メインディッシュの魚やホタテもサッパリしすぎずコッテリしすぎずのちょうど良い味付けでした。美味しかったです。
ごはんを食べたため、結構満たされました。こんなに満足する機内食は久しぶりです。
この辺りのサービスは、CAさんの技量なんでしょうね。
デザート
- 苺とよもぎのパンナコッタ
ビジネスクラスになると、既製品のハーゲンダッツよりも手の込んだデザートですね。
おしぼり
最後は再びおしぼりのサービス。今度のおしぼりは暖かたったです。
九州の横を通過するころには、機内食はフィニッシュです。
食後のコーヒー
食後にはコーヒーを頂きました。普通のコーヒーです。チョコレートなどの甘いものは頂けませんでした。
森伊蔵の機内販売
3/1から森伊蔵の機内販売が始まったらしく、CAさんに購入するか聞かれました。
JALマイラーは森伊蔵なんですよね。マイラー的には興味は有るのですが、焼酎は全く飲みません。
と言う訳で購入せず。
アメニティーはプレエコと同じ
ビジネスクラスでは、アメニティーは布製の巾着袋で提供されます。
- マスク
- アイマスク
- 耳栓
- 歯ブラシセット
巾着袋の中身はプレエコと変わりません。袋がビニール製から布製になっただけでした。
ビジネスクラスのトイレには、歯ブラシセットの他にモンダミンが置いてありました。細かいところで、エコノミーやプレエコと差別化されています。
軽食
機内食が終わると、乗客はシェードを落としてリラックスし始めました。
さて、お腹は空いていないけど、機内食乞食でもしようかな。
ボタンを押してCAさんを呼び出す勇気が無い小心者のため、通りすがりのCAさんを捕まえることに。けど、全然通り過ぎません。ここは人生初の呼び出しボタンを押すしかないか。
「ポーン」
お呼びでしょうか?
10秒くらいでCAさんがやってきました。
オレンジジュースとちゃんぽんですかいをお願いします。
最近はJALプレエコが続いていました。プレエコのメニューに載っている軽食はうどんですかいだけです。
ビジネスクラスはうどんですかい以外にも、ちゃんぽんですかいとそばですかいも注文できます。
と言う訳で、今回はちゃんぽんですかいを注文しました。
ちゃんぽんと言うよりは、カップヌードルシーフードに近い感じです。たかが数百年のカップ麺ですが、機内で食べるカップ麺にはプレミア感がありますね。
ビジネスクラスのコストに見合う軽食では無いところがイタイですが、そこを気にしては楽しめません。
そばやうどんもありますが、いかがですかぁ?
あざっす、でもお腹いっぱいなので大丈夫っす。
本当はまだまだ食べられませすが、この後にアイスもありますし、クアラルンプールでのラウンジホッピングがあるため自粛しました。
コーヒー貰ったけど、甘いものが無いのね。
エコノミークラスの場合、機内食の直後にハーゲンダッツが配られますが、ビジネスクラスでは着陸前のデザートとして配られます。
これでビジネスクラスのサービスは終了です。
プレミア・レーンの案内
ビジネスクラスだと、クアラルンプール国際空港の入国審査で使えるプレミア・レーンのカードを頂けます。
これがあれば、入国審査の長蛇の列に並ぶ必要はありません。
とは言っても、私はKULタッチでマレーシアに入国しないで成田に戻る予定です。
そのため、今回はこのカードは利用しませんでした。今度エコノミーやプレエコでクアラルンプールに来たときのために、ストックすることにしました。
まとめ
今回のフライトは、満足度が高かったと思います。
ビジネスクラスのJAL SKY SUITE IIIは何度か乗っています。B787だとシートが詰め込まれている感じはありますが、座ってしまえば快適そのものです。
また、今回のフライトは、機内食や軽食でのCAさんの気遣いがよかったと思いました。お陰で常に満腹状態でのフライトとなり、確実に太りましたが、満足度は高かったです。
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