城南島海浜公園は、羽田空港周辺の飛行機撮影スポットとして、とっても有名な海上公園です。
頭上を通過する飛行機は地上との距離も近く、航空ファンでなくても楽しめる素晴らしい公園です。羽田空港の周辺の撮影スポットの中で、個人的には一番楽しめる場所だと思います。
今回は、城南島海浜公園の基本情報と、どんな飛行機写真を撮影できるかご紹介します。
城南島海浜公園へのアクセス
城南島海浜公園には、バスか車でアクセスできます。頑張れば、流通センター駅から徒歩でもアクセスできます。
バスで行く場合
城南島海浜公園には、京浜急行バスで行けます。電車からバスに乗り継ぐ場合は、以下の駅になります。
電車から京急バスへの乗り継ぎ駅
- JR 大森駅
- 京急 大森海岸駅
- 京急 平和島駅
- 東京モノレール 流通センター駅
森32系統(城南島循環)乗車、城南島四丁目下車 徒歩3分です。
大森駅からは30分程かかります。
土日祝日のバスは本数が少なく、1時間に1〜2本しかないので、注意が必要です。事前に時刻表のチェックをオススメします。
車で行く場合
城南島海浜公園には駐車場が2カ所あります。ただし、土日祝日の駐車場は基本的に満車です。
そのため、バスで行くことをオススメします。
徒歩で行く場合
東京モノレール 流通センター駅からは、頑張れば徒歩で行くこともできます。Google Mapで調べると、約3.6km、徒歩で45分の道のりです。バスの待ち時間が長い場合は、歩いてしまうのも個人的にはアリだと思ってます。
城南島海浜公園はどんな場所?
B滑走路手前の海上公園
城南島海浜公園は、B滑走路の手前に位置。公園の端からは、B滑走路への進入灯が目の前。
B滑走路へアプローチする飛行機を間近で見ることができる素晴らしい公園です。
羽田空港周辺の飛行機撮影スポット中でも、城南島海浜公園は飛んでいる飛行機との距離が最も近いです。写真だと伝わりにくいですが、本当に近いです。飛行機好きでなくても、興奮すること間違い無し!
休日はキャンプやバーベキューなどで賑わう
城南島海浜公園には、キャンプ場、バーベキュー場、ドックラン、スケボー広場、砂浜などがあり、週末になると多くの人で賑わいます。
もちろん、飛行機撮影をしている人も多いですよ。
撮影のポイント
南風運用時は時間帯で滑走路運用が変わる
2019年3月29日から、南風運用時は、時間帯によって利用する滑走路が変わりました。2020年3月28までの滑走路運用方式だと効率が悪く、これ以上発着回数を増せない状況でした。東京オリンピックを見据えて発着回数を増やすために、滑走運用方式が変更となった訳ですね。
0:00~15:00と19:00~0:00までの間は、南方面からの着陸機はB滑走路へ誘導されます。城南島海浜公園はB滑走路の延長線上にあるため、B滑走路へアプローチする飛行機を間近で見ることができます。
15:00~19:00の間は、着陸機はA滑走路またはC滑走路へ誘導されます。この時間帯は、C滑走路方面は逆光です。
南風運用時の12:00頃~15:00がオススメ
南風運用時は、B滑走路に着陸する飛行機は城南島海浜公園の上空を通過していきます。上空といっても地上にかなり近いです。
羽田空港周辺の飛行機撮影スポットのうち、飛んでいる飛行機を最も近くで見れるのが城南島海浜公園です。頭上を通過するときは、機体を下から見ることになります。
キットレンズや標準ズームでも楽しめる
飛行機撮影というと、でっかい望遠レンズが必要と思うかもしれません。でも、城南島なら大丈夫。
一眼カメラに初めから付属している、標準ズームのキットレンズでも十分に撮影できます。
こちらは、全てEOS80DとキットレンズのEF18-135mmで撮影した飛行機です。
北風運用時は300mm以上のレンズが必要
北風運用時のときは、C滑走路から離陸する飛行機を撮影できます。ただし、距離があるので、南風運用のようなアクションカットは撮影できません。
城南島海浜公園に行く場合、事前にフライトレーダーで南風運用か確かめることをオススメします。
春から秋にかけては南風運用の日が多いですが、冬はほとんどの日で北風運用です。
撮影に必要なカメラ機材
- 南風運用:
- B滑走路へのアプローチ:28mm以上
- 北風運用:
- C滑走路からの離陸:300mm以上
城南島海浜公園で撮影できる飛行機
南風運用
南風運用時は、B滑走路に着陸する飛行機が頭上を通過していきます。頭上を通過するときは、ほぼ真下から機体のお腹を見上げる感じになります。
城南島海浜公園は、羽田空港周辺で一番近くで飛んでいる飛行機を撮影できるスポット。機体の一部にアップした写真も撮影できます。
望遠レンズを利用すれば、色々な機体の切り取りができます。
羽田空港と反対側の公園の端からは、進入灯と飛行機を絡めることができます。
トリミングしていますが、小型のプライベートジェットも大きく撮影できます。
南風運用時の離陸はC滑走路から。離陸直前の飛行機も何とか見ることができます。
北風運用
北風運用時、C滑走路から離陸した飛行機は、城南島付近の上空で旋回します。
旋回後の飛行機を撮影する場合は、600mm以上のレンズが必要です。
その他
城南島海浜公園には、野良猫を多く見かけます。野良猫を見ていると、癒されますねぇ。
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