2016年3月~5月にかけてJGC修行をしますが、その中でもメインイベントであるバンコク修行をしてきました。ダブルFOPキャンペーンを利用したためFOP単価は7.8円、しかもビジネスクラスでの往復です。
今回は感想をダラダラと綴ってみたいと思います。
バンコク修行に入る前に
JGC修行のメインイベント
ついにやって参りました、バンコク修行。何故メインイベントかというと、
- キャンペーンを利用して、一撃で22,256FOPを獲得できる。
- セントレア-バンコクの往復は、JALのビジネスクラスに搭乗する。
- ビジネスクラスなので、サクララウンジに入ることができる。
- バンコク旅行もできる。
といった理由が上げられます。なお、このバンコク修行以外は、羽田=那覇の単純往復が大半を占めているため、面白みは皆無です(苦笑)
キャンペーンについては、こちらの記事もご参照ください。
フライト計画
修行日:2016年3月末
FOP合計:22,256FOP
FOP単価:8.1円/FOP
■1レグ
JAL209 羽田 → 中部
特便割引1 普通席
9,400円 690FOP
12.9円/FOP
■2レグ
JL737 中部 → バンコク
JALビジネススペシャル 名古屋バンコク(クラスX)
161,730円 20,876FOP
7.75円/FOP
■3レグ
JL738 バンコク → 中部
※金額、FOP、FOP単価は2レグに含まれる
■4レグ
JAL208 中部 → 羽田
特便割引1 普通席
9,400円 690FOP
12.9円/FOP
累計FOP:24,326FOP
50,000FOPまで残り:25,674FOP
個人的に悩ましいポイント①
FOP単価はまあまあですが、一撃で20,000FOP以上獲得できるため、できればバンコク修行を2回実施したいところ。
私はバンコクに行ったことがあり、メインの観光地には行っているため、特に旅行をしたいとは思っていませんでした。
そのため、バンコクに15時頃に到着して、日付が変わった0時過ぎのフライトで日本に戻るプランがベストでした。滞在するとなると、ホテル代やら何やらで、コストがかかるので。
しかし、私はJGC修行をしていることを身内には内緒にしています。上記のように、実質日帰りで、しかも短期間に2回もバンコクに行くとなると、身内への言い訳のしようがありません。国内旅行と偽ってバンコクに行くことも考えましたが、何かあったときに非常にマズい。
苦渋の決断ですが、バンコク修行は1回にして、バンコクに2泊して観光をすることにしました。
個人的に悩ましいポイント②
JL737は中部発が10:25です。東京から中部にJAL便で移動して、JL737に搭乗する場合、以下の2パターンを考えました。
- JL737便の搭乗日の朝に、JAL201便(8:05羽田発→9:05中部着)で中部に移動する。
- JL737便の搭乗日の前日夜に、JAL209便(19:15羽田発→20:15中部着)で中部に移動して前泊する。
修行コストを抑えたいので、1の案で、JL737搭乗日の朝に中部に移動する方がベター。気になる点はJAL201便の遅延。インターバルが80分あるので、JL737に乗り遅れることは無いと思いますが、気になるといえば気になります。
そして、修行僧として最も気になるポイントは、サクララウンジを満喫できないこと。国際線のチェックインや搭乗時間などを考慮すると、サクララウンジに滞在できる時間は、30分~40分程度かなと思います。コスト重視で修行しているとはいえ、折角ビジネスクラスに搭乗するのにサービスを満喫できないのは勿体ない。
というわけで、2の案を選択することにしました。前泊するホテルはコンフォートホテルに。1泊朝食付きで7,800円でした。背に腹は変えられません。
セントレアからビジネスクラスでバンコクへ
東京在住のため、セントレアまではJAL便で向かいましたが、残念ながら、特筆する点は何もありませんでした。と言う訳で、セントレアとバンコクの往復をメインでまとめます。
ビジネスクラス・チェックインカウンターで渋滞をスルー
エコノミーは大渋滞しています。しかし、ビジネスクラスの自分には、そんなの関係無い。ビジネスクラスのレーンは、1人しか並んでいません。渋滞をスルーして、チェックインを済ませました。
なお、CLUB-A以上のカードを持っていれば、ビジネスクラス・チェックインカウンターは利用できます。JGC修行僧であれば、CLUB-A以上のカードを持っていると人が多いと思うので、ビジネスクラスに限らず恩恵を受けることができますね。
セントレアのサクララウンジが激混み
出国審査を通過して、楽しみにしていたサクララウンジへ直行しました。サクララウンジ専用エレベーターで階を下り、ラウンジの入り口へ。
入り口付近は、以外にもひと気がありませんでした。ラウンジの受付にクラスCこ搭乗券を渡しますが、何だか恐縮してしまいました。
中に入って驚愕。まず、想像以上に狭い。羽田1タミのエアポートラウンジ北と長さは同じ位の感じだけど、幅が半分くらいしかない。そして、椅子がぎゅうぎゅう詰めで、狭苦しい。時間帯のためか、ラウンジは満席状態で、席がほとんど埋まっていました。
満席状態でカメラを向けるのは気がひけるため、ラウンジ内の写真撮影は諦めました。
修行僧って、やっぱり浮いている?
