JALから、台湾行きビジネスクラス特別運賃が出ています。東京発で8.2万円から。FOP単価は15.6円/FOPと悪く、JGC修行には向きません。週末に優雅に台湾旅行といったパターンでしょうかね。
JAL台湾行きビジネスクラス特別運賃


- 販売期間:2017年12月28日~2018年7月10日
- 設定期間:2018年1月18日~2018年7月31日
- 出発地:東京・大阪・名古屋
- 運賃:
- 羽田-松山:92,000円+諸税
- 成田-桃園:82,000円+諸税
- 大阪・名古屋-桃園:82,000円+諸税
- 滞在期間:1日~14日
- 予約クラス:X(積算率125%)
運賃やFOPをまとめると、以下のようになります。
羽田-松山 | 成田-桃園 | 名古屋-桃園 | 大阪-桃園 | |
---|---|---|---|---|
運賃(諸税込み) | 100,070円 | 90,110円 | 80,070円 | 80,540円 |
予約クラス | X (積算率125%) | X (積算率125%) | X (積算率125%) | X (積算率125%) |
FOP合計 | 5,788FOP | 5,788FOP | 5,082FOP | 4,778FOP |
FOP単価 | 17.3円/FOP | 15.6円/FOP | 15.8円/FOP | 16.9円/FOP |
修行に利用するにはFOP単価が悪すぎますね。修行には向かないでしょう。
2017年のセールよりも高め、お得感は微妙なライン
台湾行きの特別運賃は昨年も実施されていました。運賃の記録していないのですが、成田-桃園で70,000円+諸税でした。それを考えると、今回は少々高めです。
また、フライト時間の割に運賃は高め。マレーシア航空や中国国際航空であれば、10万円あればシンガポールまでビジネスクラスで行けてしまいます。
JALであることを考えても、先日のクアラルンプールのビジネスクラスセールは9万円台でしたし。
使用機材も考える必要あり
台北線は機材も微妙なところ。利用機材は、B737-800、B767-300ER、B787-8のいずれかで、シートは以下のようになります。
機材 | ビジネスクラスのシート |
---|---|
B787-8 | JAL SHELL FLAT NEO |
B767-300ER | JAL SKYRECLINER JAL SKYLUXE SEAT |
B737-800 | JAL SKYLUXE SEAT |
B787-8であれば、シートはJAL SHELL FLAT NEOとなります。それ以外だと、JAL SKYLUXE SEATやJAL SKYRECLINERとなります。

フライトの選択画面でも、シートの種別が出てきます。
最近JALが力をいれているJAL SKY SUITE系のシートではなく、一世代以上前のシートですね。
最新のビジネスクラスを想像して搭乗すると、ガッカリするかもしれません。
とはいえ、フライト時間は4時間ですし、JAL SHELL FLAT NEOやJAL SKYRECLINERであれば、十分快適。バンコク線で利用したことがありますが、十分快適でした。
ただし、JAL SKYLUXE SEATは避けた方が無難かと。私はJAL SKYLUXE SEATを経験したことがありませんが、結構年期が入っているため、一部では不快ラックスと呼ばれてたりするみたいです。
まとめ
JAL台湾行きビジネスクラス特別運賃は、FOP単価が15.6円/FOP(東京発の場合)。そのため、JGC修行には向きません。
週末にビジネスクラスで優雅に旅行といったケースでは利用できるかと思います。ただし、利用機材には注意が必要。JAL SKYLUXE SEATは避けた方が良いかと思います。
個人的には微妙かなと思ったビジネスクラス特別運賃でした。
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