飛行機に乗る場合、特に国際線の長いフライトになると座席指定がとっても重要になります。エコノミークラスの狭いキャビンでは、下手な座席に座ると、それだけで不要なストレスを感じてしまいます。
窓側や通路側を指定できず、中央の座席になんてなった日には、もうテンション下がりまくりです。
少しでも快適なフライトにするため、私は国際線エコノミークラスに乗るときは、非常口席かバルクヘッド席を好んで指定します。
脚を伸ばせるメリットは絶大だからです。
しかし、非常口席やバルクヘッドは、上級会員にしか開放していないケースもあります。今回は、JGC会員でもJAL国際線エコノミークラスの非常口席やバルクヘッド席を事前指定できるか確認してみました。
JAL国際線機材の一覧
この記事を書いている2018年12月時点の機材一覧を掲載しておきます。
機材 | 座席数 |
---|---|
B787-9 | 195席 / 203席 / 239席 |
B787-8 | 161席 / 186席 / 206席 |
B777-300ER | 244席 |
B777-200ER | 236席 / 245席 / 312席 |
B767-300ER | 199席 / 227席 / 237席 |
B737-800 | 144席 |
こうして一覧にしてみると、座席数のバリエーションって結構ありますね。機材と座席数ごとに、非常口席やバルクヘッド席を事前指定できるかチェックしてみます。
ステータス無しの状態でチェック
JGC会員としてチェックする前に、ノンステータスの状態で非常口席やバルクヘッド席を事前指定できるか簡単にチェックしてみます。ノンステータスで指定できるなら、わざわざJGC会員としてチェックする必要なんて無くなるので。
全ての機材と座席数でチェックしてはいませんが、ノンステータスの場合だと、非常口席やバルク席を事前指定できませんでした。
B777-300ERだけは、3列の非常口席の中央席だけ指定できそうです。中央の席だけ指定できても、うれしくありませんが。
B777-300ERは例外ではありますが、ほぼ想定通りの展開です。
JGC会員でチェック
続いてJALのサイトにログインして、JGC会員として事前座席指定をチェックして行きます。
以下の条件で、非常口席が指定できるか確認しました。
- 調査日:2018年12月
- 国際線のエコノミークラスに限定
- 調査日から6ヶ月以上先のフライトで検索
- 割引運賃で検索
- 原則、東京発着で検索
プレエコ以上だとどの席でも足元は広いので、エコノミークラスに限定しています。
調査日の直近だと、すで非常口席が指定されている可能性があるため、約6ヶ月後のフライトで検索します。
あとは運賃。正規運賃ではなく、割引運賃で検索します。
B787-9
非常口席を指定できますね。239席仕様の場合、前方のバルク席は1席しか空いていませんでした。
B787-8
非常口席を指定できますね。ただし、バルク席は座席数によって違いがありますね。個人的には非常口席が指定できれば、それで問題ありません。
B777-300ER
非常口席の事前指定は可能ですね。前方のバルク席も、一部開放されているみたいです。北米やヨーロッパの一部の都市に投入されているB777-300ER。長時間フライトこそ、脚を伸ばせる非常口席やバルク席のメリットが絶大です。
B777-200ER
座席数による違いはあるものの、JGC会員で非常口席を事前指定できますね。バルク席は解放されている席数が少な目です。
B777-200ER(245席)の場合、プレエコの座席が指定できるんですね。知りませんでした。とは言っても、東京発着だと245席仕様のB777-200ERが投入されている路線は少なく、乗る機会は少ないかもしれません。
B767-300ER
個人的にはあまり乗る機会がないんですが一応チェック。非常口席を事前指定できますね。なお、237席仕様のB767-300ERはフライトを見つけることができず、チェックしてません。
B737-800
JAL国際線のB737-800は、過去に1度しか搭乗したことがありません。個人的には疎遠な機材で。問題なく非常口席を指定できます。バルク席は1席だけ解放されています。
全席は解放されてないけど、非常口席やバルク席を事前指定できる
一部の非常口席やバルク席はJGC会員向けには解放されてませんが、全ての機材で一部の非常口席やバルク席を指定できることが確認できました。
SFC会員の場合、機材によっては非常口席を指定できません。でもJALなら、機材によらずJGC会員でも非常口席を指定可能です。
私の会社はドケチなので、出張はエコノミークラスしかダメ。座席指定の観点から、出張はJALに寄せた方が良いと判断しました。
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