落ち着きを取り戻して周りを観察していると、修行層と思われる人々が。。。
クラスCの搭乗券を撮影したり、食事を撮影したりと、まず行動が違います。そして、同じ修行僧の自分が言う資格は無いかもしれませんが、オーラを感じ無い。仕事やプライベートなどのちゃんとした目的でビジネスクラスに乗る人は、何かしらビジネスクラスやステータスに相応しい感じがします。その点が修行僧には無いんですよね。
もっとも、自分も周りからはこんな風に見られているのだろう。本当の修行って、ビジネスクラスに相応しい人間になるために、日々精進することなんだろうと思った次第です。
JL737 中部国際空港 → バンコク スワンナプーム国際空港
B787-8 バンコクまでお世話になる機材です。
控えめな修行僧を演じるべく、優先搭乗はしないで、全てのお客様のご案内が始まってから搭乗します。搭乗口には長蛇の列ができています。このとき、優先レーンを使ってしまったため、長蛇の列に並んでいる平会員を一気に抜き去ってしまいました。結果、優越感全開な搭乗になってしまいました。
ビジネスクラスのCAさんは、離陸前はかなり慌しそうにしていました。新聞や雑誌を配ったり、アメニティーを配ったりと、エコノミーとは違った準備が多い印象でした。
離陸後は、ウェルカムドリンクのサービス。シャンパンとオレンジジュースが選べ、自分はオレンジジュースをいただきました。
その後は、おしぼりのサービス。このおしぼり、暖かいんだか冷たいんだか、中途半端な温度でした。
続いて、食前の飲み物とスナック。暖かいお茶を頼みました。スナックな、ドライ納豆とよくあるスナック。ドライ納豆が意外と美味しかったです。
機内食は和食と洋食で選べました。今回は和食をチョイス。
これで終わりかと思いきや、メインがやってきました。
最後はデザート。
デザートの後は消灯タイム。まだ台湾付近だというのに機内は真っ暗です。これでは折角のビジネスクラスを満喫できません。
消灯中に、「すどんですかい」をいただきました。
お腹が満たされ、しかも消灯しているので、この後は爆睡してしましました。折角のビジネスクラスなのにもったいないですが、あっという間にバンコクに到着してしまいました。
イミグレーションを通過して荷物を取りに行くと、自分のバッグが既に出てきていました。流石、ビジネスクラス。タグにも「JALビジネスクラス」の記載が!
