京浜島つばさ公園は、羽田空港周辺の飛行機撮影スポットとして有名な公園です。B滑走路と平行に位置しているので、B滑走路に離着陸する飛行機を間近で撮影できる、素晴らしい公園です。
今回は、京浜島つばさ公園の基本情報と、どんな飛行機写真を撮影できるかご紹介します。
京浜島つばさ公園へのアクセス
京浜島つばさ公園には、バス、車、徒歩でアクセスできます。
バスで行く場合
京浜島つばさ公園には、京浜急行バスで行けます。電車からバスに乗り継ぐ場合は、以下の駅になります。
電車から京急バスへの乗り継ぎ駅
- JR 大森駅
- 京急 大森海岸駅
- 京急 平和島駅
- 東京モノレール 流通センター駅
森24系統または36系統(京浜島循環)乗車、京浜島海上公園下車です。バス停の目の前が、京浜島つばさ公園です。
大森駅からは30分程かかります。
土日祝日のバスは本数が少なく、1時間に1〜2本しかないので、注意が必要です。事前に時刻表をチェックすることをオススメします。
車で行く場合
京浜島つばさ公園には、駐車場が2カ所あります。駐車場は無料ですが、収容台数が少なめ。基本的に駐車できないと思った方がよいでしょう。
A駐車場
- 駐車台数:8台
- 利用時間:
- 土日祝日:8:00~18:00
B駐車場
- 駐車台数:8台
- 利用時間
- 土日祝日:8:00~18:00
- 平日:10:00~18:00
路上駐車している人も多いですが、パトカーが見回りすることもあるため、長時間の路上駐車はやめた方が無難です。
バスで行くことをオススメします。
徒歩で行く場合
東京モノレール 昭和島駅からは、頑張れば徒歩で行くこともできます。Google Mapで調べると、約2.5km、徒歩で30分の道のりです。
京浜島つばさ公園はどんな場所?
B滑走路に平行な細長い公園
トイレと自販機はあり、近くにコンビニは無し
京浜島つばさ公園にはトイレが完備されています。以前は使うのを躊躇いたくなるレベルのトイレでしたが、いつの間にかリニューアルされて、使えるレベルのトイレになっています。
トイレの脇には、飲み物の自販機があります。近くにコンビニなどは無いため、飲食物は事前に買っておく必要があります。
撮影のポイント
南風運用時は時間帯で滑走路運用が変わる
2019年3月29日から、南風運用時は、時間帯によって利用する滑走路が変わりました。2020年3月28までの滑走路運用方式だと効率が悪く、これ以上発着回数を増せない状況でした。東京オリンピックを見据えて発着回数を増やすために、滑走運用方式が変更となった訳ですね。
0:00~15:00と19:00~0:00までの間は、南方面からの着陸機はB滑走路へ誘導されます。B滑走路は京浜島つばさ公園の目の前。着陸機を間近で見ることができます。
15:00~19:00の間は、着陸機はA滑走路またはC滑走路へ誘導されます。この時間帯は、C滑走路にアプローチする飛行機を巡行で撮影できます。A滑走路へアプローチする飛行機も撮影できますが、時間帯的には逆光です。
また、南方面への離陸機は、B滑走路へ誘導されます。滑走路へのラインアップや離陸の様子を撮影できます。
南風運用時の12:00頃-15:00がオススメ
京浜島つばさ公園での飛行機撮影は、南風運用(12:00-15:00)のときがおすすめ。B滑走路に着陸する飛行を目の前で見ることができきます。順光なので、飛行機撮影にもピッタリです。
南風運用(15:00-19:00)でもイイ感じですが、南風運用(12:00-15:00)の方が飛んでいる飛行機を目の前で撮影できるので、個人的には南風運用(12:00-15:00)の方が好きです。
北風運用だと、C滑走路から離陸する飛行機を狙うことになります。小型機だと早く離陸して旋回するので、撮影は難しいです。大型機だと、離陸のタイミングが遅く、旋回前か旋回途中の飛行機を撮影できます。ただし、距離があるので、大型機の撮影で600mm程度は必要です。
京浜島つばさ公園に行く場合、事前にフライトレーダーで南風運用か確かめることをオススメします。春から秋にかけては南風運用の日が多いですが、冬はほとんどの日で北風運用になります。
撮影に必要なカメラ機材
- 南風運用:
- B滑走路へのアプローチ・着陸:150mm以上
- 北風運用:
- C滑走路からの離陸:600mm以上
京浜島つばさ公園で撮影できる飛行機
南風運用(0:00~15:00 / 19:00~0:00)
B滑走路へのアプローチ
南風運用時の0:00~15:00/19:00~0:00は、着陸機はB滑走路へ誘導されます。
B滑走路へアプローチする飛行機と誘導灯を絡めて撮影できます。
空を背景にB滑走路へアプローチする飛行機を撮影できます。
京浜島つばさ公園で撮影していると、B滑走路へ着陸する機体に、着陸に向けて旋回している機体が映り込むこともしばしばアリ。
B滑走路への着陸を真横から
京浜島つばさ公園は、B滑走路と平行な細長い公園です。B滑走路に着陸する飛行機を真横から撮影できます。羽田空港周辺で、飛んでいる飛行機を真横から撮影できるスポットは貴重です。
夜の流し撮り
19時以降になると、再びB滑走路への着陸になります。真横から機体を撮影することができ、視界を遮るフェンスが無いため、流し撮りはしやすい環境です。一方、空港側にはターミナルなどの明かりはなく、滑走路の照明がポツポツと見えるだけ。流す背景が無いので、面白みには欠ける気がしました。
南風運用(15:00~19:00)
南風運用時の15:00~19:00は、着陸機はA滑走路またはC滑走路へ誘導されます。
C滑走路へのアプローチ
写っているのはB滑走路の誘導灯。C滑走路着時はB滑走路を横切るように通過していきます。
C滑走路へ着陸する飛行機は、順光で撮影できます。
夕方になると、西日を浴びて黄色に輝く飛行機を撮影できます。C滑走路に着陸する飛行機を撮影するなら、日が傾いてからの方が面白いです。
B滑走路からの離陸機のラインアップ
B滑走路から離陸する飛行機のラインアップを真横から撮影できます。
A滑走路へのアプローチ
A滑走路側は逆行となるため、A滑走路に着陸する飛行機は、イイ感じに撮影できません。
その他
コロナでお休み中のB777
新型コロナウイルスの影響で激減した航空需要。ANAもJALも大型機のB777は運航を取りやめ、多くが沖止めされています。
ANAのB777-200は、ANAマークも剥がされ砂漠送り直前の状態です。
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