Amazonで購入した、グリーンハウスのモニターアーム「GH-AMDB1」のレビューです。3,000円程度の安いモニターアームですが、安定感がある高品質なモニターアームです。モニターアームを試してみたい方や、モニターを頻繁に動かさない方にはオススメです。
GH-AMDB1の基本情報
仕様
対応規格 | VESAマウントインターフェース規格(FPMPMI)100mm / 75mm |
耐荷重 | 10.0kg |
対応画面サイズ | 30インチまで |
可動範囲 | チルト 上90°/下90° パン 左90°/右90° 回転 左180°/右180° |
取り付け可能天板の厚さ | 厚さ:20mm~85mm 奥行:75mm以上 幅:85mm以上 |
寸法 | W80×D500×H510(mm) |
重量 | 約2.2kg |
保証期間 | 1年間 |
画面の前後左右移動ができる4軸タイプ
グリーンハウス モニターアーム GH-AMDB1は、モニターの前後移動ができる4軸タイプのモニターアームです。
支柱とアームの取り付け部分で高さの調整が可能。そして、3箇所の関節でモニター位置を前後左右に調整することができます。さらに、モニターは回転可能です。
GH-AMDB1を購入した理由
安心の国内メーカー
Amazonでモニターアームを検索すると、安いモニターアームがたくさん出てきます。評判の良い製品もありますが、どれも聞いた無いメーカーばっかり。怪しい中華製品で何度も失敗しているので、ちゃんとしたメーカーのモニターアームを探していました。
モニターアームで有名なのは間違いなくエルゴトロンです。しかし、エルゴトロンは1万円以上と値段が高いです。
そこで辿り着いたのがグリーンハウスです。グリーンハウスは国内メーカーなので、サポートなども安心です。ただし、モニターアーム本体は、他社製品のOEMかと思います。
余裕の耐荷重
私が使っているモニターは、三菱のRDT271WLM(BK) という製品です。2010年に購入したモニターなので、この記事を書いている2021年7月時点で、約11年前のモニターになります。
RDT271WLM(BK) は、モニターのみ(スタンド無し)で約6.8kgです。
安いモニターアームだと、耐荷重が8kg程度のものが多いです。8kgあれば十分なのですが、安定度を求めるなら、耐荷重は大きい方がベター。
GH-AMDB1は耐荷重が10kgであり、他の安いモニターアームより頑丈です。
頻繁にモニターを動かすことは無い
モニターアームを利用すると、自由にモニターの位置を変えられるメリットがあります。自由に位置を変えたいなら、ガススプリング式のモニターアームの方が上下左右に動かしやすいです。
しかし、ちょっと考えてみてください。そんなにモニターの位置って変えますかね?
少なくとも、私は頻繁には変えません。たまに、モニターを近づけたいときがある程度です。
そのため、高いガススプリング式のモニターアームは不要で、安い4軸式で十分です。
他社製品の候補
Amazonで同価格帯・同スペックのモニターアームを探すと、BESTEKも候補になると思います。見た限りでは、ブランドが違うだけで、ほぼ同じように見えます。タイミングによって価格は異なるので、安い方を選んで問題無いと思います。
開封と組み立て
厚めの段ボールでしっかり梱包されています。販売元であるグリーンハウスのプリントがされています。怪しい中華製だとボロボロの段ボールに中国語だけといった場合もあるので、グリーンハウスはかなり安心できます。
ネジが入っている袋には、番号がプリントされています。組み立て時に、どのネジを使うか迷うことはありません。とっても親切だと思いました。
マニュアルは丁寧なので、問題無く組み立てられると思います。
組み立て時間は、30分程度でした。
GH-AMDB1を1年間使用した感想
安定性は問題無し
アームを完全に伸ばすと、モニターの重さで、ポールが若干斜めになっている感じがします。しかし、使用上は全く問題はありませんでした。
個人的には、ポールがモニターの裏に隠れるように配置した方が、スッキリした印象になる気がします。
モニターの重さでお辞儀してしまうため、首の部分はキツめにネジを占めました。それでも、モニターの角度を変えることは可能です。
私はモニターの位置を高くしたい派。高い位置で固定すると、27インチのモニターでも回転できます。
前後左右移動は問題無し
ネジをガチガチに絞めず、少し緩めにしておくことで、アームの関節部分を動かすことができます。そのため、前後の移動は簡単にできます。
私のデスクは奥行きが80cmあります。モニターを奥側に寄せると、細かい文字読めない場合があります。そんなときは、モニターを手前に引っ張り、顔に近づけてます。簡単に前後移動ができるのはラクですね。
快適性
モニターが宙に浮いたことで、モニター下に空間が生まれました。私は何も置かないので、デスクの掃除がしやすくなりました。
モニター裏側の掃除は、モニターを動かさないと行けないので、面倒なんですよね。モニターアームを利用することで、簡単に掃除出るようになりました。
モニター付属の台座よりも、高さを出せるようになりました。目線を上げるようになったため、姿勢が良くなりました。
キャップが簡単に外れる
ポールやネジの上に被せるカバーがあります。カチッとはまるタイプではなく、単純に上に被せるだけなので、簡単に外れてしまいます。
ケーブルを取り回したり、掃除で拭いたりすると、簡単に外れるので、けっこうイライラします。
クランプの台座が小さい
クランプの台座がやや小さいです。この台座は、大きい方が安定性が向上したり、デスクへの負荷を分散できます。
実際に、モニターをつけてアームを伸ばし切ると、若干ポールが傾きます。実用上は問題無し。
もう少し台座が大きい方が良いかなと思いました。
私のデスクの天板は、厚さが2cmと薄く、クランプで強く固定するとデスクが破損しそうだったので、補強版を使っています。こちらも、怪しい中華製は避けて、国内メーカー製を使っています。
上下の移動は簡単にできない
これは分かっていたコトですが、モニターの上下移動はできません。モニターの高さを変えたい場合は、付属の六角レンチでイモネジを緩めて、再固定する必要があります。頻繁に高さを変えたい方は、ガススプリング式を選んだ方が良いです。
私は高さを頻繁には変えないので、実用上の問題ありません。
まとめ
Amazonで購入した、グリーンハウスのモニターアーム「GH-AMDB1」のレビューでした。3,000円程度の安いモニターアームですが、安定感のある高品質のモニターアームだと思います。モニターを頻繁に動かさない方にはオススメできます。
たった3,000円の買い物で、ここまで快適になるとは思いませんでした。コスパ最高です。
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