バンコクからビジネスクラスでセントレアへ
バンコクには2泊して、アユタヤに行ったり、バンコク中心部をフラフラしたり、ヒコーキ撮影をしていました。が、フライトネタではないので、今回は割愛して、バンコク→セントレアのフライト関連を振り返ります。
出発の約5時間前にチェックイン
バンコクにいても特にすることも無く、また蒸し暑いので早めに空港に向かいました。空港に着いたのは、出発の約8時間前。飛行機撮影や空港散策をしつつ、時間を潰しました。
JL034/JL728/JL738のチェックインは、19:25 より(*3/27~ 19:00より)行うことができます。私が搭乗するJL738は0:40発なので、約5時間も前からチェックインが可能です。もっとも、普通の観光客やビジネス客は、5時間も前にチェックインはしないでしょうが。
カウンターが開く前から、エコノミーの列は大渋滞していました。プライオリティの列も、10人程度の列ができていました。
くつろぎの空間! CIP Lounge Concourse G Level3 and Level4
チェックイン後は、CIP Loungeへ行き、シャワーを浴びました。サクララウンジでもシャワーを浴びることができますが、混雑していて順番待ちになっていて、最悪シャワーを浴びれないとの情報が多く、逆にCIP Loungeはガラガラとの情報が多かったので、今回はCIP Loungeを選択しました。
今回のフライトはビジネスクラスだったので、搭乗券を見せるだけで入室できました。なお、2時間の時間制限があるとのことでした。
シャワールームは2つあり、私が行ったときは2つとも開いていました。
シャワーの後は、ラウンジでくつろぎました。このラウンジは、人も少なく、とっても落ち着ける感じのラウンジでした。日本人で込み合っているサクララウンジよりも、個人的には、CIP Loungeの方が落ち着けて好きですね。この写真はラウンジの一角ですが、実際にはもっと広々した空間です。
ここは日本か!? サクララウンジ@スワンナプーム国際空港
CIP Loungeの後は、サクララウンジへ突撃しました。
評判のよろしくない寿司ですが、私はそんなに不味いとは感じませんでした。むしろ、おかわりしてしまいました。
CIP Loungeと比較すると狭い感じですね。また、中にいるのはほとんどが日本人でした。なんだかバンコクにいるのに、日本に居るかのような錯覚がありましたね。
JL738 バンコク → 中部国際空港
優先搭乗はしないで、後の方で搭乗しました。
席に着くと、朝食の種類と、朝食の時に起こすかどうか選択する紙が置いてありました。本当なら寝てたいところですが、約16万円も自腹で支払っているため、サービスを受けない訳にはいきません。そのため、起こしてもらうことにしました。朝食は和食をチョイス。海外発のフライトの和食は、現地の材料を使っており、業者も現地のため不味いことが多いですが、チャレンジすることにしました。
このフライトとチーフパーサーはタイ人の方でした。日本語、英語、タイ語で見事にアナウンスされていました。外の世界から見たCAは花形のイメージがありますが、皆さん、相当努力しているのでしょう。本当に尊敬してしまいます。
離陸後してシートベルトサインが消えた後は、即行でベッドモードにして、寝てしまいました。
朝食の和食。味は期待通りイマイチでした。
朝食後は、再び意識が無くなり、気が付いたときには着陸してました。深夜便だと、ビジネスクラスを満喫できないのが残念ですね。
セントレアの税関での出来事
預けた荷物を受け取り、税関を抜けるときに、ちょっとした出来事がありました。
私は東京に住んでいるため、「携帯品・別送品申告書」に記載した滞在先は、もちろん東京にしています。これを見た税関の係員の方に突っ込まれてしまいました。
税関:「これから羽田へ向かわれるのです?」
自分:「はい、羽田に行きます。」
税関:「予約が取れなかった関係などで、中部に来られたのですか?」
自分:「いえ、マイルを貯めるアレの関係で、中部に来てます。(ドヤ)」
税関:「そ、そうですか。」
税関で嘘をついて修行僧であることを隠しても、メリットはありません。むしろ問題がある思い、修行僧であることを堂々とカミングアウトしました。係員さんは修行のことを知っているような反応でしたね。バンコク修行かはわかりませんが、他にも多くの修行僧が来ているのでしょう。
バンコク修行前後でのFOP獲得状況
バンコク修行前
モバイルサイトの画面キャプチャですが、バンコク修行前のFOP状況です。
バンコク修行後
バンコク修行の2日後には、22,256FOPが加算されています。シミュレーション通りの結果となっていました。
22,256FOPの内訳は、以下の通りです。
- JAL209 羽田 → 中部:690FOP
- JALビジネススペシャル 名古屋バンコク(ダブルFLY ONキャンペーン対象):20,876FOP
- JAL208 中部 → 羽田:690FOP
バンコク修行 まとめ
「名古屋(中部)-バンコク線 ビジネスクラス ダブルFLY ON ポイントキャンペーン」を利用するため、羽田-名古屋を往復した結果、FOP単価は8.1円となりました。(滞在費は除く) FOP単価だけを見れば、効率はそれほど良くなく、私の修行方針である「コスト重視」に反する結果となっています。
(そもそも、ダブルFLY ONキャンペーンが決め手となりJGC修行をしているため、気にはしていませんが。)
しかし、一撃で20,000FOP以上を獲得できて、時間の節約ができているため、メリットはあったかなと思っています。あとは、久々(10年以上?)のビジネスクラス搭乗や、ラウンジも色々ありましたが楽しむことができました。バンコクからの帰りが深夜便で、ビジネスクラスを満喫できなかったのは残念ではありましたが。
完全に個人的な観点からのまとめですが、バンコク修行をして良かったと思える内容でした。
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